弱い人と強い人
生きてると、どう考えてもこれはひどいという人に、何人も会います。自分はさておいても、愛する人、弱い立場の人がひどい目に合わされたら、がつんと食らわせてやりたいと思うのが人情です。
でもそんな時にどうするかで、本当に強い人と、弱い人の違いが表れます。
弱い人は、自分の怒りに飲み込まれ、繰り返し考えることで怒りを増幅させ、その感情を晴らすことが目的となります。
強い人は、自分にとって本当に価値あることだけを人生に選びます。
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強い人はリベンジを企てない 5つの理由
1.強い人は、カルマに仕事をまかせる
カルマは宇宙の法則です。地球における引力の法則のように、宇宙では、そこから誰も逃げられません。
強い人は、決して自分から相手にやり返さないですし、ネガティブな意識を向けることすらしません。なぜかと言うと、そこから新たなカルマを生むからです。
あなたを傷つけた人は、必ずカルマのレッスンを学ぶことになります。
ですから自分は手を引き、リベンジと言うダーティワークはカルマにまかせるのです。
2.強い人は、自分の心の平安を保つ
カルマに仕事をまかせたら、心をクリーンで清潔に保つことに目を向けます。心の中のネガティブな思いが、ネガティブな行動につながり、それがカルマを作り出すと、強い人は知っているのです。
自分の感情を満たすためのリベンジを企てるより、心の平安を保つことに力を注ぎます。自分の傷を癒し、相手を許したら、もう振り返りません。
3.強い人は、自分のエネルギーを守る
強い人とは、賢い人です。怒りや不満に固執することがいかにエネルギーに悪影響を与え、自分にダメージをもたらすかというい仕組みをよく理解しています。
その仕組みこそが「ネガティブな思いは、カルマとなって自分に返って来る」という仕組みです。
ですから彼らは、いつも自分のエネルギーを整え、ヘルシーに保つように努めます。それが最大のバリアになると知っているからです。
4.強い人は、自分のプライドと上手に付き合う
悔しくて、やり返したいという思いは、誰にでもあります。普通はそこにプライドを介入させ、自分の正しさを証明したいという思いに駆られます。それが自分のプライドでありエゴだと、気付かない人も多いです。
強い人は、そうした一連の感情が、もちろん自分の中にもあると自覚しています。だからこそ、その感情を上手に手懐け、自分を支配させません。
5.強い人は、強い目的意識を持つ
強い人は、自分の人生に対して、強い目的意識を持ちます。自分を向上させることには喜んで時間を使いますが、そうでないことには、極力時間をかけたくないのです。自分が望む人生を生きるために、何にフォーカスし、何を手放すべきかをよく分かっているのです。
参考:5 Reasons Why Strong People Let Karma Take Care Of It by David Wolfe.com
A Strong Person Has 5 Good Reasons For Not Doing Revenge! by Life Coach Code
私は本当に強くて、ジャイ子みたいだと自分で思います。
困難を経験し、それを乗り越える度に「強くなりたいなんて、一度も願ったことはないのに。神様のバカバカ!」と昔は思ったものですが、やっぱりそれは、私の魂の望みだったと、今では思います。
自分に向き合うこと。どうしても譲れないと思っていた価値観を変えること。傷を癒すこと。変容すること。許すこと。
そこを通らないスピリチュアルは、ただの『おまじないブック』であり『宇宙人大百科』です。