英語版ヤフー知恵袋的サイト、クオラの意見をまとめました。
ミクロとマクロの相似形
研究チームがコンピュータのシミュレーションによって計測したところ、自然的成長の力学、つまり一つのシステムが進化する仕組みと言うのは、あらゆるネットワークに同様の構造が見られるそうです。インターネットであれ、人間の脳であれ、宇宙であれ、見た目を図に起こせば、全て同じような絵になるのです。
写真の左側は、神経細胞の顕微鏡拡大写真です。右側にあるのは、宇宙物理学者たちが主張する宇宙の構造であり、それは銀河系の数々とダークマターで出来ています。片方は1マイクロメートル(1ミリの1000分の1)ほどの大きさしかありません。ネズミの脳の神経細胞です。もう片方は、何十億光年もの距離があります。コンピュータシミュレーションによる宇宙のイメージです。大きさの全く異なる両者に見られる相似形は、驚くべきものです。
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ネットワークの発達に見られる法則
ネットワークの構造を、インターネットで考えてみましょう。
たとえば、猫が好きな人がインターネットサーフィンをするなら、まずはグーグルやヤフーのように大きなサイトを訪れるでしょう。そこからYouTubeの猫ビデオや猫ブログなど、より細分化したサイトへと飛びます。またその逆で、細分化されたサイトから、大きなサイトへ飛ぶこともあるでしょう。同様に、近接する脳細胞は互いにつながりますが、さらにグーグルのように大きな神経回路ともつながりを持ちます。ネットワーク構造というのは、個別の構造が、別の構造とつながり、そこからまた枝分かれするという形で発達していきます。
「こうして考えられるネットワークの形成には、ある一つの基本的な法則が共通して働いていることを示唆する」と、ヒューストン大学の物理学教授が述べています。
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果たして宇宙は、誰の脳なのか?
脳とは意識を生み出す器官であり、意識とは存在の基盤であることが知られています。神経細胞を結ぶネットワーク間で情報交換が行われることを前提とすれば、宇宙のネットワーク間でも同様のことが行われているのかもしれません。宇宙が脳のように意識を持つというだけでなく、宇宙自体もまるで脳細胞同様に拡大、発展しているのです。
さて問題は、宇宙が脳細胞であるなら、それは果たして誰の脳細胞なのかと言うことです。どこかに偉大な超越的存在がいるのでしょうか。さらに私たちは、その巨大な脳を形作る細胞の一つに過ぎないのでしょうか?
答えはいまだ分かりませんが、考えると不思議ですね。
宇宙は誰かの脳と言うよりも、私たちそれぞれの中に宇宙は存在し、脳とは宇宙、宇宙とは脳です。なんて大雑把なことを言ったら、物理学者に怒られるかな。
ピンバック: 脳の神経細胞と宇宙の構造は似ている?宇宙人エロヒムのメッセージで既に預言! – 私たちの未来への案内図
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