実際は、誰も分かりません。
セントラルサンとは
セントラルサンとは、その名の通り、宇宙の中心にある太陽です。物理的な恒星としての太陽ではなく、周波数や振動によってのみ認識されるメタフィジカルな太陽です。プラチナ色の強い輝きを放つ光として感じられるそのコアは全宇宙の中心に位置し、あらゆる創造をもたらす無限のエネルギーの源です。そしてセントラルサンのエネルギーが私たちの銀河に具現化したものが、物理的な太陽だと言われています。
特定の神を崇拝しないスピリチュアルな宇宙の中では、生命と愛そして創造の源としてセントラルサンという考え方が使われることがあります。既成の宗教にあるように人格や姿かたちを持つ存在ではなく、エネルギーとしての神と言ってもいいでしょう。それはエネルギーの源であるだけでなく、宇宙の意識の総体、すなわち宇宙のロゴス(真理)と言われることもあります。ロゴスとはギリシア哲学に由来する考え方で、宇宙が司る法則、宇宙の起源と秩序などを意味します。同様の考え方に、ユニバーサルインテリジェンス(宇宙の知性)という言い方があります。また仏教では、これをダルマ(法)と呼びます。セントラルサンの別名を挙げると、他にも以下のようなものがあります。
- グレートセントラルサン
- ソース
- ゴッドソース(神のソース)
- 根本創造主
- ソースエナジー
- セントラルロゴス
- 無限の知性
- ユニバーサルインテリジェンス
スピリットである私たちも、セントラルサンを通じて肉体を授かり、やがてまた肉体を離れてセントラルサンに還って行くと言われます。それはすべての因果関係と創造の源です。私たちに神のエネルギーが備わっていると言われるのは、意識、もしくは肉体を超えた存在そのものが、グレートセントラルサンのミニチュアレプリカだからだと言うこともできます。
私たちは宇宙のセントラルサンとつながることで、自分の中のセントラルサンを活性化させ、地上の天国を生きる創造主となることができると言われます。私たちの身体の中でセントラルサンとつながるエネルギーセンターの在処については、以下の3つの説があります。
- クラウンチャクラ
- ハートチャクラ
- ソーラープレクサスチャクラ
セントラルサンはどこにある?
セントラルサンの位置については、物理次元を超えた領域にあるという説の他にも、様々な考え方があります。その中から代表的なものをご紹介しましょう。
1.銀河の中心
私たちは天の川銀河の中の太陽系に住んでいます。天の川銀河とは、宇宙から見ると、星がぐるぐる集まった場所になっていますが、その集まりの、ほんの小さな一角に太陽系はあります。
下の図で、天の川銀河をドーナツと考えると、地球を含む太陽系は「You are here」で示された部分にあります。ドーナツで言えば、外側のグレーズの部分です。そしてグレートセントラルサンは、ドーナツの穴の中心にあると言われます。しかしそれは物理的な位置ではなく、別次元のレイヤーの話であり、太陽系の太陽とも重なっているのだそうです。
なお理科的に見ると、銀河の中心は銀河核と呼ばれ、巨大ブラックホールがあると言われているそうです。ちょっとスピリチュアルの説と、かぶってますね。
Our Galactic Center: the Great Central Sun by Astrological Reading in a Lifetime
2.地球の内部
グレートセントラルサンの場所で、もう一つ有力な説は、地球空洞説に関係します。地球には文字通り、地底人が暮らす空洞があって、その中心にセントラルサンがあると言うのです。下の図で言う、卵の黄身みたいな部分がそうです。
地球空洞説は、決して平行世界や意識/エネルギー的な解釈を取らず、本当に穴が開いていると考える説が一般的です。旧アセンション時代(2000年代初期より前)に流行した説なので、今ではやや人気が下火であり、そこから定義もアップデートされないまま止まっている感じがあります。
3.プレアデス星団の中心
これも旧型アセンション時代に流行った有名な説です。プレアデス星団の中で最も明るく輝く星アルキオン(アルシオン、アルキオネなど)が、セントラルサンだとする説です。プレアデス星人は、地球文明と人類の原型でありモデルとして、私たちとのつながりが深く、アセンションエネルギーも、彼らのセントラルサンから流れ込んでくると言われます。アルキオンの周りにあるドーナツの部分が、フォトンベルトと呼ばれる光のエネルギー帯です。地球の軌道がフォトンベルトの中に入ると、超高次のエネルギーが流入すると言われます。
How the Incoming Light from the Great Central Sun Is Affecting Earth by Alice in I am of the Stars
セントラルサンをイメージすると‥‥
セントラルサンはメタフィジカルな太陽ですから、肉体の目で見ることはできませんし、カメラが届く範囲にあるわけもないのですが、マインドの目で見通すことができるアーティストたちが、様々なバージョンのセントラルサンを描いています。
どれもパワフルなのに、どこか静けさを感じます。それが宇宙ってことなんでしょうかね。
あともう一つ、シリウスだと言う説もありましたが、探せば探すほど違うバージョンが出てきそうなので、そっと目をそらしました。スピリチュアルの世界って、細かく突き詰めたい人と、ざっとでOKって言う人といて、私はシマダヤ流水麺くらいざっとしてるので、だいたいこんなところでいいと思います。
ご親切なご説明、ありがとうございます。
セントラルサンの存在については理解出来ました。
ある場所については、きっと今の私たち地球人のレベルでは、理解するには無理があるように感じました。
きっと想像を越えた次元にあるのでしょうか。
そう理解しています。