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エリック君が語る ”先が見えない不安にどう向き合うか”

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今年ほど、全世界規模で人類が不確実性にさらされた年もなかったと思います。普段、どれほど偉そうなことを言っても、先が見えない不安の中に立たされると、私たちはまるで自分の力を失ってしまうように感じます。だって人間だもの。でもスピリットなら、どうするんでしょうね。エリックくんに聞いてみましょう。

※チャンネリング・エリックは亡くなった20歳の青年エリックがアストラル界からお送りするスピリチュアル学習番組です。

登場人物

  • 母: エリックのお母さん。この番組のMC。
  • エリック: アストラル界の住人。
  • キム: スピリットと話す霊媒。

不確実性にサレンダーする

母: 今日は不確実性について話したいの。先が見えないときの辛さって、誰もがあると思うのよね。そこには恐れもつきまとう。不確実さについて、あなたはどう思う?

エリック: ママ、あなたの言ってることはその通りだ。人々は不確実性が好きじゃない。そんな場面に遭遇すると、デフォルトで恐れが生じる。連鎖反応なんだ。人々は自分で、状況や他人や出来事をコントロールしたいんだよ。

キム: 彼、すごい早口で話してるわ(笑)

エリック:  僕たちはね、不確実性をチャンスのために開かれた大きな窓として見る必要がある。もし何かに不確実さを感じたら…。

キム:私を例に出そうとしてるわね。

母:好きじゃない?

キム: いいわ。でも、私、他の場所では絶対に言わないようなことを、このチャンネルでシェアしてるのよね…。オーケー、私は今、自分のビジネスの路線を少し変更していて、小さなお店をやっているんだけど、ホリスティックな健康を目指すサービスにもう少しフォーカスしたいと思ってるの。

母: ふむ。

キム: でもやっぱり商品も置きたいから、どうやって両立すればいいのかしらと思ってるの。でも、このまま前に進むことに恐れはないわ。

エリック: 恐れを持たずにアプローチするとき、人はチャンスを手にする。でも恐れがあると、チャンスもシャットダウンしてしまう。

母: そうね。

エリック: つまり、どうやって恐れを取り除くかが問題なんだよ。多くの人にとって「分かっちゃいるけど…」ってことだと思うけど、恐れを取り除くには、状況にサレンダーして、自分を待ち受けているすべては何があってもうまくいくと知ることが大事だ。たとえば、みんなクリスマスの休暇前には、あれこれ準備に忙しくて、「期限までにできるかな?全部終わるかな?」と不安になるけど、実際は、毎年無事に終わるだろ。うまくいくかどうか、どうやったらうまくいくかに関して、恐れながら自信を持つことはできない。不確実さをコントロールしようとするかわりに、自分の心に耳を傾け、感じてみよう。それが君の決断を助ける。うまくいくかどうか分からなくても構わない。どっちの道に行くべきか、行かざるべきかを自分の中に感じてみるんだよ。

母: 前にエリックが言ってたよね。「まずは感じて、それから考える」って。まず最初に感情に触れてみて、その上で考えを重ねていくといいのね。逆じゃなくて。

エリック: うん。その通り。より強く感じれば、よりはっきり決断できるようになる。それによって自分に力が湧く。その力とは、自分を愛することで湧いてくる力だ。自分の身の回りにはいつでも沢山のチャンスが存在するという事実にサレンダーしてみよう。不確実性を恐れて、君はシャットダウンする。でもその時こそ、恐れを扱う方法を学ぶべきときなんだ。

キム: 私に向かって言ってるわね(笑)。

 

 

どうしていいか分からないときは…

エリック: どうしていいか分からないなら、何もしなくていいんだよ。のんびり落ち着いて、それから感じればいい。まずは感じることだ。たとえば、君に二つの可能性があるとしよう。ハートにつながって、それぞれの可能性のシナリオを想像する。どちらが心地よく感じるか。それによって決めればいい。よりグラウンディングして、高い決断力を持つ人は、より成功する。そういう人は、未知の状況や不確実性に動じない。確かさを求める気持ちは、エゴから来ているものだ。確かさを必要とする、答えが欲しい、自分でコントロールしたい…。それは大部分において、エゴに基づく考えなんだ。エゴといかに距離を置くかはまた別のレッスンなんだけど、サレンダーはそれを教えてくれるよね。エゴから離れ、自分がどう感じているかにもっとつながる。いいかい、エゴか愛かなんだよ。両方の中に住むことはできない。

母: 自分の人生を振り返ってみると、先が見えないことなんて本当に数多く会ったけど、今こうして、なんとか無事に生きてるわ。すべてはなんとかなったのよ。私が望んだ通りではなかったけど、それでも、まあ良しと思えるわ。エリックが生きてた頃のことを振り返ると、一体この子がちゃんと大人になれるのかしらと不安に思うこともあった。まさか自殺するなんて思わなかったから、私は怖かったし、コントロールを失ったわ。でも、やっぱりなんとかなってるわ。

エリック: 不確実性に関するより大きなメッセージは…、特に僕の人生もそうだし、ママの人生もそうだけど、真っ暗闇の中にいて、生きていけるのかさえ分からない恐怖におびえているときも、そこに神の手が働くってことだ。それは既に書かれている。僕たちが決めたコントラクトにね。

母: うん。

エリック: どんな苦境に立たされても、自分の人生はなんとか続いて行くと直感的に感じる人もいると思う。それもコントラクトだ。「自分はいつでもすべてをコントロールする必要はない。神聖なコントラクトはすでに書かれている。そして自分はコントラクトを達成するために必要なことをするだろう」、そう感じている人もいるはずだ。でも僕らは人間として感情があるから、状況を分かりたいし、思考や感情や決断をコントロールしたいと思ってしまうんだけどね。

母: そうね。

 

 

ハートに従うことが、僕らにできる最大限だったりする

エリック: これはみんなに知っておいて欲しいんだけど、どんなに愛情深い母親であっても、必ずしも息子の旅路を変える許可を持つわけではないんだ。それは神のソース次第なんだよ。まだ人間であるみんなにとってはタフな事実だけど、君たちはその旅路のためにここにいる。自分の経験のために来ているんだ。たとえば、君に運命があるとしよう。君はその運命を何があっても達成することになる。ひょっとしてワイルドカードをもらって、自分の道のりを自由意志で好きな色に塗り替えることはできるだろう。でも究極的に、僕たちは誰かの旅路を変える許可は決して持たない。もし君が何かに対して確信を持てず、その状況に恐れを抱くなら、まずはハートに従って欲しい。ハートが君に何を望んでいるか感じてみよう。ときどきは、それが僕らにできる最大限のことだったりするからね。

母: そうね。私もエリックを亡くしたときは、自分を支えるためにできることは何でもしたけど、どれも効果はなかった。でも今となっては、こうしてあなたと話して、番組を持つことができている。あの悲劇があったからこそ、あなたは多くの人を助けるようになった。そう考えてみると、あの悲劇の中にチャンスがあったと言えるのよね。

エリック: ママ、僕は人間だったときよりも、今の自分の声をパワフルだと感じるよ。ママのおかげだ。

キム: 彼、パソコンのスクリーンに向かって沢山キスを投げてるわ。

母: 不確実性について、最期に何か一言ある?

エリック: それはエゴから来るって知って欲しい。確かさを求めるのはエゴだ。人生にサレンダーするんだ。人生が展開するままに。そうすれば、もっと楽しめる。

母: いい言葉ね。ありがとう。

エリック: こちらこそありがとう。愛してるよ、ママ。

 

How to Cope with Uncertainty – Channeling Erik

 


個人的には今年ほど路頭に迷った年もなかったですが、なりゆきにまかせるしかない状況の中で、人間が考える予定調和をはるか超えた宇宙の神聖さも非常に強く感じた年でした。

「計画を信じる」とは、すべてが自分の期待通りの結果になると信じることではなく、たとえ嬉しくない結果になろうと、どんな状況からでも、自分は自分を幸せにできると信じることではないかと思います。その力を持って、私たちはここにやって来ました。この経験を選んできたなら、きっとそこに間違いはないと思うのです。

 

死は終わりではない Kindle版 , エリック・メドフス (著), エリーサ・メドフス (翻訳), 峰岸計羽 (翻訳) – Amazon.co.jp

エリックくんの本は、アマゾンkindleアンリミテッドに入ると無料で読めます。

 

「エリック君が語る ”先が見えない不安にどう向き合うか”」への4件のフィードバック

  1. とても分かり易かったです!
    いいヒントをたくさんもらいました!
    ありがとうございました!♪

  2.  段々とACIMっぽくなってきたエリック君が教えてくれる人生哲学(メタフィジック)は、すごく解りやすいなー。自分は学習が長続きしない方なので、ACIMはレッスン150くらいのところで投げ出してしまったからなー。
     「エゴといかに距離を置くかはまた別のレッスンなんだけど、」とのことで、エリック君のレッスンの続きを待ってます!

  3. 今のこの世の中って、こう画面のこっちで文章読んでるし、読んでた時に『サレンダーってなぁに?』って、ふと疑問に感じたこともGoogle検索して調べて文章のニュアンス補完できるのすごいし素敵よなぁ…。

    世界規模で考えれば日本はシシャ数少ないし素晴らしい?のでしょうし、かつジャパン国内だと、Tokyoや他都市部と比べたら数字も少なく。たいしたことないの、もちろん分かっているけれど、地方だし郊外だし田舎だし。公共機関がストップしてたりそれらに関わる方らだとか、あと地域住民の方らとかがパニックになってるような様を見るのはなかなかしんどいもんですね。そう感じ想う感じるのは平和に生きてきた証なんだろうか。

    地域とか国籍とかそんなの関係なく、みーんなそれぞれがシアワセって、思えて生きていけますように。

  4. この記事のおかげでエリックくんのことが気になり、その日のうちに本を読みました。
    素敵な考え方だなぁって思います。記事にしてくれてありがとうございました。

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