日本初!ティール・スワン オンラインワークショップ
以前ご紹介したYouTubeでおなじみのスピリチュアルティーチャー、ティール・スワン氏の日本初オンラインワークショップ「なぜ孤独を感じてしまうのか」が、9月27日にZOOMにて開催されました。私も参加させていただいたので、感想をご紹介します。
通常、ティールのセミナーは、観客が参加するグループワークが中心になるのですが、オンラインならではのクローズドな雰囲気で受けることが出来ました。基本的にはティールが話をして、音声で参加している通訳さんが日本語にし、ワークショップの参加者は質問があれば挙手のボタンを押し、カメラとマイクを回してもらうシステムです。全員の顔がパソコンの画面に映る訳ではありませんが、質問をするチャンスが巡ってくれば、ティールと並んで画面にでかでかと映りますので、気になる人は余所行きの恰好で参加してください。
さて、当日、開始時間となり、いつも通りのナイススマイルで現れたティールは、体外離脱で数回日本に来たことがあること、日本人の集合的バイブレーションについて、ごく簡単に話しただけで、いきなり参加者からの質問にマイクを回して質問を募るという大胆なスタイルでワークショップをスタートさせました。
正直、この時点では、戸惑った方もいたと思います。「お前が話すんじゃないのかよ?」状態ですからね。しかし、その戸惑いも一瞬でした。一人目の方の質問にティールが答えていく中で、彼女の正直さ、直感の鋭さ、問題を紐解く手腕の鮮やかさが、すぐに明らかになったからです。
ティールはグループのバイブレーションを見て、すべての参加者がそこにシンクロし、自分に必要な気づきと変容のエネルギーを受け取れるようなワークを行っていきます。今回、私たちのグループに共通するバイブレーションは、「型にはまらない思考」、「ゲームチェンジャー」、「理解されないという思い」でした。自分のことだと思ってドキリとした人は何人いたでしょうか。まさに、彼女の手中に見事にはまって行く感じがありました。
孤独とは、つながれない感覚
今、この記事を読んでいる人の中で、人生に「孤独」を感じる人は、それほど多くないのかも知れません。家族がいたり、仕事や趣味があったりすれば、考える機会も減るでしょう。けれども、人生で「周りの世界とつながれない自分」を感じたことがある人は、決して少なくないと思います。
そして、今回のワークショップでは、まさにその点を取り上げていました。
ティール曰く、孤独とは3つの要素で構成されています。それは「分離の感覚」、「恥」、「恐れ」です。
「分離」については、このように説明していました。(以下は内容の抄訳です)
分離とは、自分は周りのものとは違うという考えです。そう感じながら暮らす人のほとんどは、自分を安全に保つには、周りから分離していなければいけないと考えます。彼らは他の人と一緒にいたいと願いながらも、誰かと近づき、あるいは他者と溶け合っていくことに非常に脅威を感じます。その脅威を感じているがために、自分を孤独にしているのです。
なるほどと思いますよね。そして恥については、日本人の持つメインのバイブレーションのひとつであると話した後、その感情をこのように分析しました。
恥とは、自分の中の何かを、他者が承認・賛成しなかったことによって、つまり他者が自分の一部分を押しのけたことによって生じる生物的な反応です。この時の他者の見方を自分が採用することで、私たちは自分の敵になります。ですから、自分の中の分断がとても強くなるわけです。自分が自分を拒絶している状態で他人と交流しても、全く自信が持てません。自分はこういう人ではないということを他人に納得させようとしている状況です。そして、押しのけた部分を認めると、何かよくない問題が起きると思っています。これを克服するには、押しのけた部分を、再び自分と一緒にするという行為が必要です。
つまり、恥とは誰かに認めてもらえなかった自分の一部分を、自分から切り取って隠そうとする時に感じる感覚だと言えます。その部分をなかったものにしようとしても、実際はそこにある訳ですから、受け入れるまでは違和感が終わらないわけです。これは誰にも思い当たることがあるのではないかと思います。
そして最後に「恐れ」については、このように言っていました。
恐れとは、自分から何かを遠ざけようとする時に起きる反応です。恐れの反対は愛であり、愛とは自分の中に取り入れて行くことです。
「愛とは自分の中に取り入れて行くこと」という分析を聞いただけで、目がばちーんと見開かれたような気分になりますが、その一瞬の気分だけで、実際に恐れが消滅することはないですよね。そこをどうするかを、ティールがグループのバイブレーションを見ながら、ワークとして伝えてくれるわけです。
私が好きなティールのよいところ
英語でbullshit(略してBS)という俗語があって、Googleに翻訳してもらうと「でたらめ」という絶妙な訳が出てくるのですが、ティールのよさは、まさにノーBSなところです。ごまかしや、余計な飾りや演出は一切使わず、どんな感情に対しても非常にフェアに向き合います。だからこそ、私たちもノージャッジで自分を見つめることができます。
実際、世の中には、決して人生を快適にしないスピリチュアルがあると思うんですよ。それはそれで構いません。知的探求はわくわくします。けれども、牡牛座の私は、問題を解決し、人生を楽しく快適なものにしない教えや考えは、あんまり面白いと思わないんですよ。そのためのコアとなるワークは、ごくシンプルで、普遍的なものです。つまり自分の感情をどう眺め、分析し、どのように扱い、いかに世界と向き合うか。ティールのワークショップでは、その方法を学べます。サイコセラピーやシャーマニックヒーリング、なんなら退行催眠とも通じるところがあり、効果は確実だし、一度習得すれば、たいていのことに応用可能ですから、ある意味、一生ものだと思いますよ。
ティールのワークショップは、あと2回開催されます。
- Day2 10月4日(日)「Authenticity―嘘のない真実の自分になる」
- Day3 10月11日(日)「関係性における信頼と自己信頼」
どちらも午前10時~12時です。
これは「シンクロナイゼーションワークショップ」と呼ばれていて、大きな意味でのグループワークなので、参加者全員に質問の順番が回って来るわけではありません。しかし、全体のバイブレーションを見ながら行いますので、質問者に選ばれた人を通じて全員が自分に必要な気づきを得たり、変容のエネルギーにつながることができます。グループの引き寄せを信頼し、楽しんでください。
実際、私はこのワークショップが終わると、まんまるな世界の中で安心して遊んでいる子どものように、無防備でオープンになっている自分を感じました。そして、沢山の気付きの宝物を、ぜひ家族にシェアしたいと、喜び勇んでリビングに駆け付けましたからね。
ティールのプロフィールやワークショップの詳細は、以下のリンクよりどうぞ。なおワークショップは、終了後、約1か月の期限付きで繰り返し視聴できます。
日本初開催!ティール・スワン2020年オンラインワークショップ・スケジュール – VOICE/シンクロニシティジャパン
ティールは名言を連発していましたけど、その中のひとつに「エナジーバンパイアは世界でもっともパワフルなヒーラーになる」というのがありました。思わず山田君に頼んで座布団を5枚くらい届けてもらいたくなりました。
世界は、ちょっとごちゃごちゃしているくらいで全然安全だし、問題ないと最近よく思います。
わーメタさん、レポありがとうございます。
私は在米ですが、日本でのティールの活躍を興味深くみています。
「分離」の感覚。まさに最近自分のテーマであると感じていたことでした。
怖いんです、他者に近づかれると自分の世界をぶっこわされそうで。
それさえもきっと幻想なんですけどね。
次回のレポも楽しみにしています。メタさんありがとう。
エナジーバンパイアが最高のヒーラーかぁ~・・・
私のレベルだとやっぱりエナジーバンパイアは迷惑に感じますが(笑)
でも、彼らの存在のおかげで自分ができる「対処」の幅が広がるのは確かだな。
次回ワークショップのテーマ「嘘のない真実の自分になる」は
今、自分なりに励んでいるところで・
周りの人から見たら「ついに本性を現したな!?」と感じる面も多いんだろうな~と思いながら
でももう「本性」(←素)を隠すのも違うと思うので、ちょいちょい小出しにしてます(笑)
「他」とのバランスを取りつつ、嘘のない自分で居られたら気持ちいいだろうな✨
エナジーバンパイア~
昔『大嫌いな人ほど、あなたの癒し人』ってフレーズが浮かんで
はぁ?なんで?って思ったけれど
私が引き寄せてんのかぁ、と
他者への自己投影の仕組みを知って
すごく腑に落ちたことがあります
恥 や 恐れ の説明が絶妙ですね!
恐れは遠ざけようとすること 。愛は自分の中に取り入れること。
すべてを取り入れていける自分になれたら素晴らしいですね!
あと2回の ワークショップの テーマもとても興味深いです♪
人生は、思考の連続ですが、その多くは解決策を考える道程の様に思いました。
家庭の問題、孤独感、人との関わりについても。
解決策がわからずとも、いつかその道程こそが、自分を成長させてくれたと
わかる様になります。
ですからね、年をとるって素敵な事よ。
私は今の自分が一番好き、ですよ。
メタさんのシェア、そしてここに並ぶ皆さんのコメントに感謝します。さあ、2020年も遂に遂にクライマックスの3ヵ月!
「エナジーバンパイアは世界でもっともパワフルなヒーラーになる」
という言葉、自分なら
「エナジーバンパイアは世界でもっともパワフルなヒーラーである」
と記しますね。
口から入る食べ物は「美味しい美味しい」と言い「いただきます」とせっせと感謝して食べるけれど、糞尿については「くさい、汚い」と忌み嫌い眉をひそめているようでは、世界の半分に目が開いていない状態。
咳、くしゃみ、糞尿、痛みなどが果たしてくれている仕事の偉大さを思えば、人もまたしかり。
それを徹底的に理解する道のりでしょうか。
ワークショップ後にホクホクしながらリビングに駆けつけるメタさん可愛い☆
ティールスワンの「自分を愛せなくなってしまった人へ」を読んだことありますが、彼女の幼少期の経験が過酷すぎてサスペンス小説を読んでいるような感じでした。
日にちが全部合わず受けられなかったけれど、またワークショップ開いてくれたらいいな。