【ビギナー向け】スピリチュアルなエネルギーと、その感じ方

スピリチュアルなエネルギーとは

エネルギーとは、「何かを動かす源となったり、何かに作用を与えるもの」です。通常の物理的エネルギーは、一般的に形あるものが他の物質に作用することでエネルギーを与えます。運動エネルギー、電気エネルギーがそうですし、熱エネルギーなど、一見、形が無いように思えるものでも、原子や分子レベルで物質が作用していると言えます。しかし、スピリチュアルのエネルギーの場合、まったく形を持たないものでも、エネルギーになり得ます。

スピリットや時間も、エネルギー

スピリチュアルの世界では、天使やスピリットなどをエネルギーと考えます。肉体を持たない非物質だからです。同様に、UFOや宇宙人もエネルギーということがあります。彼らは肉体を自由に物質化・非物質化することが出来ると言われています。今ここに形を持たなければ、エネルギーなのです。そうすると、過去や未来など、今、ここではない時間も全てエネルギーですし、感情や思考や記憶、夢、イメージ、もっと言えば、愛や知恵や情報もエネルギーです。どれも手に取って触れられるものではないですが、確かに私たちに作用を与えていますね。

エネルギーはニュートラル

宇宙に善悪のジャッジメントがないように、エネルギーも、本来ニュートラルだと言われます。ただし、重たい・軽い、堅い・柔らかい、荒い・細かいなど、テクスチャ―の違いはあります。いわゆるバイブレーションや周波数の違いというやつです。エネルギーが重たいからといって、悪いわけではありません。体重と同じです。けれども、たとえば体が軽く感じれば、高くジャンプしたり、生き生きと動いたりできるように、エネルギーの性質の違いで体に感じる感覚は変わります。

エネルギーの感じ方

エネルギーとは、その対象を考える（遠隔）、または目の前にする（対面）とき、体の感覚として感じます。たとえば、天使のエネルギーとつながりたいとしましょう。天使のことを考えると、心がふわーっと広がる心地がしたり、あったかくなったりします。体の力が抜けるように感じるかも知れません。それが天使のエネルギーとつながるということであり、もっと言えば、そのエネルギーとつながって、ヒーリングが起きたということです。体と心がほっこりしますからね。

え、それだけ？と思うかも知れませんが、本当にそれだけです。エネルギーを感じるということを、人間はマインドでとても複雑にしてしまい、誰もが既にやっていることに、難しい名前をつけているだけなのです。もちろん、体感だけでなく、視覚や聴覚、嗅覚などでエネルギーをキャッチできる人もいますし、どこまで微細な感覚を受け取れるかも人によって違います。けれども、ごく基本的なことは、誰もが知っている感覚に基づいています。

エネルギーを感じる練習をしてみよう

エネルギーを受け取る際は、体の感覚が一番先に来ます。瞑想中に、体が揺れたり、サードアイがピリピリしたりすることがあるのは、それが理由です。体の感覚をもとに、感情や思考が生まれます。エネルギーを感じる際に、イイ感じとか、いやな感じなど、感情をセンサーとして使うのは分かりやすい半面、個人のフィルターが入りやすいので、できればオフにしておいた方がいいです。オラクルカードやタロットを引く前にも、深呼吸して、自分の中をクリアにしますよね。それと同じです。

エネルギーを感じる練習をしたい人は、天使や動物、植物などが、親しみのある存在で試してみると”つながりやすい”です。彼らのことを考える、もしくはそばに行くと、体にどんな感覚を感じますか（触る必要はありません）。植物や動物の種類によって、もしくは動物と植物で、感じ方に違いはありますか。クリスタルや色の違いで遊んでみてもいいです。体に受ける感覚を深く感じ取れるようになると、ヒーリングが上手になります。

また、感じたことを言葉で説明していくと、ガイダンスを受け取るのが上手になるんですよ。