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お寺の仲間が考えた ”多く欲しがらないための6つのステップ”

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つい最近、お寺の若手ブログ制作チームに加わることになりました。なんて言ったら、いやいや、もう若くないでしょと思うかも知れませんが、先輩世代のメインは60代代後半から上なので、相対的に若手なんですよ。

言い出しっぺとなったのはブラジル人カップルで、自分たちのオルタナティブな生き方や智慧が、社会のルールを窮屈に感じている人たちの役に立つだろうし、それはやがて、惑星全体にも、よい影響を及ぼすと信じているとのこと。そんな話を聞いたら、まさに二つ返事で私も手伝うことになりました。イエース、イエース笑。

それからほどなくして、第一段で上がってきたライフハックが、いきなりのオルタナぶりで面白かったので、ぜひうちでも紹介させてもらうことにしました。元のタイトルは、”How To Want Less?で、「多く欲しがらないためにはどうするの?」となります。

まるで、戦時中みたいです笑。以下にご紹介しますね。


大ピンチ!買い物シーズン! 

感謝祭も過ぎ、ブラックフライデーも過ぎ、サイバーマンデーに、サイバーウィーク、そして、まもなくクリスマスがやって来ます。「さあ、買わないと損だよ!」「今がチャンス!」と、まるで全方角から爆撃を受けている気分です。

ダライ・ラマは言いました。「幸せになりたければ、方法は2つある。欲しいものを全て手に入れるか、少ないもので満足するかだ」

そうは言っても、簡単ではありません。

セールスの勉強をすると、人は感情によって購買意欲をそそられ、それを正当化するために理由を考えることが分かります。それなら買い物をしないためには、逆のパターンを考えてみればいいのです。ステップは6つあります

1.感情に支配される前に気付く

欲しいものを目の前にすると、私たちはしばしば、どうしても買わなければという強い感情に支配されることがあります。それがなくても生きていけるなんて思えなくなる前に、まずは感情に注意しましょう。

2.理由に支配される前に気付く

買いたい感情に支配されると、なぜ買う必要があるのか、いくらでも理由が湧いてきます。「今が買い時!」「セール中に買った方がいい」「直感的にピンと来た」「買わないと後悔する」「前から欲しかった」などなど。理由はいくらでも湧いてきて、あなたを強く支配します。これを食い止めるのは、急坂を下るトラックを止めるくらい大変に感じるかも知れませんが、できないことはありません!

3.思考と遊んでみる

私たちの思考は、いつだって自由なはずです。買い物すべき理由に支配されそうな自分を感じたら、ためしに別のことを考えてみましょう。たとえば明日のごはんは何を食べようとか、または誰か他の人になった姿を想像したり、砂漠で死にそうになったらどうしようなどなど。思考と遊び、マインドの枠を広げられるでしょうか。

4.体の感覚に注意する

他のことを考えると、あなたの体がどのような反応をするか、よく注意してみましょう。きっとおなかがムズムズしたり、胸がつかえたように感じるかも知れません。

しばらくその感覚を味わったら、今度は再び、あなたが欲しいと思うものを考えてみてください。その感覚は、あなたにとって心地よいでしょうか。それとも苦しいでしょうか。

どちらでも構いません。ジャッジせずに、どのような感覚があるか眺めてみてください。

5.呼吸する

体の感覚に注意しながら、深呼吸をしてみましょう。続けていくうちに、体の中にゆったりした広いスペースが生まれるのを感じられると思います。

私たちが思考に支配される時、それはマインド・モンスターに自分を乗っ取られているのと同じ状態にあります。コントロールを失って、モンスターの要求を、自分の意見だと信じ込んでしまうのです。

ここでもう一度、先ほどの買い物について、どうしてそれを買う必要があるのか考えてみてましょう。どれほど緊急に感じたとしても、人生、何が起こるか分かりませんよ。本当に絶対に、今それが必要かな?

いずれにしても、買うかどうかの決断を下すのはあなたですから、思考や感覚と自由に遊んでみて下さい。

6.今にたたずむ

ここで不思議なことが起こります。呼吸を続け、体と心がリラックスしてくると、もはやそれほど必要ないように思えてくるのです。なぜでしょう?

深呼吸によって体に新鮮な酸素が送り込まれると、ゆったりした心地よい感覚が広がり、それによってマインドも満たされるからなのです。まるで魔法みたいですよね。

このプロセスを身につけるには、何度か練習を重ねる必要があります。でも、一旦マスターしてしまえば、一生使えます。

遊び心を持って、もっと楽しく、もっと自由に、今にたたずんでください。


いかがでしたでしょうか。この話は、買わないことが美徳というものでは決してなく、思考がぐるぐる回り続ける時に、どうやてそれを解くかについてのものです。このようなステップはマインドフルネスの基本で、いろいろな状況に応用することが出来ます。

原文の筆者であるブラジル人カップルは、次は「やりたくない仕事を乗り切る方法」について書く予定だと言っていました。立場や文化は違っても、みんな似たり寄ったりの状況を抱えているのだと思って、可笑しかったです。

・・・・・・

「どうしても買わなくちゃ」「買わないとダメだ」という思考や感情の根っこには、「買えば満たされる/より良く見える/人に認められる・好かれる」などの理由が見つかることがあります。

先ほどのステップの中ではマインド・モンスターとしましたが(原文ではanother creatureと表現していました)、ジャンルが変われば、インナーチャイルドと呼ばれることもあります。自分の中にいる、小さな子です。

私たちが衝動的、強迫的な感情に駆られるのは、この子が不安で震えているからだと言うケースがよくあります。

どんな不安があるのか気持ちを聞いてあげて、今のままでも大丈夫だと安心させてあげてください。手をつないで一緒に歩けば、怖いことなんて何もないんです。これまでも、ずっとそうやって来ましたからね。

・・・・・

お寺での毎日にも、冬の深まりを感じます。暖房なんてある訳がなく、何枚も着込むのですが、大き過ぎてカニっぽいと思った赤いジャンパー(通称カニジャン)が、とても役に立っています。

赤やえんじ色は、お寺のオフィシャルカラーなので、長年いる人たちは同系色の服を着ます。特に寒い日に、みんなが着ぶくれた様子を見ると、やっぱり全員カニで、一人じゃないと安心しました笑。

「お寺の仲間が考えた ”多く欲しがらないための6つのステップ”」への12件のフィードバック

  1. メタさん

    お寺で、そんなブログ活動をされているなんて、楽しそうですね!

    クリスマスシーズンは、買い物のシーズンですよね。ʅ(◞‿◟)ʃ

    最近、自分の好きなことのために時間とお金を使うようになって、買い物が減りました。 それまでは我慢しすぎて余計な安物を買ってたのに気づきました。

    出来れば、余計な買い物もっと減らしたいかな。自身の生活を、自身の為にクリエイトするには、お金も必要ですからね♡

    そっかあ、暖房無しでも生活できるんですね。。私は必要ですが、良いヒントを頂きました。

    ワイハから寒いお寺ですね。
    でも、みんなで、
    あったかカニカニ♡なんですね。
    気持ちがあったかいのが一番幸せですね。

  2. あぁもう自分て。。。わかっちゃいるんですよ、そうなんですよねぇ。
    これに関してはもうホントごめんなさいです。
    いい事聞いた!と思っています。やってみます。ありかとうメタさん。
    寒くなってきました。冷えないよう気を付けてお過ごしください。

  3. メタさん、素敵なクリスマスプレゼント、ありがとうございます。

    メタさん、大好き。♡♡♡

    メタさん、あっちょんぶりけ ‼︎‼︎ (♡ >ω< ♡)

  4. 物欲があまりないんですが、
    その分どんどんテキトーになっていっております(^_^;)

  5. どの、たったかた状態で、答えたら良いのか、わかりませんので、今状態で書きます、、、

    1.感情に支配される前に気付く
    欲しいものを目の前にすると、私たちはしばしば、どうしても買わなければという強い感情に支配されることがあります。それがなくても生きていけるなんて思えなくなる前に、まずは感情に注意しましょう。

    答え

     前の自分では、欲しいものがあったら、ハイヤーセルフに聞いて、どれを買ったら良いかの確認してましたが、、、それは、今も、同じです、、、物欲は、ちゃんとあります!!後、性欲も!!

    2.理由に支配される前に気付く
    買いたい感情に支配されると、なぜ買う必要があるのか、いくらでも理由が湧いてきます。「今が買い時!」「セール中に買った方がいい」「直感的にピンと来た」「買わないと後悔する」「前から欲しかった」などなど。理由はいくらでも湧いてきて、あなたを強く支配します。これを食い止めるのは、急坂を下るトラックを止めるくらい大変に感じるかも知れませんが、できないことはありません!

    答え

     わたくし思うに、2つ、解決理由を、足さなくてはいけない気がします、、、

    1、無理やり、欲しい衝動を、抑える方法は、違う衝動(例えるなら、食欲、性欲など、、、)を、そこにあてがったら良い

    2、あなたの人生で、どうしても、何かのために必要で、その衝動が、魂の内面から、抑えられないから、そうなっている

    これは、ちょっと、答えが、それてしまいましたが、食い止める方法でしょう、、、

    3.思考と遊んでみる
    私たちの思考は、いつだって自由なはずです。買い物すべき理由に支配されそうな自分を感じたら、ためしに別のことを考えてみましょう。たとえば明日のごはんは何を食べようとか、または誰か他の人になった姿を想像したり、砂漠で死にそうになったらどうしようなどなど。思考と遊び、マインドの枠を広げられるでしょうか。

    答え

     3、思考と遊んでみるの答えが、わたくしの、2番の答えでしたねw

    4.体の感覚に注意する
    他のことを考えると、あなたの体がどのような反応をするか、よく注意してみましょう。きっとおなかがムズムズしたり、胸がつかえたように感じるかも知れません。

    しばらくその感覚を味わったら、今度は再び、あなたが欲しいと思うものを考えてみてください。その感覚は、あなたにとって心地よいでしょうか。それとも苦しいでしょうか。

    どちらでも構いません。ジャッジせずに、どのような感覚があるか眺めてみてください。

    答え

     死角のない答えですね!!

    5.呼吸する
    体の感覚に注意しながら、深呼吸をしてみましょう。続けていくうちに、体の中にゆったりした広いスペースが生まれるのを感じられると思います。

    私たちが思考に支配される時、それはマインド・モンスターに自分を乗っ取られているのと同じ状態にあります。コントロールを失って、モンスターの要求を、自分の意見だと信じ込んでしまうのです。

    ここでもう一度、先ほどの買い物について、どうしてそれを買う必要があるのか考えてみてましょう。どれほど緊急に感じたとしても、人生、何が起こるか分かりませんよ。本当に絶対に、今それが必要かな?

    いずれにしても、買うかどうかの決断を下すのはあなたですから、思考や感覚と自由に遊んでみて下さい。

    答え

     最初の1節は、そんな方法もあるのかぁ、と、感じましたね、のこりは、その通りですね!!さすがに、これを、考えた方は、自身を、深く、見ていることでしょう、、、

    6.今にたたずむ
    ここで不思議なことが起こります。呼吸を続け、体と心がリラックスしてくると、もはやそれほど必要ないように思えてくるのです。なぜでしょう?

    深呼吸によって体に新鮮な酸素が送り込まれると、ゆったりした心地よい感覚が広がり、それによってマインドも満たされるからなのです。まるで魔法みたいですよね。

    このプロセスを身につけるには、何度か練習を重ねる必要があります。でも、一旦マスターしてしまえば、一生使えます。

    遊び心を持って、もっと楽しく、もっと自由に、今にたたずんでください。

    答え

     最初の1節、「マジかぁ~、それは、やった事なかったですね~」(驚き
    または、轟き(とどろき))
    残りの節は、「おぉー、すげー、知らなかったー」と、勉強になりました!!

    あっぱれ☆

  6. >6.今にたたずむ
    ここで不思議なことが起こります。呼吸を続け、体と心がリラックスしてくると、もはやそれほど必要ないように思えてくるのです。なぜでしょう?
    深呼吸によって体に新鮮な酸素が送り込まれると、ゆったりした心地よい感覚が広がり、それによってマインドも満たされるからなのです。まるで魔法みたいですよね。

    これ、とても大切なことですね。
    物欲にも効きますし、疲れやイライラにも効くと、今日仕事中に思いました。
    不思議なことが起こります (^_−)−☆

  7. >3.思考と遊んでみる
    私たちの思考は、いつだって自由なはずです。買い物すべき理由に支配されそうな自分を感じたら、ためしに別のことを考えてみましょう。たとえば明日のごはんは何を食べようとか、または誰か他の人になった姿を想像したり、砂漠で死にそうになったらどうしようなどなど。思考と遊び、マインドの枠を広げられるでしょうか。

    また読んでみて、なかなか効果的で面白かったです。
    私は最近欲しい物は食べ物くらいで少なくなってきてますが、その食べ物すら、この方法を試すと、「あれ?要らないんじゃない?」と思いました。

    砂漠で死にそうなシュチュエーションが、お気に入りです♡

    かなり、面白いですね!素晴らしいシェアをありがとうございます!
    本当に欲しいものが分かる感覚って心地よいです。

    さらに私なりに工夫して展開したいとます。

  8. >わたくし思うに、2つ、解決理由を、足さなくてはいけない気がします、、、

    >1、無理やり、欲しい衝動を、抑える方法は、違う衝動(例えるなら、食欲、性欲など、、、)を、そこにあてがったら良い

    >2、あなたの人生で、どうしても、何かのために必要で、その衝動が、魂の内面から、抑えられないから、そうなっている

    衝動や依存を別の衝動で置き換えても、ループが続くだけで、何も楽にならないんです。しかもそういうのに限って、自分のハートや魂から来る、すごく大事な要求に思えてしまうんですけど、実はそれがマインドのトラップなんです。

    心が広がるなら、愛から来ています。愛って、手放せるんですよ。どこにいても手に入るからです。

    でもどこかに焦燥感や、強い要求、衝動があるなら、それはエゴの防衛本能から来ています。従っていても、完全な安心や満足は手に入りません。

    この点がきれいにクリアできると、愛と光を浴びて光合成するような、いわゆる5次元に入ります。

  9. メタさん、ありがとうございます☆

    この記事を読んで無駄遣いを抑えることができました(^^)
    衝動に駆られたらまたここに来よう(^^;

  10. おはようございます!natsukiさん
    お久しぶりです。

    >物欲があまりない
    同じく。
    自分の夢のために使えるといいなって思うけど、
    今の夢が何か考え中です(汗)

  11. こんにちは。♡

    私は元々物欲がないほうで、最近は断捨離したり終活を意識しているので、最低限の物しか無い生活です。来シーズンの為にバーゲンの服を買おうと思っても、体型が変わってるかも等思うと購入を思いとどまれます。
    物を欲しいと思えるっていい事ですよ。物欲ないとつまらないですよ。
    その分、食欲、睡眠欲、怠け者欲は半端ないですが。

    「家族という病」という本が売れていた(売れている?私は未読)そうですが、
    夫婦という病
    親子という病
    パートナーという病
        ・
        ・
        ・
    スピリチュアルという病
    なんか、全てにあてはまるような。だとしたら、みんな好きなように人生楽しめればいいのかなと思いました。欲しいと思ったものは買っちゃって良いと思います。後で後悔しても、それも経験になりますよ。

    マインドトレーニングをして心を鍛えていれば、本当に欲しい物は分かると思います。それは可能な限り手にいれます。財布が厳しくても。それは物ではないんですが・・・お金は必要ですね。

    こんどは「錬金術」についての記事をお願いします。!(^^)!

     

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