ずっといい人キャラだったので、ちょっと悪いところを見せようかと思います。でも実際に実践しちゃだめですよ。日ごろの鬱憤を、読んで晴らしましょう。
スピリチュアルなんて胡散臭いとよく言われますが…
スピリチュアルが好きな人の多くは、ただ毎日ほんわかした生活を送りたいだけなのですが、それに難癖つけてくる人がいたら、どうしましょうか。いかにもありがちな「スピリチュアルなんて胡散臭い」理論の7パターンと、それに対する答え方のバリエーションを考えてみました。
1.「スピリチュアルは信用ならない」
そもそも何を持って信用に値するのかって話になるんですけど、たぶん、こういう論調で来る人の拠り所は、ザ・科学な訳ですよ。でも科学っていうのは、その時代の技術や知識によって検証できる範囲が変わりますから、絶対の基準ではありません。昔は卵は1日2個までって言ってたのが、最近では良質なタンパク質だから一日何個食べてもOKになったり、元気の源ヒロポンが違法薬物になったり、それこそ手の平返しのようなことが起きてるわけです。でもそんな人に、科学こそ信用なんねーだろって言っても、ケンカになるだけです。
うまい返し方のコツ: 基本、日本人は土着信仰や先祖系の話に弱いですから、適当に置き換えてすり抜けると、ヘンな人と思われません。
- 「うち、おばあちゃんがイタコだったから、スピリチュアルとか気になるんだよね」
- 「この前、亡くなったおじいちゃんが夢枕に立ってさ、やっぱり不思議なことってあるのかなと思って…」 など
2.「妙なグッズばっかり買って理解できない」
自分の安心や満足のためにちょい足しグッズを必要とするという心理は、あまねく人間にあるものです。自分は充分でないという心の穴を、モノや情報を買うことで埋めた気になるという、要するにエゴの自己防衛機能です。買い物の対象が、車や家や洋服だろうと、資格だろうと、スピリチュアルグッズだろうと、感情の根っこは同じです。自分の趣味の散財は許容範囲だけど、スピリチュアルグッズを買う奴は理解できないと考える人の方が視野が狭いのですが、たとえば「オマエが集めてるグッズもだせえだろ」と反論したところで、結局は価値観vs価値観、信条vs信条になって、和解することはありません。
うまい返し方のコツ: 相手を否定することでマウンティングしたい人には、それに乗っかって持ち上げてあげると、割と喜ばれます。相手が嬉しそうだと、逆にイラッとすることもあるのですが、その場が丸く収まるのが一番です。
- 「私も○○さんみたいに、センスよければいいんだけどさ。何買っていいか、いつも分かんなくて…」
3.「そんなんで幸せになるはずがない」
幸せとは主観的なものであり、本人が幸せなら、それで何の問題もありません。自分の幸せが揺らぎそうなときは、動揺をぐっとこらえて、自分の趣味に没頭しましょう。動揺は、すぐ過ぎ去ります。またスピリチュアル側も、自分が幸せになったからと言って、不用意に周りにスピリチュアルを勧めないこと。他人に何かを勧める場合、それが美味しい羊羹とかなら何の問題もないのですが、勧めるものが物質から離れれば離れるほど、実体を持たないものほど怪しまれるということを忘れないように。自分にとっての真実は、自分に使えばそれでいいのです。
うまい返し方のコツ: これは正論で攻めても、大丈夫です。ただし勧誘的なことをして、周りを巻き込んでいる人には使えません。
- 「本人が幸せなら、それでいいんじゃないの?」
4.「なんでも神さまのせいにするな」
これは正直、神さまのせいにしてる側がよくないと思います。誰々のせいっていう言い方は適切ではありませんが、あなたの経験する現実は、あなたが作り出したものであり、変えられるのはあなたしかいません。
5.「オーラで人を判断するな」
判断してくれって頼まれてもいないのに、判断しちゃうのはよくないことです。スピリチュアルの世界では、互いの自由意志を尊重しますから、リーディングをするときにも、相手の許可が必要です。エネルギーが悪いから気を付けた方がいいって言うのは、見た目ブサイクだから気を付けた方がいいって言うのと同じです。見えるか、見えないかの違いこそあれ、他人をジャッジしてはいけません。
6.「事件の犠牲者や虐待された子どもの立場をカルマで説明できるのか」
実際、できるんですけど、それを理解するには、魂の多次元性と普遍性を理解するのが前提です。こういうことを言う人は、問題意識と議論が好きなだけで、解決法や答えを求めている訳でもありませんから、まともにぶつかるのは絶対やめましょう。
うまい返し方のコツ: 「運命=不条理=神はいない」って言う理論にのっかってあげるか、適当に流して別の話に持ち込みましょう。議論好きの人との議論は、エネルギーを消耗するだけです。
- 「本当に神さまっているのかって思うよね…。そういえば、新しいラーメン屋、もう行った?」
7.「意味不明なものにハマってキモい」
人は自分に理解できないものを否定します。ですからスピリチュアルを意味不明だと言うのは、その人の理解の尺度が、自分の理解にのみ限られた狭いものだと言うことです。オマエに理解できるものの方がキモいわって言ってやりたいですけど、ぐっとこらえましょう。自分に理解できるものも、そうでないものも、平等に受け入れるのが、真のスピリチュアリストの姿だからです。
うまい返し方のコツ: これを面と向かって言ってくる人っていうのは、相当だと思います。大抵は、陰で言うパターンです。残念ですが、じっと耐えるしかありません。あなたの現実はあなたが作るものですが、相手の現実も、また相手のものです。決してどちらも否定しないようにしましょう。どっちがよりキモイかの勝負は、一生決着がつきません。そんなことを言うやつのことは、さっさと忘れて、自分の趣味に没頭するのが一番です。
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