ケンドリック・ラマー、UFOとの遭遇を語る
2016年グラミー賞を受賞し、今年度もノミネートされている米ラップ歌手ケンドリック・ラマーが、テレビのインタビューで、自らのUFO目撃談とアブダクションの可能性について語ったそうです。この話、ケンドリック・ラマーがどんな人か知らないと面白くないんですけど、有名どころがこぞってコラボしたがる米ヒップホップ界の超新星で、コンプトンというギャングの名産地出身にもかかわらず、ドラッグフリーで敬虔なクリスチャンという、コンシャスな面が人気を博しています。日本で言ったら、たとえば宇多田ヒカルがUFOに誘拐されたことをテレビで語り出すくらいの衝撃で、でもあの人ならあり得るかも、みたいなところもあります。
インタビューはごく普通に、彼の音楽キャリアなどについての話から始まりました。余暇の過ごし方について聞かれたケンドリック・ラマーは、充分な時間が取れないとしながらも、最近は占星術に興味があると言い、話がコアな方向へと進んでいきました。
以下の会話は、インタビューアとのやり取りです。
インタビュアー男性(以下、男): 占星術に興味があるの?
ケンドリック: ただ好きなんだよ。
男: 僕には分からないな。
ケンドリック: 分からないの?
男: その手のものは信じないんだ。
インタビュアー女性(以下、女): でも、エネルギーはリアルなパワーだって信じてるのよね。
男: エネルギーはリアルだよ。子供の頃、エイリアンだか宇宙船だかを見たんだって?
ケンドリック: いつも言うんだけどね。俺は自分の意見を通すよ。イエスだ。
男: 見たんだ?
ケンドリック: 見たよ。
女: 彼はどこから来たの?
ケンドリック: その時は誰も信じなかったし、今だって誰も信じてくれない。
男: 信じたいと思ってるさ。それにしても、どうして宇宙船が来たんだい?他に誰も見た人がいなくて、ケンドリック・ラマーだけが唯一の目撃者だったのかい?どうして彼らは姿を現さなんだろう?
ケンドリック: 自分でも、うまく表現できないんだけどね。「OK、わかった。矢が通り過ぎたことにしよう」と思っても、それじゃ意味が通じないんだ。
男: その時はハイだった?
ケンドリック: いや、僕が6歳の頃だ。でも覚えてる。言葉では言い表せない、シュールな瞬間だった。
女: アブダクションされたかも?
ケンドリック: 多分されただろうね。だから今音楽をやってるんだよ。分からないけど、彼らがエネルギーを与えてくれたんだと思う。
”他の生命体がいると、君は信じるかい”
と、まあ、それから彼は同番組の中で、自身の遭遇体験を次のように語っています。最初の方は、当時の様子を淡々と話していたのですが、UFO遭遇の話になると、つい気持ちが抑えきれず、途中から突っ走ります。
インタビュアー男: どんな様子だったの?
ケンドリック: その夜、俺たちはコンプトンにいて、階段の上の狭いバルコニーにいた。絶対に忘れないよ。そうしたら矢のような、フラッシュのような光が、チチチチッと走るのが見えた。それは、流れ星みたいな光じゃなかったんだ。いくつもの光が空にあった。忘れないよ。それが僕の遭遇体験だった。
影響力のある多くの人たちが、自分の個人的経験や哲学、真実を表現するようになっている。でも大切なのは、僕たちはみんなここで人間の経験をしていて、共に生き、共同で現実を創り上げているってことなんだ。個人的な経験やストーリー、そして考え方を、僕たちがもっと表明すれば、他人をもっとオープンに受け入れられるようになる。他人だけじゃない。他の全ての領域もね。
こんな話、有名人がSFめいたことを語ってるに過ぎないと思う人もいるだろう。でももっと深く見つめてみるんだ。いろいろな信念や宗教、幅広い年代の人たちによる目撃談は沢山ある。それぞれが似たような筋書や、バイブレーションを持ち、みんな自分の遭遇体験と目撃談に確信を持っている。信じようと信じまいと、エイリアンの生態や進化した知性に関しての証拠が増えているという事実を、見過ごすことは出来ない。
俺たちの惑星を超えた場所に他の生命体がいると君は信じるかい?
この前、実家の母と話していて、ついスイッチが入ってしまい、輪廻転生と生まれて来る意味について、こんこんと語ってしまいました。「うんうん。わかった。本でも書いたら?おでん作るから大根買ってきて」と言われ、はっと我に返り、そそくさと大根を買いに行く私の身に、北風が染みました。
こんばんはいつも楽しく勉強になるなあと思いながら読ませていただいております。ケンドリックラマーさん、すごく知的な繊細な感じの方ですよね。UFOの話、興味ぶかいです。