リストラティブヨガ
リストラティブ(修復)ヨガとは、体と心をリラックスさせることで、体の機能を修復するヨガのことです。一つ一つのポーズにじっくり時間をかけますので、体の負担を減らすためにプロップ(ウレタンブロックなどの補助器具)を使います。
似た感じのもので陰ヨガというのもあり、こちらはシークエンス(ポーズの流れ)重視で、プロップを使いません。
ただし厳密な区別はなく、ほぼ同じに扱われることも多いですが、定義から考えれば、リストラティブヨガの方が、よりのんびりしたヨガということになります。
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リストラティブヨガの10のメリット
アメリカのセレブには人気ですが、日本では知名度があるのかないのか分からないスピリチュアル&ヒーリング界の巨匠、ディーパック・チョプラ氏率いるチョプラセンターのHPに、リストラティブヨガのメリットがありました。
- 毎日の生活ペースを、ゆっくりにする
- 神経系の緊張と疲れを和らげる
- マインドフルネスな意識を高める
- 超越意識を促す
- 体に対する意識を高める
- 自分の中に入り、深く観察できるようになる
- よく考えて行動するようになる
- 受け容れることや、手放しの感覚が分かる
- 自分は安全であると感じる
- 神聖さとつながり、自分の中に純粋な存在を築く
10 Benefits of Restorative Yoga by Adam Brady in the Chopra Center
ちょっとマニアック過ぎる感じがしますが、要するに、ごろごろリラックスするついでに、体を伸ばしたり、くるっと丸まってみたりすると、心も体も不思議と落ち着きますから、そりゃ健康にいいに決まってるって話です。
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リストラティブヨガのおすすめポーズ5つ
それぞれのポーズを2~3分(呼吸にすると、ゆっくり20~30回程度)続けます。特に時間を気にしなくても、体が心地よいと感じるまで続けて構いません。
ポイント
- 体を伸ばすポーズを取っている間は、体の心地よさや気持ちよさにフォーカスします。こわばっている部分があれば、ゆるゆる伸ばしましょう。
- 体を丸めるポーズを取っている時は、自分の腕や体で作る空間のサイズを意識します。そこがあなたの安全地帯です。呼吸で体や空間が温まることを意識すると、よりほっこりします。
- 体の感覚や呼吸に意識を向ける時間を作ることで、瞑想の代わりにもなります。

(上から:子どものポーズ/半分だけハトのポーズ/支えのある橋のポーズ/倒れたあぐらのポーズ/壁に足を上げるポーズ/死体のポーズ)
ほっこり、ごろごろ、だららん、なまけなどの言葉に弱い、リラックマみたいな人向けのヨガです。