ティール・スワンは、YouTubeで一躍有名となったアメリカのスピリチュアル・ティーチャーです。スキャンダルや批判も少なくありませんが、2010年代ならではの特徴的なティーチャーの一人と言って過言ではないと思います。リアルかつシビアなところが、彼女の魅力です。2020年予測ビデオを見てみましょう。
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2020年、世界は激しさを増し、恐れにどう立ち向かうかがテーマとなります
ヒンズー教の聖典には、「自分の中にすべての存在を見、すべての存在の中に自分を見るものは、恐れることがない」とあります。この言葉が、2020年のみなさんの指針になればいいと思っています。最初にそうお伝えするのも、実は今から話すことを、あなたは恐ろしく感じるのではないかと思うからです。2020年には、恐れを客観的に眺め、抱きしめることが出来るようにしてください。
2020年、地球に暮らすすべての人々にとって、恐れは中心となるテーマです。みなさんもご存知のように、ここ数年、人類の進化が続いていますね。けれども、変容とは一昼夜に完成するものではありません。シフトという言葉には心躍る感じがありますが、変化には抵抗がつきものです。2020年、このような抵抗は最高潮に向かいます。
多くの人が人類に対する信頼を失います。身の回りで、そして世界中で、人々が恐れのために冷静な判断力を失うのを目にするからです。このような事態は、人類が岐路に立たされる時につきものです。けれども私たちは、私たちは既に変化に向けて一歩を踏み出してしまいました。それはもはや避けられないのです。これまでクローゼットの中に隠されていたシャドウが明るみに出されます。古いものは、新しいものに場所を譲らなくてはなりません。これは、人類が新しい時代に進むためのターニングポイントなのです。
個人レベルでも、世界レベルでも、私たちは岐路に立たされます。あなた自身の中でも、どんな道に進みたいのか意見が分かれるでしょう。
社会的に見れば、新しいやり方を貫こうと戦う人と、なんとしても古いやり方を維持したい人に分かれます。はっきり言ってしまえば、2020年は争いの年になるのです。ジェンダー、人種、信条、政治、自分と他人。相反する価値の対立と争いは、国内でも国外でも、あらゆる面で起ります。プロテストも増えるでしょう。
けれども長く痛みが残るような事件があるからこそ、ポジティブな変化につながるのが人類のパターンです。後から振り返れば、古い時代の終わりとして記憶される年になります。2020年は、革命の10年期の幕開けになるのです。
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孤独を知ってはじめて、人はつながりを求めます
今年の重要なテーマのひとつに、人間関係が挙げられます。恐れがあると、人々は互いを拒絶し合います。恐れとは、愛の反対の価値であり、だからこそ人々を分断します。
不幸中の幸いと言えるのは、無意識の個別化プロセスは、自他の統合に向かわせるということです。どういうことかと言うと、自分の個性にこだわり過ぎると、それ以外のすべてを無意識に拒絶することになります。しかし、そのように自他の分離が進み過ぎると、そこではじめて、私たちは自分が本当に大切にしたいと思うものや、手に入れたいと願うものに気付きます。それは、人とのつながりです。皮肉にも、争いが高じてはじめて、その争いが終結するのです。愛とは、意識的な選択です。この気づきを通じて、私たちは人との関係を築き、つながりを選ぶことが出来ます。
私たちはみな、宇宙の欠片です。そして宇宙は分離ではなく、統合を望んでいるのです。
分離の度合いが悪化すれば、自殺率が上昇し、薬物中毒が多くなるでしょう。孤独とは人類の抱える非常に大きな問題だということに、まだ人々は気づいていないのです。言葉を変えれば、孤独こそが人類の大きな危機です。
けれども、あなたが人々とつながることを決断するなら、そのエネルギーは大きな波のようにやって来ます。その大波は、あらゆるすべてのかけらを、ソースの意識の中に統合します。この大きな波に乗ってください。恐れを感じるのは、変化のツナミに抗おうとするからです。この新しい構造の中で、あなたはどんな役割を担いたいですか?自分を再定義してください。あなたの再誕です。
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変えなければならないものは、変わっていきます
あなた自身も、そして社会も、変えなければならないものは変わることになります。とは言え、それは簡単なことではありません。現実の世界でうまくやることを諦める人も出て来るでしょう。そのため、今年は非常に多くの人たちがスピリチュアルの側にやって来ます。けれども、それでうまく行くかというと、決してそうではありません。
人生がうまくいかない時、現実から逃避する手段として、スピリチュアルのワークに興味を持つ人が多くいます。しかし2020年に、そのような逃避の手段にスピリチュアルを使おうとしても、まるでうまくいかないでしょう。そうではなく、明確に人生を眺めるための情報源として、スピリチュアルを利用してください。
自分を再定義するためには、今のあなたの役に立たないパターンを解放する必要があります。自分を再定義するということは、人生に新しい意味と価値、優先順位を与えるということです。あなたがこれまで安定を感じ、自分の真実だと思っていたことが、今年、窓の外に放り出されます。
好奇心と柔軟さを忘れないでください。あなたの手を離れて行くものは、よろこんで手放してください。そして完全に新しい視野から眺めてください。一からヴィジョンを練り直すこともプラクティスの一部です。言葉を変えれば、今年はあなたのもっとも深い願望や大切にしたい価値を、さらに明確にする年になるのです。
自分の真実を見つめることは2020年のテーマでもありますが、それは同時に、これまで真実だと思っていたものを投げ捨てることにもなります。それによって、新しい自分に再調整されるのです。今年は、ぜひ柔軟でいてください。2020年は、エレメント「風」の年です。
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新しい自分になるのに、年を取り過ぎることはありません
また2020年は、これまでのカルマを受け取る年になると言うこともできます。こうした激しい変革のサイクルは、歴史の中でも度々起こります。花の種を蒔いた人はポジティブなリターンを、雑草の種を蒔いた人はネガティブなリターンを受け取るでしょう。与えたものを受け取るのは、宇宙の法則です。
今年、あなたがエネルギーを注ぐこと一つ一つが、あなたの未来への投資になります。あなたは一挙手一投足で、未来へ向かって種を蒔くのです。さて、花と雑草、どちらの種にしますか?
2020年は、大きなヴィジョンを持ってください。あなたが人生の望むものだけではありません。あなたが社会に望むものは何ですか。その大きなヴィジョンを、あなたが真に望む方向に進むためのコンパスとして使ってください。途中、どんな嵐に巻き込まれようとも、自分にこう尋ね続けてください。「私は自分を再定義する準備が出来ているだろうか」、抵抗を感じる度に「何が起きるのを恐れているのだろうか」そして「今、手放す必要があるものは何だろうか」と。
これは、あなたが本当に自分にとって価値があることに打ち込むためのものなのです。
2020年は、箱の中に囚われている人にとって、大きなチャンスが得られる年となります。その箱の中で、一生を終える人がどれほど多いでしょうか。多くの人が自分の定義にこだわり、他人が下す定義を気にし、現状を変えようとしません。2020年は、宇宙全体が小さな箱の中から飛び出すようなフェイズを迎えます。この騒乱の中、あなたは決して被害者にはなりません。どちらの道を行くか、あなたは自分で決めることが出来ます。進まないことだって選べるのです。2020年の大波に、積極的にもまれてください。あなたが恐れているなら、この美しいエネルギーの全体が見えていないのです。
新しい自分になるのに、年を取り過ぎることはありません。新しい世界を見るのに、遅すぎることなんてないのです。
『なぜ「孤独感」を感じてしまうのか あなたの魂を癒やす自己カウンセリングとワーク』 ティール・スワン著 奥野節子訳
スピリチュアルの道のりって、ある意味、自分の中の恐れと向き合い、それを手懐けるプロセスでもありますよね。一瞬、恐れがなくなったと思っても、新しいステージに入れば、そこで新たなレイヤーの恐れを経験します。怒りの水面下にも、”自分の領域が侵される”という恐れが隠れていることもあって、なかなか深いです。
スピリチュアルが世の中の役に立つと思うことの一つに、恐れや悲しみに対するセオリーや向き合い方があります。結局、手を離れて行くものは役割を終えたからであって、必要なものは新しく舞い込んできますし、それは形を変えるだけなのです。
この一年、勇敢に立ち向かっていきたいですね。
ティール・スワンさんが言われていること、しっくりきました。
病気で24時間激痛で苦しんでいた時、その他のことも重なって身動きが取れないような気持ちでしたが、今の私が十年後の私を作るんだから。。。と、ずっと自分に言い聞かせていました。
あの時に比べれば、今はすべてが順調なんですけど、今の一瞬一瞬も、新たな未来を創っていっているんですよね。忘れていました。
年の始めに大切なことを思い出しました。
ありがとうございました。
Twitterで、『すべては心象。僕たちは心の中を旅しているんだよ。』と、DMをくれた人がいました。
去年の暮れのことでした。
それからは、いつも私の頭の中に、玉子を半分に切ったような型の一人用の乗り物に乗って、私の心の中の時空間を旅している自分の姿が頭に浮かびます。
そして、起きてくる事象について、私の色んな面を見せられてるだけ。。。と感じ、あまり反省をしなくなりました。
不思議ですね。まるで、みんなの脳とネットワークで繋がっているみたいに、色んな人が私にたくさんの智慧をプレゼントして下さいます。
私はおととしの7月から毎日メタフィジックス通信の記事とコメント欄を読んできました。
私は親との縁が薄く実家がないようなものでしたから、この場所が魂の還れる場所、実家のようなものだったのかもしれません。
メタさん。いつも有難うございます。
私は、今、Twitterで色んな人に繋がり、それぞれの方のお話を聞く機会に恵まれています。
慢性の病気の方。病気とその医療費に苦しんでいらっしゃる方。そのご家族。DV、セクハラ被害者の方。発達障害の方。子育て苦労中の方。などなど。
皆さん、かつての私と同じように孤独で先の見えない不安を抱えていらっしゃる。
そして、かつて、私がメタさんからしていただいたように、Twitterの中で縁があって繋がった方、そのたった一人の方でも、私のtweetのHOMEがその方の魂の還れる場所になれればなと思っています。
今読み返してたのですが、これはコロナの事を書いてるんだろうなーと思いながら読みました。
これまで真実だと思っていた事が、今年、窓の外に放り出されます。
今まさに放り出されて呆然状態
さーさーどうしようか
この記事がアップされた当初、私の中の何かが拒絶していて、記事の内容を受け入れることができませんでした。
だけど最近、自分の内面に変化があって、この記事の内容が今の私に必要だと感じて、読み返してみたんです。
全ての言葉がすうっと吸収されて、本当にこの現状に立った人たちを励ましてくれる、とてもパワフルな内容だと理解できました。
励まされてうれしいです。
ありがとうございます。