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仲間が欲しい時のスピリチュアル各グループ生態図鑑

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スピリチュアルには、どのようなグループがあるの?

スピリチュアルに興味があって、話のできる仲間を作りたい人は多いと思います。しかし、一口にスピリチュアルと言っても、細かくジャンルが分かれていて、興味や話題がぴったり合う仲間を見つけるのに苦労します。そこで、この業界、どんな人たちがいるのか見てみましょう。ついでにアメリカではどんな感じかについても考えてみました。

 

スピ系

天使、クリスタル、タロット、オラクルカードなどに興味がある人は、このグループです。スピ系の人たちはハーブやアロマテラピー、クリスタルなどの癒しグッズとの相性も良く、このグループに当てはまる人は、普段の生活の中で楽しくスピリチュアルを実践することが出来ます。アメリカでもこのグループは人気で、最も広範囲に存在します。スピ系の人で、やや内向的な傾向がある人は、ウィッカ/ペイガン(魔女)というサブカテゴリに落ち着きます。とにかくスピリチュアルのことが知りたい人におすすめ。スピ系の人と友達になると、パワーブレスレットを作ってくれたり、オラクルカード・タロットリーディングをしてくれます。

the Spirit De La Lune deck....now that's exquisitely witchy. Love it:):

アメリカではメーカー品でなく、インディペンデントで作ってるカードが人気です。これは月にちなんだオラクルカード。

 

マザーアース系

大地のエネルギーに感謝・感動したい人は、マザーアース系です。このグループは、ヨギーニだったり、ヒーラーやシャーマン、もしくはそれに興味がある人たちが集まります。マザーアースへの感謝が体から滲んでいるので、ファッションもアウトドアブランドやアーシーな感じの服を好み、スカジャンなど人工的なテクスチャーの物は見向きもしません。ドレッド率高し。アフリカの太鼓やディジュリドゥ―が好きな可能性も大。アメリカだと、やはりハワイかセドナあたりに多いようです。赤茶色の土に惹かれたり、セドナに向かって遠吠えしたくなる人におすすめ。マザーアース系の人と友達になると、ヒーリングやマッサージをしてくれます。

Cathedral Rock in Sedona, Arizona.:

マザーアース系の人が出没する典型的な場所。

 

ビジネス・セルフヘルプ系

潜在意識の活用やザ・シークレットが好きな人は、このグループがおすすめです。スピリチュアルをビジネスに生かして、新しい世界を切り開きます。アメリカでもこのグループの人は多く、オプラ・ウィンフリーに代表されるように、いかにもお金持っていそうな成功者たちがサロン的に集まるイベントが多く開催されています。このグループに属するアメリカ人の99.9%は、なぜかダライ・ラマが好きなようで、ありがたいエピソードを紹介してくれます。引き寄せの法則を実践したい人にとっては、最もフィットするカテゴリ。このグループの人と友達になると、人生における成功の秘訣やモチベーションの上がる名言などを沢山教えてくれます。ネットワークビジネスに勧誘されることもあるので、苦手な人は要注意。

 ダライラマ

暑いのか、寒いのか?

 

バシャール系

なぜか日本にはバシャール系としか言いようのないグループが存在し、純粋に人生の中でワクワクに従って生きることを実践しています。アメリカでは特にそのようなグループが存在するわけでもなく、バシャールのセミナーにもいろいろな世代・文化の人が集まって来ます。とにかくバシャールの話がしたい人におすすめ。友達になると、バシャールの話が心行くまで楽しめます。

Bashar:

アロハが正装です。

 

農&気

農&気の人たちは、マザーアース系と似ていますが、カタカナよりひらがな・漢字が好きなのが特徴です。田舎の古民家に住んだり、田植えや農作業を通じて大地とつながり、気を養います。オーガニック製品にももちろん詳しく、むしろ自分で作ります。田植えという発想が日本ぽいのか、不思議とアメリカでは見かけず、いたとしても、ヒッピーコミューンを作るかアーミッシュみたいになっている可能性あり。このグループと友達になると、美味しいお米が食べられます。

田植えにて:

作業が精神鍛錬になるのはいかにもアジア的で、アメリカ人の発想にはないらしいです。

 

波動系

バイブレーションではなく、「波動」という言葉をあえて使うところに日本独自な感じが出ていますが、このグループの人はキラキラしたスピ系とはあまり相性が合わないため、ビジネス・セルフヘルプ系か、農&気の人たちとつるみます。波動グッズも大好きで、波動マシンや浄水器には「健康になれば元が取れる」と言って、お金を惜しみません。日本の神様や神社が好きな場合も多く、友達になると一緒に神社巡りやパワースポット巡りが楽しめます。

Inari Kitsune:

イナリは英語で通じます。

 

陰謀論系

陰謀系は世界にまたがって存在します。何気にネットワークがどこよりも強いので、このグループに所属すると常に新しい情報が手に入り、世界の最前線に立っている気分が味わえます。従来、陰謀論系の人は、実社会では内向的なタイプが多かったのですが、最近では、特に若い世代でよりカジュアルな愛好家が増えています。闇の勢力を大量逮捕し、新しい世界を築きたいと思う人におすすめです。このグループの人と友達になると、世界の悪と戦う上で、心強い仲間となってくれます。言葉や文化は違えど、同じ帯域の周波数で交流しているのが興味深いです。

プロビデンスの目は、闇の勢力のシンボル。

 

ミステリースクール&マジック系

ざっくり言えば、錬金術的なことに興味のあるグループ。流派によってアレイスター・クロウリーや黄金の夜明け団などの儀式や教えを実践したり、エジプト系やブードゥーマジックを実践したりする。ライトユーザーのウィッカ/ペイガンに比べると、かなり真面目に取り組んでいるのが特徴。イニシエーションを受けないと仲間になれない。本気で秘教を学びたい人におすすめ。悪化するとサタニストになる場合あり。

世界的に有名なアッチョンブリケ。

 

ライトワーカー/スターシード系

このグループの人たちは、他のグループと比べるとグループアクティビティとして出来ることが少ないためか、スピリチュアル界の中でもブームになっては立ち消えるのを繰り返しています。ごく最近では、若い世代のスピリチュアルYouTuberに多いタイプ。日本だと、ごく普通の社会人・家庭人はもちろん、セラピストやヒーラー、アーティストなどとしても分布しています。このグループの人は、基本的に個人活動の方が居心地がいいのかも知れません。生きづらいと感じる人は、同じ仲間に出会える可能性あり。なぜだか分からないが、やたら宇宙人やUFOに惹かれる人におすすめ。友達になると、その答えのヒントを教えてくれるでしょう。

Integrating Starseeds, we must trust ourselves again:

「私は、元の私に還る」

 

セラピスト系

心の傷を癒すセラピーを自分が受けたりする中で、どんどん興味が深まって行く人たちです。基本的に優しくて、エンパスな人が多いようです。スピ系同様、サブカテゴリの幅がかなり広いので、自分で色々試していく上で、話の合う友達を見つけることが出来ると思います。

Hands Past and Future: Art Therapy Activity.:

アートセラピーの一例。

 

ヒッピー系

60年代アメリカのカウンターカルチャーに興味がある人たち。ラブ&ピース、ジョン&ヨーコはもちろん、代替療法やヨガや禅に詳しいです。両親がヒッピーだったという比較的若い世代も面白いですが、昔から現役のヒッピーと友達になると、まるでヒストリーチャンネルのような昔話を山ほど聞けます。ありがたいです。

「thai dye t shirt」の画像検索結果

タイダイTシャツがヒッピーの定番。

 

クンダリーニ・サードアイ系

日本は分かりませんが、アメリカには多いグループです。クンダリーニヨガを通じて覚醒します。また、クンダリーニエネルギーを上昇させるにはベースチャクラを活性化する必要があるため、タントラセックスに興味が芽生えることもあります。ヨガの道を追求すべく、インドのアシュラムを訪ね歩くことも多いので、旅行が好きな人におすすめ。友達になると、世界のグルについての話で盛り上がれます。このグループの人はサイコノート系とも若干被りますが、バックパッカーの経験があるためか、より外交的でコミュニケーションスキルが高い場合が多いです。

Kundalini Yoga for strengthening the aura:

オーラをストレッチするポーズ。

 

サイコノート系

日本にはあまりいないように思いますが、海外に多いグループです。明晰夢、体外離脱など、特殊な経験を自力でしようとするところにこのグループの特徴があります。そのため多くの人はドラッグを使ったトリップも好きで、神と一体化した経験や、宇宙船に乗った経験などを楽しく語り合います。私が仲良くなる人は、まことに不本意ながらと言うか、ダントツでこのグループの人たちが多いです。宇宙との一体感を味わったり、意識の世界の探索を純粋に楽しみたい人におすすめです。

Psychonaut ~ Explorers Of Inner Space:

サイコノートとは、精神世界の旅人のことです。

 


いろんなグループがいると思うんですけど、信じる信じないで争うのもつまらないですから、住み分けつつ、シェアしつつ、仲良くできたらいいですね。