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すぐわかる『ラー文書』 その2.密度について

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『ラー文書』で読む密度

スピリチュアルの世界では、高いバイブレーションや、いい感じの状態を表す言葉として、5次元とか第四密度とかが気軽に使われていますけど、『ラー文書』で読むと、くっそ難しくて嫌になります。

密度とは、意識の進化の状態を表す段階です。

『ラー文書』では、もともと全てはひとつ、つまり宇宙には、たった一つのエネルギーだけがあると考えましたね。そのエネルギーの海のような状態から、ラーが言うところの「ねじれ」が生じ、個別の意識が生まれていきます。

その個別の意識が段階を経て発達し、やがて再び「全ては一つ」のエネルギーに還っていくプロセスが、進化の完成です。

その段階を密度と呼びます。

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第一密度:

気付きの密度。この状態で、時間を持たない意識が、物質として現実化する。地、火、水、火のエレメントや鉱物の意識が、ここに属する。

第二密度:

成長の密度。この状態で、生物学的な生命が生じる。動物や植物の意識がここに属する。

みなさんは、自分の意識が生まれた時を覚えているでしょうか。記憶を遡ることは出来ても、最初の意識が生まれた時、どんな感覚だったかは、なかなか思い出せないですよね。

『ラー文書』では第一密度をエレメントや鉱物の意識と捉えていますが、私たちがこの世に生まれて、初めて意識を持った時も、ひょっとしてそれはエレメントの気付きに近いものだったのではないかと思います。

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第三密度:

自己への気付きとスピリットを意識する密度。人間の意識は、ここに属する。この密度において、創造主へ向けて、さらなる進化をするかどうか決定する。その決定は、

単なる意識から、自分とは何かについての意識が生まれるのが、第三密度の状態です。ここからさらなる進化を遂げるには、

  • サービストゥセルフ(自己の利益のみ生きること)から、
  • サービストゥアザーズ(他人の利益への奉仕)へ

という選択をすることで、決定づけられるそうです。サービストゥアザーズの状態というのは、自分の幸福を犠牲にして人に尽くすということではなく、自分の幸福が他人の幸福に還元されるようなヘルシーな状態を言います。

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 第四密度:

愛と理解の密度。この密度では、自分と他人を完全に愛することを学び、進化の意志を持つ人々と共に道を歩むことになる。

もうみなさん第四密度に突入しているでしょうから、頷ける話だと思います。

第五密度:

光と智慧の密度。この密度において、レッスンは社会記憶集合体としてより、個人として学ばれる。第五密度の存在は、自ら望む肉体を形成することが出来るため、一般的に見た目が美しくなる。

第五密度まで進化すると、もうエステもいらないですね。レッスンの話がちょっとややこしいですが、集団や他人の犠牲にならないってことだと思います。

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第六密度:

愛と智慧が混ざりあう統合の密度。この密度において、サービストゥセルフとサービストゥアザーズの2つの道は、再び1つにつながる。意識をポジティブにシフトし、他人に心を開くことなく、自分のレッスンを学ぶことがないと気付くからである。

分かりそうで全然分かりにくいですが、この段階に突入すると、サービストゥセルフの道にいる人にも影響を及ぼすことが出来るんだと思います。

第七密度:

ゲートウェイとなる密度。この密度で、もう一度「全ては一つである」という状態に還る。完成の密度であり、時間の非存在性、永遠性へと向かう。

この段階で、一応完成です。なんか簡単そうですね。「ゲートウェイとなる密度」の意味は、この段階を過ぎると、またもとの一つに戻って、創造が始まるということらしいです。

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第八密度:

オメガでありアルファである状態。無限の宇宙がセントラルサン/創造主と一つになり、新しい宇宙が生まれ、新しい無限と、新しいロゴスの中で、創造主がそれ自体を経験する状態。

この段階に来ると、意味不明というか、とにかく神ってしまうんでしょうね。すごそうです。

Some fundamental ideas from the Law of One Material by LLResearch

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「すぐわかる『ラー文書』 その2.密度について」への1件のフィードバック

  1. ラー文書を読んでいて、密度についてなかなか頭に入ってこなかったので
    検索したらメタさんのまとめに辿り着いきました。
    いつも本当に助かってます。ありがとうございました!

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