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サドグルが語る ”二度と誰かに怒ったり、イライラしなくなる方法”

サドグルについて

サドグル Wikipedia

 

サドグル・ジャッギー・ヴァースデーブ(通称サドグル)は、インドのヨギ、神秘主義者、作家、詩人です。世界中でヨガのプログラムを提供する非営利団体イシャ・ファウンデーションの創設者でもあり、大規模な人道的プロジェクトや環境修復活動などの幅広い分野でも活動をしています。 - サドグル Wikipedia

 

サドグルは、インドでヨガアシュラムを運営し、病院や学校の建設、農村支援などの人道支援に貢献していましたが、アメリカではYouTubeを中心に活動を始め、あれよあれよと言う間に有名になりました。ご存知の方もいるでしょうね。サドグルのホームページを見ると、妙にビジネス臭いのがいかにも最近のスピリチュアル業界という感じがしますが、現状、アメリカのインターネットコミュニティでは、最も人気のあるスピリチュアルグルの一人です。

そんなサドグルのYouTubeビデオから、「誰にも怒ったり、煩わされなくなる方法 How To Never Get Angry or Bothered By People」という話を聞いてみましょう。誰にも何にもイライラしなくなったら、世の中がもっと住みやすくなりますよね。

 

サドグルが語る 誰にも怒ったり、煩わされなくなる方法

天国と地獄の違いは、自主的にすすんで何かを行うか、強制的にやらされるかです。
私たちには好き嫌いがあります。好きな人のためなら、何でも喜んで行いますが、嫌いな人のためには嫌々行います。このような対比は、人間同士、コミュニティ同士、国同士、あらゆる場面で見られます。

私たちは自分でよいことと悪いことを決めます。ニュース番組を見れば、良い人と悪い人が出てきます。このような考え方は、やがてこの惑星に壊滅的な被害を与えます。アメリカを見てください。

世の中には良い人も、悪い人も存在しません。誰もがその二つの間を揺れ動いているからです。あなたが喜びに溢れ、素晴らしい雰囲気を周りに作り出すなら、誰もが素晴らしく振る舞うでしょう。もし喜ばしくない雰囲気を作り出すなら、人々はひどく振る舞います。

喜びに溢れる人々や、悲嘆にくれる人々はいますが、良い人、悪い人というものは存在しません。自分を良い人だと考える時、同時に悪い人を倒す権利を得ていると考えます。そのようにして長いこと、人類は”悪い人”を倒し続けてきました。それを止める時です。

人類は多種多様な人々を様々なレベルで経験し、理解します。
自分の意見と合わなければ悪い人だと考える時、良さの基準はあなたが自分で決めています。
あなたにその権利はありません。

すすんでやるという意味は、そうしたいからするということです。
人生に100%のイエスを言うことです。
これはイエスだけど、あれはノーだと考えるのではありません。
ただ、イエスと言うことです。

あなたが100%イエスと言えるとき、あなたはボランティアになります。
あなたはすすんで物事を行い、そこにあなたの意志は無くなります。

私は良くこう聞かれます。

「サドグル、このようなイベントでこれだけ多くの人々をどうやって扱うんですか。ひどい質問を聞いてくる人もいますよね」

私はこう言います。

「私の人生は彼らのものではありません。私のものです」

私にとって問題となるのは、私がどうあるかです。
彼らがどうあろうと、それは彼らの選択であって、私には関係ありません。
けれども、私がどうあるかは、私の選択なのです。
彼らが何をしようと、私はこのような人物です。
私を怒らせたり、私を幸せ、または不幸せにする自由を、私は誰にも与えません。
それは私の特権なのです。

もし誰かがあなたの心の中で起きることを決めるなら、それは究極の隷属です。
そうは思いませんか。
私たちの周りで起きることは、100%自分のものにすることは出来ません。
けれども私たちの心の中で起きることは、100%自分のものです。

現在、誰もが誰かに怒っています。喜びとともに生きていないということは、彼らはボランティアではないのでしょうね。
ボランティアは、自分の意志はさておき、自分に必要とされることを行います。
たとえ適さない仕事をしている人がいても、訴えることができないのです。なぜならボランティアだからです。

人々は毎日のように私の元に来ては、誰かの不満を言います。この人は好きだけど、あの人は嫌い。この人のこの部分は好きだけど、他の部分は嫌い。
けれども、本当に理想的な人たちと仕事をしたいなら、あなたは天国に行かなければなりません。
私たちは、ひどい人々と共に働くことを学ばねばならないのです。それが世界というものです。
もしあなたが自分には価値があり賢いと思うなら、どんな人とでもいっしょに働けるでしょう。
けれども、理想的な人と働きたいと思うなら、まず見つかることはありません。
私も一人も見つけたことがありません。
私たちはバラエティパックなのです。
けれども、あなたがイエスとノーではなく、ただひとつのイエスでいるなら、そこに道が見つかるでしょう。

 

Sadhguru on How To Never Get Angry or Bothered By People

サドグル・イシャファウンデーション公式ホームページ(米国版)

 


まあ分かったような、分からないような話ですが、要するに世の中はいろいろな人がいるけど、みんなボランティア同士、仲良くしなくてもいいから、ひょうひょうと生きましょうってことですかね。違うか。

 

 

「サドグルが語る ”二度と誰かに怒ったり、イライラしなくなる方法”」への6件のフィードバック

  1. メタさん、記事更新いつもありがとうございます。

    仕事で人生上の困難というものに向き合わざるをえなくて、なかなかしんどいものがあり、
    自己対話なんてことを温泉につかりながら行ったりしているのですが、

    今回の記事は、髭のおっさんで怪しい嘘っぽいと始めは思いつつも
    読み進めていくと自己対話の感覚にある あの独特な感覚 があり、
    お話の中で『私にとって問題となるのは、私がどうあるかです。』というところが
    一番堪えました。

  2. 「私たちは、ひどい人々と共に働く事を学ばねばならないのです。それが世界というものです」
    なんか今はすごくわかる気がする(笑) 「働く」の意味も様々に。
    わか~っちゃいるけど♬ 度を超えると楽しくないんだよなぁ(^_^;)
    職場にあったカレンダーの、勝海舟の言葉
    「行いは俺のもの。批評は他人のもの。俺の知った事ではない」(←だったと思う)
    みたいだな~なんて思いながら、やっぱり「二度と腹を立てない」自信はないものの、
    「みんなボランティア」だよね・と思えば少しは見方を変えられるか(笑)
    良くも悪くもそれぞれの役割で自分の「役目」を果たしているのかな✨

  3. Sachi@Portland/Oregon

    サドグル曰く、私の人生は私自身のものであり、(私を批判する)彼らのものでは無い。私は自分を幸せにさせる権利を持つ。同じく、誰かがあなたを批判し、又はあなたが彼らのコメントを聞く様であれば、それは隷属であり、自分を守る(愛する)権利を放棄する事になる。という様な表現にまとめて見ると、2年前の記事(テイール・スワン”他人の意見を気にするのをやめる10のステップ”2018年8月22日)に繋がる、と思いました。 この思考の工程式を良く噛み締めて自分の血肉にできるのなら、最近の風潮である
    ”自分の人生をワクワクして生きる”というステップをすぐに始める事が可能になる、という気づきが与えられました。 メタ通信の記事は、私たちに”気づきを”与えてくれる宝庫の様なもので、感謝しています。

    只今極度の空気汚染からの避難中(アメリカ西海岸ーカリホルニア・オレゴン・ワシントンの3州の大火災による)の身ですが、今までの記事を読み直す時間とゆとりが与えられました。

  4. こんばんは、メタさん。引っ越しされたんですね。お疲れ様です。
    仲良くしなくてもいいからひょうひょうと生きていきましょう
    。。。はい、それなら出来そうです。
    心の中で起こる事は100%自分のものだけど、それにもあれやこれやあってなかなか納得できなかったり苦しんだり
    します。
    100%のイエス、これも難しいけれど近くなれるよう努力する事は出来そうです。回り道はしそうですが。
    若い頃はこんな事考えた事なかったけど、知る事が出来て「間に合ったのかも」とその部分はほっとしています。

  5. なんとなく
    言おうとしていることを
    聞き手に合わせて調整しておられるので
    ほよほよとした文章になっているような
    感じがします。
    最近『宗教的な考え方』が何か
    分かるようになりホッとしています。
    もう少しで違う見方が出来上がると思う。
    その時にもう一度この文章を拝見したら
    より分かるのかなと思っています。

  6. この一年、認知症の義母と二人で生活しています(夫が単身赴任中)。ちょっとしたことで機嫌を悪くするわ、散らかすわ、粗相はするわ、拗ねるわ怒るわetc。私は「自分は野良猫の保護施設にいる。義母は保護されたばかりの野良猫だ」と考えて乗り切ろうとしてきました。ボランティアというのと、通じるところがあるなあと思いました。まだ時々腹が立つことはありますが、「出てけって思ってるんでしょ」と言われたら、「それはあなたの頭の中にあるあなたの考えていること」と静かに言えるようになりました。練習あるのみ。

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