ブログを始めようと思ったきっかけ

ブログを始めようと思ったきっかけ

最初にブログを始めようと思ったのは、短期ビザでアメリカと日本を行ったり来たりしていた頃でした。当時、スピリチュアルの中でも、夢やクリスタル、意識についての研究は、海外の方がずっと進んでいて、毎日のように本屋さんのメタフィジックスコーナーに通っては、時間を過ごすのが私の楽しみでした。この時は、後で移住するとは思いもしないですから、アメリカを離れたら、この楽しみを味わえなくなることを、とても寂しく思いました。さて、どうしたもんか…。

本が好きなのは山々だけど、持って帰るにはかさばるから、情報だけならインターネットで探せるかも知れない。なんなら、ついでに日本語版データベースを作れば、きっと同じ興味を持つ人の役に立つに違いない。

そう思ったものの、最初からフットワークが軽かった訳ではありません。特に文章が書きたかった訳でもないですし、世代的にSNSネイティブではありませんから、うまくいかなかった時のことや、手間を考えると、気が進みませんでした。

でも経験上、抵抗を感じることほど、むしろやってみた方がいいと思っていましたので、とりあえず始めることにしました。

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再び、アセンションが来る？

ブログを立ち上げて、しばらく経ってから、大学の時の友人に会う機会がありました。バシャールの予言について教えてくれたのは彼女でした。「2016年の秋に、すべてが変わります」という、例のやつです。

私のアウェイクニングは2008年に始まり、既に一通りのスピリチュアルを勉強し終えていました。ですから、彼女の話を聞いた私の最初のリアクションは、「アセンションとか、別にもういいよ…」だったのです。2000年代初期、旧アセンション時代のヒエラルキー的な教えに私は懐疑的でしたし、UFO到着の予定が次々と延期になってしまう辺りに、スピリチュアル世界の予定調和を感じていました。

しかし、先ほども言ったように、抵抗を感じる時こそ、むしろやってみた方がいいと思っている私です。そこで改めて、インターネットでアセンションについて調べて見ると、「あれ？確かに自分に当てはまるぞ…」と思うことが沢山ありました。私も仕事を辞めてから、人生のタイムラインが分岐していくような経験を味わっていたからです。

「これって、ひょっとして、今、自分に起きてることなのかな…」

そう思ったら、どんどん興味が広がました。そして同じ経験をした人が、沢山いると思います。

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新アセンション時代の到来

旧時代・新時代のアセンションムーブメントは、 今では一続きのものと考えられています。けれども、私がこのブログを始めた頃、アメリカにおける旧アセンションムーブメントは過去の遺物でした。次元上昇すると肉体から離れるとか、もう一つの地球が出現すると言いつつ、何も起きなかった大騒ぎの歴史は、それすらも、ほぼ忘れ去られていたのです。

一方、インターネットの中のスピリチュアルは、新世代へのシフトが進んでいました。マインドフルネスのプラクティスを通じて、物事の見方や意識を変えると、現実もポジティブに変わることを、アセンションと絡めて話す人たちが出て来るようになったのです。そして、私も同じような体験を味わっていました。

自分に向き合い、ネガティブな感情や心の傷を癒していけば、その分、愛や光は増えていきます。愛と光の分量が増えれば、それは人生にも反映します。

そうか！言い伝えられてきた黄金時代とは、このことだったのか！ ハイヤーパワーを待たずとも、自力でたどり着けるなんて、なんて素晴らしいんだろう！

当時、旧アセンションと区別するために、シフトやアウェイクニングという言葉が好まれていましたが、日本ではまだマイナーだったため、私はアセンションという言葉を使うことにしました。古い言葉のままだけど、この新しい考え方が早く日本にも広まればいいのにと思い、せっせとブログを書きました。

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新旧セオリーの統合

考えてみると、「もう一つの地球が現れる」という旧アセンション時代の予言も、字義通りではなく、比喩と捉えれば、まったくの的外れでもないんですよね。アウェイクニングの後で経験する新しい人生は、新たに出現するもう一つの地球と言えるかも知れません。同じことを別の言葉で表現しているだけなのです。

エネルギーというものはそれ自体、形を持ちませんから、様々な現れ方・解釈ができます。なんなら見えなくたっていいのです。

そのような視点から、再びスピリチュアルの歴史を振り返ってみると、様々なバージョンのセオリーが、同じことの、別の言い換えであるように思えてきました。ライトボディ覚醒、DNAアクティベーション、意識の拡大、意識の進化、そしてアウェイクニングにアセンション。視点をスライドさせているだけで、それぞれ同じ現象を扱っていると言えます。

テレパシー、チャネリング、ハイヤーセルフ、宇宙人にマスターに天使。これもひょっとして、同じことの別の受け取り方なのかもしれない…。

なんだ、最初から起きてることは一つだったのか。そこからスピリチュアルが飛躍的に面白くなり、またしても、せっせとブログを書きました。

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オリジナルな宇宙／フラクタルな宇宙

スピリチュアルでは、必要なガイダンスはすべて自分の中にあると言われます。けれども、ガイダンスとのつながり方は、人それぞれです。

大いなる愛の存在に守られたい人もいれば、マンツーマンでビシビシしごかれたい人もいますし、チームプレイを得意とする人もいます。タロットやカードを通じて必要なアドバイスを聞く人もいれば、チャネラーを通じることもありますし、ハートや直感、体の感覚とつながる人もいます。他にもいろいろあると思います。だからこそ、様々なモダリティがあります。あなたに合うと感じるなら、答えはイエスです。

私も昔はチャネリングをしたり、カードに凝ったりしたんですけど、だんだん自分以外、要らなくなりました。自分イコール宇宙ですからね。なので。表面上は全然スピリチュアルっぽくないですけど、むしろスピリチュアルしかやってないんですよ。それでも答えはイエスです。

自分を超えた大きな力や、神聖なものを感じる力は、誰もが等しく備えています。それは、儚い肉体を生きる人間としての本能でもあるからです。 つながってないと思っても、本当はつながっています。同じソースの別の表現であり、最初から、何も間違ってなんかないからです。

せっかく自分に生まれて来たんだから、胸を張ってオリジナルの宇宙を生きようよ。

いつでもそこに戻るために、スピリチュアルの教えはあると思っていますし、それを伝えたくて、せっせとブログを書いています。

それぞれの宇宙はオリジナルでも、遠く離れた相容れないものではありません。それぞれが視点の異なるフラクタルな宇宙であり、世界は意識でゆるーくつながるからです。