※チャンネリング・エリックは、亡くなった20歳の青年エリックがアストラル界からお送りするスピリチュアル学習番組です。
登場人物
- 母: エリックのお母さん。この番組のMC。
- エリック: アストラル界の住人。
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人はなぜ老いるか?
母: どうして人間は老化するの?
エリック: 肉体には、タイムリミットが必要なんだ。それが人間が老化する理由の一つ。もし老化することがないとしたら、この世界に長く留まりたいと思うかも知れないけど、永久にいたいとは思わないだろ。だから肉体は衰えていく。そうじゃなかったら、人間に生まれて年を取る経験も出来ない。
母: 忘れっぽくなったり、体の節々が痛くなったり、そういう経験が必要ってこと?
エリック: うん。老化していく姿を見せることは、他の人にとってもレッスンになるよね。特に認知機能の衰えからは、いろいろ学べることがある。もちろん、肉体的な衰えからも学べることもあるけど、認知症に比べたらレッスンの深さが違うよね。人間の経験の中では、すごく大きい部分を占めるんだ。
母: 別に年を取らなくたって、学ぶことは出来るじゃない?
エリック: でも年を取るプロセスは、重要な学びなんだ。年を取って病気になるとは限らないけど、以前には出来てたことが出来なくなったり、若い頃に持っていた能力を失ったりするよね。そのすべてが人間としての貴重なな経験の一部なんだ。
母: どういう仕組みで、人間は老化するの?
エリック: DNAによって、肉体がそのようにデザインされているからだよ。生まれた日から、老化はスタートする。人間の細胞は、徐々に衰えるように作られているんだ。止めることは出来ないよ。人間だけじゃない。地球上のあらゆる生き物は、いつかは死ぬ。枯れて、また生えてっていうサイクルを持つ植物はいるけどね。
母: 死ぬけど、年を取らない生き物はいる?
エリック: ある意味、僕たちがそうだよね。肉体は死んでも、魂は年を取らない。肉体にはタイムリミットがあって、その時が来たら僕らは向こう側に渡る。でも魂としての僕らは、成長はするけど年は取らないんだ。
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老化することのスピリチュアルな意味
母: 老化現象を治療することは出来ないの?
エリック: 老化を遅らせることは出来るよ。その方法は沢山ある。でも病気じゃないから、治療法は?って言われると、ない。人間として生きるプロセスの一部だから。
母: 老化が早い人と遅い人がいるのはどうして?
エリック: 基本的には化学物質の摂取量に拠る。依存物質に頼る生活をしていると老化が早まる。それからストレスもそうだ。ストレスがあると、依存的傾向を加速させるからね。精神的・感情的・肉体的に自分を酷使するのも老化を早める。
母: 私はすごい老化が早かったの。最初に自分の老化に気付いたのは、40歳かそこらだったと思うけど。鏡を見て、「え?ちょっと何これ?何が起きたの?」って思ったわ。心の中には、まだ20代の自分がいたからね。老化現象について、人間としての経験とかレッスン以外に、他に何かメリットはあるの?
エリック: ここを離れる準備期間として使う人もいるよね。どれだけ向こう側の世界の話を聞いたところで、いざ死ぬとなると、みんな怖いんだよ。だから老化現象、特に病気を経験すると、死に対する心構えが出来るよね。老化や病気って、いろいろ大変な思いをするから、そこで手放す練習をすることが出来るんだ。
母: それは分かるわ。”お迎えの準備”ってやつね。認知機能の衰えを食い止める方法はあるの?
エリック: 遅くすることは出来るよ。でも一度、その道に進んだら、そこから向きを変えることは滅多にない。始まる前に予防する方法はある。エクササイズとかハーブとか。でもそれが魂の計画だったら、食い止めることは出来ない。
母: コントラクトの中で、老化についてはどれくらい決めて来るの?アルツハイマーになるとか、耳が聞こえなくなるとか、全部決めて来るの?
エリック: もちろん決めて来るけど、自由意志で回避することも出来る。
母: 年を取ってからスピリチュアルなことに興味を持つようになる人は多いけど、それは老化と関係するのかしら?年を取ると、自分の思考によりマインドフルになれるとか。
エリック: 老化と直接関係する訳じゃないけどね。年を取りながら経験を積んでいけば、そこで学ぶことも増えるし、自分の人生に生かせることも増えて来る。そうすると、人生が少し楽になる。
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認知症のスピリチュアルな意味
母: 認知症には、スピリチュアル的にどんな背景があるの?
エリック: 認知症は、過去の記憶を処理する方法の一つなんだよ。どれほど素晴らしく優しい人だったとしても、誰でも子どもの頃にはトラウマがあったりする。アルツハイマーは、忘れるための方法なんだよ。そうなる人は、頭の中に沢山のことを抱えてる。決して怒りを外に出さない人だったり、自分の問題を人に話すことがない。自分の中に埋めてしまうんだ。長く溜め込み過ぎてしまうと、それは外に出てきちゃうよね。
母: 昏睡状態になったり、認知症になる時、肉体は生きていても、その人の魂はすでに肉体を離れている可能性があるって言ってたよね。
エリック: 年を取ってアルツハイマーや認知症の症状が重くなると、昏睡状態のように見えることがある。頭の中が空白になってしまうんだ。そうなると、魂は肉体を離れることが出来る。本人がそれを許可するんだ。そうなると、死はたいして難しいことでもなくなるからね。僕たちは彼らに話しかけ、彼らが肉体とつながるようサポートすることは出来るけど、彼らの側ではそのうち肉体に戻るのが面倒になる。肉体って、すごく限定されるからね。そうして彼らは向こう側に渡る準備をする。彼らは肉体の外に出て、認知症の困難から解放されるんだ。そういう時でも、サイキックや霊媒を通じればコミュニケーションできる可能性もある。誰かの夢の中にも入れる。そこで彼らはさよならを言ったり、これまでのことを謝ったりするんだ。本当に美しいことなんだよ。
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スピリットになると若返る?
母: 聖書には、何百歳まで生きた人が数多く出て来るけど、それは本当?
エリック: それはこのタイムラインの話じゃない。あるとしたら、別の惑星での別の転生の話だろうね。地球の大気の中では、僕らは何百歳までも生きるようにデザインされていない。
母: サンジェルマン伯爵って人が、何度も自分を再生させて長生きしたっていう話は?ある時はシェイクスピア、ある時はフランシス・ベーコンになったって言われてるんだけど。
エリック: ”自分を再生させた”っていうところが違う。それは転生の考えをベースにした神話みたいなもんだ。
母: 瞑想中にDNAに話しかけて老化を食い止めたり、自分を癒すことが出来るって言われるけど、その場合、「健康になるぞ!」って自分で強く念じる必要があるのか、それともガイドに頼むべきなのかしら?
エリック: その二つは別々のことじゃない。瞑想する時は、どっちもやってる。どっちかだけじゃなくて、両方やればいいんだよ。僕たちには、確かに自分を癒す力があるけど、あらゆるすべてを癒せる訳じゃない。癒せることになってないものもある。
母: スピリットになると若返るの?
エリック: 肉体を離れた後も、「病気で痩せた体のままでいたい」なんて思うスピリットは少ないよ。こっち側に来れば、見た目を変えるのなんてたやすいことだからね。やっぱり僕らだって、見た目はまだ気になるんだよ。スピリットになると若返るっていうのは、僕らがそうなりたいってこともあるんだけど、老化の原因ストレスは、肉体を離れてしまえば、一瞬でなくなる。だからその分、若返るんだ。
Erik on Aging by Channeling Erik on YouTube
Erik on Dementia in Channeling Erik
年を取るのって、スピリチュアル的には向こう側へ渡るための、ある意味、”癒し”の期間でもあるんでしょうね。
『忘れる』って、案外『ギフト』だなぁって思うんですよ(^ー^)
良くも悪くも自分の「記憶」に悩まされる場面がありますからね~
なんとか、ウマいこと老化していきたい(笑)
初めまして。いつも興味深く読ませていただいています。
仕事で認知症の方に携わっています。色んな作業と同時進行で認知症の方と関わることの難しさというか、へとへとで…まさに昨日、「認知症になって自分のことが分からなくなっていくことは、その人にとってどんな学びがあるんだろう…やっぱり、関わる周りの人間の学びのためなのかな。」と考えていたところでした。
それもあるけど、こういうことだったんですね、何回も読み返します。エリック君のお話は深いです。
私は、エリック君の記事がとても好きです。訳して下さって、ありがとうございます。ここで紹介されていた本も読ませていただいて、とても感動しました。
人間は歳を重ねると、いろんな経験をしているし、たくさんの人との出逢いもあって、その結果、たくさんの思い込みを持っていると思います。
その上、今は、インターネットやテレビから、絶えず情報が流されて続けている。。。
私は、物忘れというのは、頭の中に情報が入り過ぎて、脳がその情報処理に追いつかず誤作動を起こしている状態なんだろうか? って思っています。。。
私は、いつまでも若々しくいたい。
私は、いつまでも若々しくいる。
それが、欲だったとしても。。。
個人的には、物や人間関係だけでなく情報も、人生の節目、節目に、外界を遮断して、自分に役立たない情報を断捨離する必要があると思っています。。。
メタさん、この記事を読んで、認知症の母の介護中の私は、心の中でアップダウンがあった後、ちょっとした気付きのギフトを頂きました。
ありがとうございます!
認知症は死の恐怖を忘れる為だ、と聞いてましたが、抑圧された感情の為でもあるんですね。
よく大人しくて良い人ほど暴れる認知症になると言いますが、
祖母は我侭放題だったのに大暴れでした。
業が深い人です。
理屈はそうだとしても、身内が人間の思考回路を失っていくのは耐え難いものです。
なるべく施設の力を借りて欲しいです。
初めまして
エリックの「死は終わりではない」を読んで
ここにかかれている内容はぼくのブログに綴っている内容とほぼ同じです
勇気を貰いました
「健康アドバイザー サカイ」 で検索すれば ホームページが見れます ブログにもリンクしてます
よかったら 見てください