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『奇跡のコース』のページから風が吹く件について

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『奇跡のコース』とは

https://centerforacourseinmiracles.org/acim

『奇跡のコース(A Course In Miracles, ACIM)』は、アメリカ人心理学者ヘレン・シャックマンが、イエス・キリストの「声」が伝える内容を書き記したと言われる文書です。1965 年 10月12日、コロンビア大学の医学心理学部准教授として勤務していたヘレンは、内なる声によるメッセージを聞きました。それは次ように始まりました。「これは奇跡のコースです。メモを取ってください」。この聞き書きの内容は、当時心理学部長であったウイリアム・セットフォードら協力で書籍にまとめられ、1976年の発売以来、27言語に翻訳され、300万部以上を売り上げました。

『コース』の中では、人生で達成できる最大の奇跡とは神の愛を知ることであり、その愛を認識するためのブロックである恐れを取り除き、愛と一体化することが伝えられています。メインとなる本文に、学習者用ワークブック・教師用マニュアルを加えた3パートで構成され、365日のレッスンに沿って自学自習できる仕組みです。

アメリカでは、お茶の間で人気のテレビ司会者オプラ・ウインフリーの紹介によって、一躍有名になりました。

 

『コース』をめぐる批判と論争

ヘレン・シャックマン – A rare recording of the voice of Helen Schucman by MIracle Network on YouTube

一般的に『コース』は、ニューエイジ/スピリチュアリティのジャンルに分類され、キリスト教と無関係という立場を取っています。しかしキリスト教側からすると、イエスの名をかたり神の教えに反する内容を流布する書物であり、非常に危険だと批判しています。

また『コース』は、CIAがマインドコントロール研究のために資金提供したプロジェクトだったという疑いもあります。『コース』の制作・編集に協力した心理学者のウイリアム・セトフォードは、コロンビア大学に勤務する傍ら、CIAの洗脳実験・MKウルトラ計画に参加していたのです。

ACIM側の確認によれば、確かにセトフォードは1971年から78年にかけてMKウルトラのサブプロジェクト130番「パーソナリティ理論リサーチ」に参加していました。しかし『コース』の制作はそれ以前から始まっていて、CIAが資金提供したという事実はありません。彼の行った「パーソナリティ理論」リサーチが、果たしてマインドコントロールに直接関与したかどうかも定かではありません。

70年代冷戦下のアメリカは奇妙な時代で、ソビエト連邦の脅威におびえるあまり、オカルトとサイエンスの境界が揺らいでいました。多くの学者が参加したMKウルトラ計画に関するCIA文書は既に破棄されていて、全貌は不明のままです。

 

『奇跡のコース』のページから風が吹く件

Image by congerdesign from Pixabay

さて私は、今年の春、近所のブックフェアに出かけた際、チャリティ中古本セールの棚で『奇跡のコース』を見つけました。なんせ有名タイトルですから、大まかな内容は知っていましたが、今まできちんと読んだことがありません。この際だからと、思いきって購入しました。

家に帰って早速本を開いたのですが、読み進むうちに、どうも顔のあたりに妙な感覚があるのです。それは風圧のような、磁力のような、もしくは焚き火の前で顔がジリジリするような感覚でした。よく観察するまでもなく、それはちょうどクリスタルやオルゴナイトにあるのと同様のエネルギー圧だと感じました。印刷物からでも、曼荼羅やヤントラなどにはエネルギーを感じることがありますが、ただの文字からエネルギーが出るなんて、そんなことあるかいなと思いつつ本を閉じると、圧は消えました。

私が購入した『コース』は、3冊のテキストがまとまったオールインワンでした。そのボリュームのコロコロコミックと見まごうようなあまりの分厚さに、第一章を終えた時点で早々に脱落した私は、『コース』をコーナーテーブルの置物にしていたのですが、ある晩、寝る前のベッドサイドストーリーとしてCCに『コース』を読んでもらうことにしました。ちょうど私たちは子ども時代にどんな物語や絵本を読み聞かせしてもらったかという話をしていたので、その延長の思い付きだったのです。CCはベッドサイドに腰かけると、適当なページを読み始め、私は横になって聞いていました。すると、ものの一分も経たないうちに、周囲の空気が変わり始めたのです。CCは昔、おばあちゃんに読んでもらった聖書を思い出していたのか、おごそかに朗読を続ける中、私は注意深く観察していました。どうやら『コース』は、文字からエネルギーが出ていると言うより、エネルギーを物理的な形に落とし込んだものであり、それが書籍上では文字になり、声に出せば音の形になるのだと感じました。私が教えの内容に影響されてエネルギーを感じたのではありません。なぜならこの時、私はCCが何を言ってるかさっぱり分からなかったからです。『コース』は聖書のような文体と用語で書かれています。英語の聖書を読みつけない私には、ネイティブが通常の速度で読み上げる内容をリスニングで理解するのは不可能なのでした。

これまでチャネリングによって書かれた本は何冊も読んできましたが、『コース』のような体験は初めてでした。だから何というわけではありませんが、世の中には不思議なこともあるものだと思いました。


奇跡のコース 第1巻 テキスト―普及版


私の冬休みも明日で終わりです。みなさん、またいつかお会いしましょう。なお『コース』はその後、本棚で積ん読しています。三冊セットは筋トレかと思うほど重いので、手ごわいです。

「『奇跡のコース』のページから風が吹く件について」への11件のフィードバック

  1. 明けましておめでとうございます。 久々にupされて久々の友人に再会したようでとてもうれしく思っています。 「奇跡のコース」から風が吹くとはすばらしいですね、私は「奇跡のコース」の学習者で10年以上学んでいる者です。 「奇跡のコース」は大内さんが訳された物とその他関連書物数知れずそして勉強会やワークショップに参加していきやっと自分のものになってきたと最近感じています。 「奇跡のコース」は徹底的にエゴと向き会うので居心地が悪いです。これは利き手とは逆の手で箸を持つようなものでイラつきます。私たちはエゴに慣れてしまっているので(エゴと自分を同一視している)自動的にエゴのほうが使いやすいのです。しかし「奇跡のコース」を学んでいくと自分をより観察するようになるので見たくない自分も見るようにになるので一時的に辛くなる時期もあるのでdrop outする人がいるのも事実です。 私が思うには覚悟と勇気が必要になると思います。ただdrop outするのが悪いと言っているのではありません、イエスは自由意志には介入しませんし私もそれは選択の自由だと思っています。 10年以上学んできた者として言えることは自分が自分らしく生きている事が素晴らしいと言えることです。 心が静かになり何かに対してもup setせず(反応に支配されず)ただ”ある”だけであり、今この”瞬間”に生きているようになるってすばらしいことだとおもいませんか? 地球のほとんどの人が過去を後悔し、未来に不安を抱き、今というこの瞬間に罪悪感を持って生きています。私もその一人でしたけれども今は違う生き方を選択しています。「奇跡のコース」はあくまでも違う生き方を提供しているにすぎません。 「奇跡のコース」が世の中の中で一番だとは思っていません、一つのツールに過ぎないのです。 「奇跡のコース」を取り上げたことにうれしく思います。 「奇跡のコース」の関連書籍でお勧めは「神の使者」を書いたゲイリー・R・レナードさん彼の目の前に2人の精霊(ガイド)が現れ「奇跡のコース」を教えていくストーリーになっていてとても分かりやすく初心者が読んでも入りやすいと思います。 もう一つは大畑 学さんが訳された「奇跡のコース」の原書でこちらは英語の解説もなさっているので英語の勉強にもなると思います、また大畑さんの解説が素晴らしく「奇跡のコース」の深みが増します。どちらもkindleで購入可能です。もしご存じでしたら失礼をお許しください、長文になった事をお詫びいたします。  世界中の人々が愛に目覚めますように。
    有難うございました。                愛しています。         ワンダラー 

  2. 私もメタさん同様積読化してます笑笑。
    なんか全部読まなくても同じことの違う表現だな?と気づいた時点で手から自然に離れました。でもとても大切な本でこの数冊だけは手製の本カバーをかけて枕元にいつも置いています、読まないのに笑。天使が宿っているような気がするのです。

    また、エネルギーを物理的に文字に落とし込むという表現にも肯首しきりです。翻訳して日本語に変換された時、クオリティを担保するのがいかに難しいかも感じます。ちなみに風は感じませんでした残念。日本語訳だからかな。ただ文章の背後に真理へ繋がっているエネルギーの道は感じます。
    仏の魂の入ってる仏像とそうでない仏像の違い、みたいな感じ。

    奇跡講座の中でキリスト教文化圏に育たなかった自分は贖罪という言葉に乗った意味がどうしても腑に落としきれずにいました。
    ほどなくして出会ったマハルシ、マハラジ、ラメッシの系譜、それからOSHOとインド系の覚者を読んでから逆に奇跡講座の言っていることがすんなり理解できたという経験をしました。私自身過去世で何度か僧侶や神官をやっていたからエネルギーが東洋的に波長が合いやすかったようです。

    どちらも最終的に同じことを別の表現で言い表しているに過ぎないのですが、
    奇跡講座はやはり講座ですから真理を何とかして言語で表現しよう、そこに辿り着くための道筋を照らしてあげようという姿勢がメインでナビシステム的。キリスト教的愛アガペー前面押し出し。音声にしてエネルギーが動き出すという懇切丁寧なシステムなのですね。それは初めて知りました。読経みたいなものかな。
    マハラジは理解が起きるか起きないかも人はコントロール出来ないとりあえず眺めることしか出来ないからそれだけやりましょうねそれしかできないしと断言一声のみ。その言葉は真理の光の一閃がマインドの迷妄な分厚い雲を突き抜けるがその時天を仰いでいたのか俯いていたのかで光を目撃できるかどうか。そんなある意味身も蓋もないけど深い慈愛が横たわっている感じです。
    とか書いてると既に悟ったみたいになりますが残念ながらぜんぜんそんなことはないです泣。

    いろいろ本を読みましたが、真理をついてる本はみな似たようなエネルギーがあるように思います。それが最終形態を記述してるのではないにせよ。エックハルトトールのニューアースなんかもそう感じました。

  3. 数年前から奇跡のコースレッスンをしています。私はコースをしてから何だか気が楽になりました。色々余計なものが落ちてきて、何だ私でよかったんじゃん的な笑笑?
    私はコースのレッスンをしている時、何らかのエネルギーに包まれるような感覚がありますので、なんかこの記事とてもうれしいです。

  4. 奇跡のコース、実は過去に二回読もうとしたのですが、最初の数ページを読んだだけで謎の拒絶反応が出てしまい長い間忘れ去られそのままになっていたんですが、このコロナ禍でまた手に取り読み始めたところ、今度はぐいぐい引き込まれてあっという間に完読、ワークブックは現在進行中です。メタさんの感じるエネルギー、よく分かります。これまでのスピリチュアルの旅で様々な書物に触れてきましたが、コースには次元の違う衝撃を受けた感覚です。同時に最終駅のような、やっと着いた安心感があります。わたしにとっては今がベストタイミングであったんだろうなと思います。

  5. 至道無難
    唯嫌揀擇
    但莫憎愛
    洞然明白

    道に至るのはなにも難しいことではない
    ただあれは良いあれは嫌いとえり好みをしなければよいだけだ
    憎むや愛するやの囚われがなければ
    すべては自然と明白となる

  6. おかえりなさい。❤
    おひさしぶりです。
    あけましておめでとうございます。
    元気そうで何よりです

    メタちゃんもいろいろあったんですねー。
    私も色々ありました。でも、まだ地球乙女さんの上でお世話になって暮らしています
    新年早々、メタ通再開が今年一番のニュースかもね。

    諦めながらも、覗いてみるかとアクセスしたら…

    コロコロコミック、ウケました
    私は、スパイファミリーにハマってます

  7. 子ども時代の読み聞かせをお互いに‥なんて素敵な実験でしょうか。
    記事を読む私の胸にも、何かあたたかな着火が起こりました。

  8. わ~い!
    メタさんが戻ってきた〜!嬉し〜♪
    覗いたら更新されていて本当に嬉しいです♪
    『奇跡のコース』たぶん初めて聞きます。内容は知りませんが「エネルギーを物理的な形に落とし込んだものであり、それが書籍上では文字になり、声に出せば音の形になるのだと感じました」このことが興味深いです。エネルギーの振動が文字や音へ自在に変換される感じが伝わってきました。そしてメタさんの「風が吹く」という表現がグッときました。

  9. メタさん

    おかえりなさい!!

    久しぶりに友人に会えたような感じで、とてもうれしいです。

    無理のないペースで、スピな話をシェアしていただければ幸いです〜^_^

  10. ワンダラーさん、素晴らしいですね。
    私もエゴと戦っているので、落ち込んだりしますが、最近では、
    エゴとかマイナス思考が出てきたら、
    「あなたとは友達にならない」と切り替えるようにしています。

    なな

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