
私がメタ通を始めるきっかけになった本屋さんが、なんと今年の11月をもって閉店してしまいました。大家さんとの家賃交渉が決裂してしまったとのことでした。最近、近所で何かが閉店するたびによく耳にする理由なのですが、まったく世知辛いとしか言いようがありません。街の歴史と共に成長してきた店がなくなるのは、そこで過ごした思い出ごと持って行かれてしまうようで悲しいですが、諸行無常は世の理。
思えばこの本屋さんは、私にとって知識の宝庫でした。仕事帰りに毎日のように立ち寄っては、書架をくまなくチェックしたものです。そして自分の備忘録として、それから日本の人たちへの情報源として、このブログは始まりました。

閉店の数週間前には既に在庫の片づけが始まっていて、書架がスカスカでした。
世界は二分すると言われていましたが、もはやシンプルに2で割り切れるフェイズは過ぎ、すっかりカオスのようになってしまいました。私なんて自称ハムスター並みに変化とストレスに弱いので、すみっこでぶるぶるしながらナッツでも食べてたいな。
そんなことを考えながらメタフィジックスのコーナーに入ると、在庫整理が進んですっかり品数が少なくなった書架に、こんなメッセージを見つけました。

「愛だけがリアル」とは、スピリチュアルの中でも大いに議論がある教えだと思います。でも他がリアルではないということではなく、感情の層をめくっていくと一番底には愛があり、それこそが私たちの存在のエッセンスだということです。
この場所を通じて、たくさんのことを学び、みなさんから教わりました。
どうかみなさんの歩む道がいつも愛と光に満ち、宇宙のゆりかごに守られていますように。長い間ありがとうございました。
メタさん。
長い間、お疲れさまでした。
そして、たくさんの愛を有難うございました。
よいお年をお迎え下さいね。
メタさんの人生に幸多かれ!!!
「書店名が攻めてる」と思ってしまいました(笑)
そういえば、もう5年以上も前になりますが、この写真とそっくりなお店にメタさんが店員さんとして座ってらっしゃる夢を見たことがありました。
その夢には続きがあって、メタさんは「もっと自分の好きなセンスで、好きなようにレイアウトしたいから」と、今度は緑の縁取りのクラシックな雰囲気のお店に引っ越して、そこのご店主になっておられました。
言葉にできない無量の思いがあつまりすぎて、逆に弾けて空になってしまうような、そんな感じがしています。
メタ先生
長い間、本当にありがとうございました。