ソウルグループとは
全ての魂は、宇宙のソースにルーツを持っています。
そして、今世で出会う重要な人々は、別の転生でも、役割を変えて出会っていると言われます。なぜなら魂は、たった一人で地球上にやって来るのではなく、ソウルグループと言われる仲間たちとともに転生してくるからです。
下の図は、ネット上でよく引用される、ソウルグループと魂の関係を示した図です。
ネットでよく引用される割に謎が多い図なのですが、これによると、ソースから直接ソウルグループに分かれず、ひょっとしてソウルグループを統括する上位レベルのグループがあるのではないかとされています。
どっちにしても、私たちの魂は、ソースから分岐する時に、一旦グループになるんですね。
ソウルグループの下位にあるオーバーソウルとは、もともとは、アメリカスピリチュアリズムの父・思想家のエマーソンによって作られた言葉で、日本語では「大霊」と訳します。彼の考えたオーバーソウルとは、簡単に言えば、「エゴの自分ではなく、魂であり、全てなるもの」って感じなのですが、エマーソン以外の文脈では、使う人によって微妙に定義が変わります。
先ほどの図で言うオーバーソウルとは、ソウルグループという大きなつながりの中の、小さなグループと考えるようです。家族や友人など特に近い関係や、ソウルメイト、ツインフレームなどが含まれます。
その小さなグループから、個々の魂に分岐し、個々の魂が、いくつもの転生を持ちます。その中の一人が、今、これを読んでいるあなたになるわけです。
ちなみにハイヤーセルフは、その全てをつなぐ存在とされています。すごいですね。
参考:The Multidimensional Self by Jeff Street in Wake Up World
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どうして転生の度に同じ魂に出会うの?
私たちは転生の度に、同じ魂に出会うと言われます。転生ごとに役割は違っても、人生で深いかかわりを持つ人たちは、同じソウルグループに属しているからです。
ソウルグループは、共通の目的があったり、バイブレーションが似ている魂が集まります。お互いの学びや、目的の達成をサポートするためのグループです。
ソウルグループのメンバーの中には、ともに転生してくる魂と、ヴェールの向こう側に残り、スピリットガイドとしてサポートに回る魂がいます。
共に転生する魂はその時々で異なりますが、トータルのメンバーとしては、ヴェールのこちら側と向こう側で、常に変わらないと言われます。別の転生で関係の深かった人が、今世でスピリットガイドになるケースが多いのも、このためです。
ソウルグループ同士も、互いに少しずつリンクし合い、関係を持っていると言われます。
ソウルグループの魂は、深くひかれ合ったり、信頼できる相手だけではありません。ライバルや苦手な人、どう考えても敵のように見える人でも、その影響が強いほど、実は同じソウルグループに所属していると言われます。あなたの学びをサポートするため、今世ではボランティアとして、嫌な役を引き受けているのです。
なぜなら愛と恐れは、学びとしては、どちらも平等に大切なものだからです。
肉体を離れ、向こう側に渡って初めて、自分たちが、まるで舞台俳優のように、それぞれの役割を演じていたんだと分かるそうです。
私たちは、本当に長い道のりを共に歩んできた、旅の一座みたいなものなんでしょうか。梅沢富美雄劇団みたいな。あんまり嬉しくない気もしますが、恋のからくり夢芝居と考えると笑えます。あやつりつられちゃってるんでしょうね。