バシャール@コンシャスライフ万博
LAで行われたコンシャスライフ万博のレポートの続きになります。まず、本題に入る前に、バシャールの物販ブースの様子を覗いてみましょうね。ちょうどワークショップやセミナーが行われるフロアの一角にありました。
せっかくだからと並んでいるブースを順番に端から見ていたら、バシャールのブースの手前で、お店の人に「あなた、バシャールって知ってる?」と声をかけられました。「そりゃ知ってますよ。メタフィジカルコミュニティの超有名人じゃないですか」と言うと、「それなのに、なんだってこんな片隅に追いやられてるのかしら…」と、彼らのブースがあまりに地味な立地にあることを笑っていました。写真では分かりにくいですが、実際、廊下の奥まった場所の、さらに角地にブースがあって、あまり目立たないんですよ。
それを聞いて、隣で出店していた人が「いやいや、これはエネルギーが流れ込んで、ヴォルテックスになるようにデザインされているんだよ」と、いかにもスピリチュアルな返しをしていて、私もウキウキしました。やっぱりフェスティバルはこうでないと。
肝心のブースの方は、こんな感じでした。Tシャツ、エササニコンタクトクリスタル、DVDなどが並んでいます。
オンラインストアでも買えるので、欲しい人はチェックしてみましょう。
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会場の様子
昨年同様、バシャールは最終日の夕方という大トリの枠で登場しました。昨年と比べると今年は観客が私の体感で三倍増しくらいになっていて、開場を待つ人の列が、ホテルの廊下のずっと奥の方まで続いていました。後になって、写真を撮っておけばよかったと思ったんですけどね。この時、私は携帯の充電をしながら、すっかりぼけっとしていました。
そんなこんなで会場に入って、慌てて撮ったのが下の写真です。熱気むんむん、会場いっぱいの頭の向こうに、小っさいバシャールが見えます。なにしろ混んでたんですよ。
しかも今回からガイアGaiaという、スピリチュアル系Netflixのようなオンラインメディアがスポンサーについて、セッションはライブストリームでも配信されました。
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バシャールが語る”パラドックスの力”
今回のセッションのテーマは、「パラドックスの力 The Power of Paradox」というものでした。英語のparadoxには、「逆説」の他に、「矛盾」「二律背反」「論理的不一致」などの意味があります。これが意味するのは、互いに相反する性質ものが同時に存在するという状況です。たとえてば、「好きだけど嫌い」とか、「やりたいけどできない」など、私たち人間にはおなじみの状況です。
パラドックスとは、いわば人間にはつきもののテーマですから、バシャールはこれまでにも様々な場所で言及しています。バシャールによると、そこには私たちの気付かない力があると言います。
このテーマについて、万博の告知ビデオでは次のように話していました。
”パラドックスとは、どのような仕組みか理解してください。たとえば「私にはコントロールできない」と思う時、その思い自体をあなたはコントロールしています。つまりきちんとコントロールできているのですから、わざわざ学ぶ必要はないのです。問題となるは、何をコントロールしたいと選ぶかについてです。同様に「信頼が持てない」と思う時も、そこにもパラドックスがあります。「信頼の不足」などというものは、存在しないのです。あなたたちは、常に何かが真実であると信頼しています。そうでなければ、どんな経験もあり得ないのです。ですから、信頼を学ぶ必要はありません。それは自動的について来るものだからです。問題は、何を信頼するかです。疑いとは、信頼が不足している状態ではありません。疑いとは、100%鋼の意志で、何かがあなたの真実から外れていると信じることです。”
万博でバシャールが話していたのは、私たち人間にとって特に難しく感じる5つの概念があって、それは「信頼」「力」「自信」「コントロール」「つながり」というものでした。私たちは「信じられない」「自信がない」「つながれない」などと思いがちですが、実際は「信じられない」と強く信じ込んでいたり、「自信がない」という考えに莫大な自信を持っていたり、「つながれない」という考えと深くつながっていたりします。つまり、出来ないと思っていることも、実際はきちんと出来ているのです。しかしネガティブな考えは、時に非常に強く私たちを突き動かしますよね。それなら、その力を使って「何を信じたいか」「何に自信を持ちたいか」「何とつながりたいか」を選んだらどうですかという話でした。
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悩んだら、望むバイブレーションにつながることを選びましょう
このパラドックスの話は個人的に面白かったので、もう少し掘り下げたいと思います。以前、ダリルが「カッティングエッジコンシャスネス」というYouTube番組にゲスト出演した際、パラドックスの持つ力について、こう話していました。
”パラドックスが力となるのは、互いに異なる物事を同時に理解している状況だからです。あなたは二つの物事のちょうど真ん中、つまりバランスポイントに位置することになります。”
”(多次元的世界とは)「これか、あれか」ではなく、「これとあれ」だということです。そのような考え方をするには、私たちは意識を広げ、物理世界では正反対に見える物事を同時に内包する必要があります。けれども、より高い視点から見れば、それらは単に同じ一つの意識の別の側面です。そこには可能性と選択があるだけなのです。”
”二つが別々のものに見えたとしても、違うラベルをつける必要はありません。別々のラベルで分けることによって、あなたはそれぞれについて別の経験をします。けれども全体をホログラフィックのように眺め、その気づきとともに瞬間を生きることもできるのです。”
”バシャールは、私たちの意識の中には、(意味を理解するための)ストーリー構造が埋め込まれていると言います。(意味とは)私たちが自分にどのようなストーリーを話して聞かせるかということに過ぎないのです。異なるストーリーを話して聞かせるなら、すべてが変わります。ストーリー構造にはアーキタイプ(元型)があり、それは物語や映画にあるのと同様です。”
世の中の悩みや争いの多くは、パラドックス構造から来ていますよね。違う意見のぶつかり合いです。けれども自分の信じる意味は、自分の持つストーリー構造のアーキタイプ(経験に基づく価値観と言ってもいいかも知れません)に従って出来ているに過ぎず、別の人はまた別のアーキタイプと意味を持っています。
その状況を「これか、あれか」ではなく、「これとあれ」のように考えることができれば、物事の見方は変わります。
「現在は過去の結果でななく、未来の結果だ」と、バシャールは言います。何を自分の未来に望むかで、現在の自分のあり方が変わるのです。
頭の中で同じストーリーを繰り返し、行き詰まった気分になるより、楽しい気分で味わった方がいいですよね。そのためには、ただ、楽しい気分を味わおうと選択することから始まります。
”どの瞬間もユニークで、新しく、ゼロ地点です。”
”あなたにとって、まさに正しい方向、正しいバイブレーションへとつながるストーリーを自分に言い聞かせてください。それが本来のあなたにつながっているのです。それがあなたの本当のストーリーであり、本当の周波数です。”
こう言ったら語弊があるかも知れないですけど、私にとって、バシャールを含むETチャネラーの話で個人的に興味があるのは、ET文明や銀河史、ファーストコンタクト等ではなく、そもそも宇宙人がいるかどうかすら全然気にならないんですよ。もちろんそれも面白いんですけど、私にとっては、彼らが物理世界の表面的なラベルや意味、価値判断を取り払って、エネルギーやバイブレーションという、ただの物質的な観点から、現実のあらゆる仕組みを説明するのが好きです。それこそが、物理(フィジックス)を超えたメタフィジックスであり、だからこそバシャールもあらゆる層にアピールするのではないかと思います。
もちろん3次元の世界は複雑ですから、「これとあれ」で解決しないことも沢山あります。でも、身近なところを見ると、意外とそれで多くが解決してしまうんじゃないかと思います。いつでも一番パワフルに結果につながるのは、自分がどう生きたいかという選択ですからね。そして選択は、今ここから始まります。
バシャール、ずっと好きだったけど最近は特にもっと好きになりました。自分もこういう場所でバシャールに会えたら素敵だなぁと思いました。
私、昔は、バシャールとエイブラハムはどっちが高い波動を持っているんだろう?って、よく考えて夢にまで出て来た。表彰台に立つふたりがいた。
バシャールが、自分たちよりも遥かに進んだ文明はあるけど急がないよ。わくわくに従うことで自分たちもやがて到達することを知っているからね。
……みたいなことを言っている言葉を読んで不思議な気持ちになった事がある。誰よりも高い場所に誰よりも速く行きたい!って、思わないんだ。。
私、自分の意識レベルがここ最近とてつもなく上昇したと思うんだけど、宇宙の追い風のおかげもあると思うけど、バシャールも追い風の恩恵は受けてるのかな?受けていたら良いな。
ここ半年位で
バシャールを始めとして
宇宙人たちの話しかたが変わって
よく分かる感じに変化してると思います。
前は言ってることが
かまぼこ切ってるみたいに
紋切り型で今ひとつ分かりにくかった。
言葉と言葉の行間がないみたいに
『〜です。』じゃわかんないよと
思うことも多かったのに
今は行間から意味があふれてるように
感じます。
こちらの理解力が増したと判断されて
伝える内容がステップアップしてると
思います。
前は分かりにくくてふぅ〜だったけど
今は情報多くてふぅ〜です。
次のステップは
もっとふぅ〜なぐらい
情報が来るようになるだろうから
これも練習ですね。
宇宙人が地球人を信頼し始めてるのだと
感じます。
激アツ!!
こういうのが好きなんだーー!
改めて、まとめて、発信してくださってありがとうございます
私も情熱をそろそろ外に放出したい、循環させなきゃ
私も10年くらい前に、未来から今ができてるんだよって、空気に教えてもらったことがあります。
一瞬は腑に落ちたのに、頭では理解できないし、誰かに上手く説明することもできなくて、ずっと思い出の中にしまってありました。
とってもわかりやすい説明に感動しました。
すっきりです。
ありがとうございます。
メタさん、大変興味深い記事でした。 ありがとうございます
自分の旅路を通して、知識を深く落とし込んでいきます。
それにしても、いつもクールなメタさんが今回の記事に対する熱量にちょっと惚れそうでした。
すごくいいですね!
ここ最近と長い間のもやもやにヒントや答が来たような!
ゆっくり考えてみます(^-^)v
正反対に見えること 自分はその真ん中に位置してる つまりそのシーソー!が釣り合ってればいいのかもしれませんね!
今回もステキなメッセージありがとうございます!
私の日々はこのシェアとともにありますよ♪
コメント送っている人たちのメッセージの波動が高いので驚きます。メタさんがたくさん居る!と思いました。
でも、実際今回のメタさんの情報凄くためになるの感じます。
特に・・・現在は過去であると共に未来でもある、同時に今と言う瞬間が両方に繋がっているのだと・・・しかし思考の癖で、詰まり3次元的理解のためにどうしてもこの今が過去の方に偏りがちな自分を客観的に判断できます。
だから★今は未来の結果だ!と言う見方の転換には脱帽しました!今回のテーマである、素晴らしいパラドックス転換に感動しました。これぞパラドックスの極地!
さすがバシャールだと思います。 ありがとうバシャール^^
パラドックスの証明が奇跡で、奇跡の証明がパラドックスだと思っています。
「ありえない」がありえる。
些細なことも「ありえないことが起こっているのかも」と思えることとか。
パラドックスが力になるなら、
不完全という完全な自分は、素晴らしくパワフルなんだろうなと思います。素晴らしくパワフルなんだと思えれば。
中途半端な自分は端と端の途中の半分の所の「中庸」かもしれなくて、意識や視点を変えればどこに辿り着かなくても「今ここの自分」がゼロポイントになれる。
今湧き出た願いや希望は、未来の自分が今の自分に届くようにと願った声かもしれない。
今この瞬間の自分の思考は、自分だけの思考じゃないかもしれない。過去や未来の自分からのメッセージかもしれないと思うと、いつも自分の声は無視できないなと思います。
今の自分の一瞬のエネルギーも過去や未来の自分に影響するなら、やっぱり自分という存在をただ尊重したいなと思います。
なるべくなら少しでも魂の中の全自分に響くように。
捉え方で矛盾が成り立つのが、スピリチュアルの好きなところです。
めたさんありがとうございます(^^)
上手い表現ですね^^ 同意します。 パラドックス・・・今回のテーマ凄くいい^^
「いつでも一番パワフルに結果につながるのは、自分がどう生きたいのかという選択」
この一言で、最近感じていたモヤモヤが吹き飛びました\(^o^)/
メタさんいつもありがと❤
ここ最近 本当に望む自分の姿をイメージしてそれを確信すること(本来の自分は何かを自覚する)がテーマになっており 今回の記事はダイレクトに響きました。
「よしっ」と力が湧きました、ありがとうございます!
時間の中で生きている私達が、本当は時間はないと捉えることが出来たら、可能性は無限に広がるという矛盾がたまらないです(^^)
パラドックス、いいですよね♪
ありがとうございます。