他者への奉仕と自分への奉仕
他者への奉仕(Service To Others/STO)と自分への奉仕(Service To Self/STS)というのは、『ラー文書』に出て来る有名なコンセプトです。第三密度では自分への奉仕に明け暮れていますが、他者への奉仕に意識を切り替えることで、第四密度に入ると考えられています。
このコンセプトは、その後に出される『カシオペアン・チャネリング文書』の中でも言及され、やがて旧アセンション世代ライトワーカーたちの行動原理として引き継がれていきます。
しかし、他者への奉仕を一番に考えるあまり、自分を犠牲にしてしまったり、押しつけがましいワンネスになってバランスを崩してしまったためか、最近では、かつてほど目にすることがなくなったフレーズでもあります。
何をもって「他者への奉仕」と考えるかが、難しいんでしょうね。
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サービス・トゥ・セルフとは
自分と他者を切り離し、別々のものとする考え。もしくは、そう考える個人やグループ。生存競争と物質主義を重んじ、コントロール、ヒエラルキー、権力、競争、抑圧、征服などがモチベーションになる。エゴを超越し、自分をマスターすることや、無条件の愛、ワンネスを信じず、自分の弱さを克服しようとする代わりに、他人の弱さに付け込み、コントロールしようとする。
サービス・トゥ・アザーズとは
自分を全てなるものの一部と考え、他人の中にも自分を見ようとする考え。もしくは、そう考える個人やグループ。他者への奉仕を、自分を成長させ、進化させるための最短の方法と考える。愛や受容、奉仕、スピリチュアル、自由、協調をモチベーションとする。
Extra-Terrestrial Agendas: Service-To-Self vs Service-To-Others By David Cameron Gikandi in Miracles For Me
一般的に言われている両者の違いは、だいたいこんな感じです。
ここでもう一度、『ラー文書』に書かれたサービス・トゥ・アザーズについて振り返りたいのですが、ラーの話が難しすぎて、正直、私の頭では何言ってるかさっぱり分からない部分も多いので、精一杯頑張って分かる範囲に留めました。
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個人に出来る最大の奉仕とは?
ラー: 私はラーです。奉仕には一つしかありません。それは「一なるものの法則」です。自分自身を創造主、統一、ソースに捧げることが、最大の奉仕です。唯一の創造主を求める人は、無限の知性の中に留まります。それを求め、それに捧げることで、幻想複合体の様々な側面やエネルギーセンターに関する無数のチャンスが、マインド/ボディ/スピリットのねじれを持つ個体にもたらされます。(The Law Of One, 15-7)
つまり「一なるものの法則」に従って生きると、いろんなチャンスが生まれるよと、ラーは言ってるんだと思います。
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第三密度で、他者への奉仕に役立つベストの方法は?
ラー: 他者への奉仕をするベストの方法は、インナーセルフとしても知られる創造主への愛を、常に他者とシェアしようと努めることです。これには内面の知識と、ためらうことなく他者に自分を開く能力も含まれます。マインド/ボディ/スピリット複合体のエッセンスを輝かせることです。
第三密度で他者への奉仕を求める人にとってベストの方法は、それぞれのマインド/ボディ/スピリット複合体によってユニークに異なります。その方法に関しては、内面の知性に答えを求める必要があります。人それぞれで異なります。ベストはありません。一般化できないのです。答えはありません。(The Law Of One, 17-30)
難しいことばかり言ってるようで、さすが、いいことも言っています。内面の愛と光を、ためらうことなく輝かせればいいんですね。
本当はもっと難しいことを言っているのかも知れないですが、だいたい分かれば、全部分かったも同然と思ってしまう私は、カップラーメンの作り方を間違えるタイプです。
「ためらうことなく」が難しいな。自分でブロックしてしまう。どうしたら外せるのかどなたか教えてください…ドリー・バーチュは「天使に明け渡すように」と言っていますけれど出来ていないです。
ブロックは「明け渡す」コマンドだけで行けるときと、別のアプローチが必要な時があって、そのうち記事にしますね。