マカバ/ライトボディ/DNAの違い
私たちは肉体だけでなくエネルギー体を持つと言う考えは、洋の東西を問わず、非常に古くからあります。経絡や気などがそうですね。
マカバ/ライトボディ/DNAも、その系譜上にあると考えていいと思います。特徴をまとめると、以下のようになります。
- マカバ: ユダヤ/キリスト教起源、立体・動的
- ライトボディ: ギリシア/インド哲学起源、平面・静的
- DNA: 科学起源、物質
どれも肉体の目で見ることは出来ず、私たちのオーラの中に存在するエネルギー構造です。DNAを含むライトボディが、マカバに乗って上昇すると考えることが出来ます。
オーラのバイブレーションが上昇することで、マカバ/ライトボディ/DNAもアクティベートします。
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マカバ
マカバは、マケバ、メルカバとも呼ばれます。正三角形で構成された三角錐が、上下に重なる立体です。
マカバは、ユダヤ教/キリスト教が起源であり、ここに挙げた3つの中では、最も宗教的・神秘主義的な背景を持ちます。
マカバとは、ヘブライ語で「神の戦車」、「聖なる玉座」を意味し、天使によって作られた戦車として、聖書にも登場します。字義的に見ると、マは光、カは魂、バは体を意味し、つまりマカバとは、魂と体が光に包まれた状態です。
ユダヤ教の神秘主義者たちは、神に近づくための修行として、このマカバをイメージしながら瞑想したそうです。またスピリチュアルの世界では、4次元・5次元のドアを開き、アセンデッドマスターや大天使の意識に私たちをつなげる光の乗り物と考えられています。
自分を中心軸に、体の周りにマカバをスピンさせるところをイメージするとよいそうです。
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ライトボディ
ライトボディは、起源をたどると、ギリシア哲学に行きつくようです。古代ギリシア哲学は「世界とは、そもそも何で出来ているのか?」や「魂とは何か」を追求する伝統があって、そこから肉体以外の物質という考えが出てきました。
それはやがて東洋の気やチャクラなどの考えと結びつき、アストラルボディとも呼ばれることもあります。
ライトボディは、肉体の内部のエネルギーセンターであるチャクラと共鳴し、肉体の内部から外側に広がるエネルギーフィールドを作り出します。
ライトボディに関する説は、東西の哲学が結びついただけあって、理論がはっきりしていています。
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DNA
DNAは、先の2つに比べてずっと新しい概念です。DNAが見つかったのは19世紀後半、さらに有名な二重らせん構造が見つかったのは第二次大戦以降であり、70年代からのニューエイジブームにのっかって頭角を現してきました。
DNAとは、二重らせん構造でつながる物質です。オーラの中にあるDNAがアクティベートされることで、その本数が増えます。(12本~14400本など諸説あり)
上の図で考えますと、そんなに増えたらギューギューに込み合いそうですが、非物理次元の話ですから大丈夫です。
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マカバ/ライトボディー/DNA、それぞれ活性化させる方法や、活性化で起きる現象には共通項があり、アセンション/アウェイクニング症状とも似ています。
実際、同じことの別の名称というか、一つの現象がローカル文化の文脈やジャンルの違いによって、異なる表現として現れているように思います。
最近では、似たように見えて、微妙に考えが違う言葉として、クォンタム(量子)フィールド、モルフォジェネティックフィールド(形態生成場)などがあります。
この中では、マカバが一番偉い感じがしますが、歴史が古い上に、バックグラウンドが神様とかなので、やっぱりぐっと来る人は多いのでしょう。
でも私の感想としては、本質的には、どれもそこまで大きく変わらないように思います。
お気に入りの呼び方や考え方を見つけて、自分の宇宙を組み立てましょう。