オークランドプライドパレードを見に行った話

昨日、私の住むオークランドでもプライドパレードがありました。今年で１０回目だそうです。サンフランシスコプライドに比べると、よりローカル感があるというか、地元商店街のパレードに近い感じなんですけどね。うちはダウンタウンのド下町ゾーンにあって、すぐ表通りをパレードが通るというので、様子を見に行きました。

プライドパレードは多くの地元企業が協賛していて、 サングラスやTシャツ、ネックレスなど、オリジナルのプライドグッズを無料配布します。企業にとってもよい宣伝になりますから、力の入れどころです。下のレインボーグッズ売りのお兄さんは、アマゾンのプライドTシャツを着ていました。魅力的という意味のグラマーとアマゾンをかけて、グラマゾンと書いてありますね。しかもレインボーカラー。これは欲しい。

イケアチームも来ていました。レインボーカラーのおうちが描かれたTシャツを着ています。

アメリカのパレードでは、あしながパフォーマーがなぜかよく来ます。プライドパレードでは、あしながレインボーガールが沿道の人たちに手を振っていました。足長くする必要なさそうなコスチュームです。

この時ばかりは、宇宙人もレインボーです。ていうか、宇宙人はもとからセクシャリティーがニュートラルですから、根っからレインボーなんですけどね。

私は元々鉄っちゃんだったので、鉄道系のフロートがあると絶対気を取られちゃうんですよね。サンフランシスコ・ベイエリアを結ぶ地下鉄BARTくんも、なにげに帽子を被ってトーマスみたいな顔で参加していました。隣で電車ごっこしている風のお兄さんも、楽しそうです。

昔、バイクに乗ってたので、ローライダーなんかも目がないんですよ。くそー、かっこいい。ていうか、パレードそっちのけになってきてます。

またしても、あしながパフォーマーに遭遇。なにやら楽しげに笑っていますね。

息子さんのために、プライドパレードに参加したお母さんたち。しかもヒスパニックである彼女たちは、移民の権利もひっくるめていて、マイノリティにマイノリティが重なるあたりが、さすがオークランドって感じです。

なにしろマイノリティの街ですから、例のあの人に反抗するTシャツも売られていました。 怒りのレインボー中指です。しかしスピリチュアル界では何かと論争を呼ぶ存在ですから、念のためモザイク入れました。

オークランドは、横断歩道もレインボーです。

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マイノリティの権利にもいろいろありますけど、プライドパレードは「愛してる人とわ愛し合って、何がいけないのか？」という、ストレートなメッセージが込められていて、ガツンと来ますね。そんなの、いけないわけがないですよ。

必ず最後に愛が勝ちますように。