ひょっとして自分って可能性もありますから、ゾンビは怖いです。
ゾンビの起源
ゾンビは、古来、アフリカののブードゥー教の伝統だった魔術が、カリブ海のハイチに伝わり、そこをフィールドとする人類学者によって西洋世界に伝えられたと言われています。
ウォーキングデッド(歩く死体)というモチーフは、ハリウッド映画の中に移植され、ゾンビをテーマにしたホラー・パニック映画が数多く作られました。元を辿れば、半分実話なんですね。
しかしゾンビは映画の中だけではなく、私たちの周りにも実在します。そんな人たちを、スピリチュアルゾンビと呼びます。
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あなたの周りにいるかも知れないスピリチュアルゾンビの7タイプ
1.メインストリームの情報を信じて疑わない
元々ゾンビは奴隷用ですから、自分の意志や思考がありません。スピリチュアルゾンビになると、本人は批判的に考えているつもりでも、これまで学校や家庭で教わってきたことや、テレビや新聞など、メインストリームの情報を、疑うことなく受け入れます。まさにブレインデッドです。
2.自分の望みがもはや分からない
ゾンビは死んでますから、完全にエゴレスかと思いきや、生存&闘争本能が全開になっていて、生きた脳みそを食べることにしか興味がありません。
スピリチュアルゾンビになると、他人の期待や社会の常識を自分の望みと思い違えたまま生きています。自分の望み自体は消去し過ぎて、もはや何だったかすら分からなくなり、目先の刺激に没頭します。
3.満足を知らない
ゾンビは、体の痛みを和らげるため、もしくはゾンビウィルスの生存維持のため、生きた脳みそを必要とすると言われます。しかし、そもそも神経中枢がやられてますので、食べても食べても、全く満足しないんですよ。
スピリチュアルゾンビになると、自分の人生には常に何かが足りないと思い、常により多くの刺激や満足求めます。どれだけ多くを得ても、十分だと思うことがありません。
4.基本の行動コマンドが、「彷徨う」「攻撃する」「食べる」しかない
ゾンビになると、選択の自由がほぼありませんから、人生ひどいもんですね。本人が良ければ、それでいい気もしますが、満足できないっていうのは、あんまり幸せではないように思います。
そんなゾンビも、食べてる時だけは幸せそうですが、味わう間もなくあっと言う間に平らげてしまい、次の獲物を手にするまで苦しまなくてはいけません。スピリチュアルゾンビも、ほぼ同様の行動形態を持ちます。
5.他のスピリチュアルゾンビと争う
友情や調和という言葉はゾンビの辞書にはなく、自分以外のゾンビは、獲物を奪おうとする敵でしかありません。
スピリチュアルゾンビになると、同じゾンビ同士で、自分がマウントを取るまで張り合います。他人の幸せを喜ぶなんて、もっての他。まさにゾンビアポカリプスです。
6.ゾンビのように群衆で彷徨う
かわいそうなゾンビは、互いに心を許しあうこともなく、ただ脳みそを求めて、群衆で彷徨っています。スピリチュアルゾンビも、まったく同じ行動を取ります。
7.心の死後硬直が始まっている
ゾンビは既に死んでいるので、死後硬直により上手に歩くことも出来ません。スピリチュアルゾンビになると、心の死後硬直が始まっていますので、本当に楽しい時に笑うことも、素直に自分の感情を表現することも出来なくなってしまいます。
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身近にゾンビを見つけたら
かわいそうなゾンビは、もう肉体が死んでますから、今後立ち直ることは出来ません。でもスピリチュアルなゾンビなら、まだまだ立ち直るチャンスがあります。
もしあなたの身の回りにゾンビを見つけたら、まずは観察してください。危険がないようでしたら、愛と尊敬をもって接しましょう。彼らも大変なんです。危険そうでしたら、すぐ逃げましょう。腐臭がやばいとか、思っても言わないこと。
あなたにスピリチュアルゾンビの症状があるなら、まずは気付けたことが大きな進歩です。幸いなことに、スピリチュアルゾンビの症状は表面的なものであり、ゾンビで言うところの腐った肉部分を取ってしまうと、中からピカピカのあなたが現れます。心の声によく耳を傾け、自分を愛し、何度も生まれ変わりましょう。
R.I.P.ロメロ。