ネガティブなエネルギーは、人生から出来るだけカットして過ごしたいものですよね。
ネガティブなエネルギーは、誰の持ち物?
まず、スピリチュアルの世界にも、いろんな流派があります。そして流派によって、ネガティブなエネルギーの扱い方が異なります。
たとえばバシャールは、全ての状況は本来的にはニュートラルで、そこにネガティブ/ポジティブの区別や意味を与えるのは自分だと言います。つまりネガティブなエネルギーを感じるのは、自分がネガティブな捉え方をするからです。
別の教えでは、世の中にはネガティブなエネルギーを持つ人や場所があるから、注意しろと教えます。これはシャーマンやペイガンなど、伝統的な慣習に基づく教えによくあります。
どっちが正しいとかではなく、それぞれの人が自分に合った考え方を選ぶために、どちらもあって然るべきなんだと思います。
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ネガティブなエネルギーに悩む人
ただし、思考は選べます。自分の好きな思考を選んで、現実を組み立てていいんです。それが私たちが創造主たる所以です。
自分にとって役に立たなかったり、自分が苦しくなるだけの思考は、全て要らないと切り捨てることもできます。
電車に乗ってる人生苦しそうなおじさんが、悪いエネルギーに苦しんでいるかと言うと、本人はそんなこと考えたこともないと思います。エネルギーのことなんて、まるで考えない人は山ほどいます。
一方、人より感じやすく、敏感な人もいます。何に敏感になるかも、自分で選べるんですけどね。
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スピリチュアルとの付き合い方
スピリチュアルで幸せになるとか、スピリチュアルな力で自分を守ってもらうとか、スピリチュアルとの付き合い方は人それぞれだと思います。
私にとってスピリチュアルは、自分の固定観念を試し、自分が信じていること以外のことも平等に信じるためのツールであり、唯一の真実として信じる対象ではありません。ましてやスピリチュアルが幸せにしてくれるとか、全く思わないです。自分を幸せにするのは、自分ですからね。
もちろん、それは単に私の考え方であって、いろんな付き合い方や相性があります。
でも、スピリチュアルをやってもやっても幸せにならないし、不安が募るばかりなら、むしろやらない方がいいと思います。
「いつも不安なのは、チャクラが開いてないからだわ」とか、それもあるかも知れませんが、他にいくつも理由があるでしょう。スピリチュアルは、世の中に数ある考え方の、一つの側面にすぎません。
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ネガティブなエネルギーをカットする方法
1.境界線をしっかり保つ
境界線というのは、自分の問題と相手の問題を切り離して考えることです。ネガティブなことばかり言う人というのは、確かにいます。でも、それはその人の心の問題で、あなたには関係なく、あなたの安全はいつも保たれていることを忘れずに。
2.反射的な対応をせず、よく考えてから応答する
ネガティブな人に出会った時に、うっかりこっちもネガティブな反応をしてしまうと、相乗効果になってしまいます。気持ちを切り替えて、ポジティブな対応で返しましょう。
3.問題ではなく、解決法にフォーカスする
ネガティブなことがあると、それがいかに悪いかを考えること囚われてしまい、ネガティブなループにはまります。問題があるなら、どうやったら解決できるかを考えましょう。
4.自分が変わると決める
自分以外の人や環境が変わるべきであると考えているうちは、苦しみは持続します。相手が悪いのに自分が変わるのは癪に障るかも知れませんが、このまま苦しい思いを続けたいのか、もう苦しみたくないのか、その点に尽きると思います。
5.ネガティブな情報から距離を置く
テレビでもインターネットでも、怒りや不安を覚える情報があふれています。まるでそうした情報に目を配ることが賢いことだと思われがちですが、そうとばかりも言えません。気を付けないと、モヤモヤは頭を支配します。
6.考え事をやめる
- 私の方が正しいのに、どうして分かってくれないんだろう?
- 私のことが嫌いだから、あの人はあんな対応を私にしたのかしら?
- あんなことをするなんて、許せない
- 人々は愚かで、世の中は間違っている
- あの人の意見や態度は、実に間違っている
- あの人のせいで、私はひどく傷ついた
こういうことを考えたことがない人なんて、よっぽど雲の上の人だと思いますが、それに囚われてしまうと、自分がネガティブエネルギーのヴォルテックスになってしまいますから、注意しましょう。
7.気分転換法を身につける
ネガティブなモヤモヤが、バルサンの煙のように自分の中に充満して、燻製になってしまいそうな時があります。そんな時は有無を言わずに、何らかの気分転換法を即、実行しましょう。即やるのがポイントです。以下のような方法がいいと思います。
- 窓を開けて、空気の入れ替えをする
- 掃除や整理整頓をする
- お香を焚いたり、スマッジングをする
- 音叉やシンギングボール、ティンシャ、太鼓など、音でエネルギーをクリアにする
- 心が落ち着くまで深呼吸する
- アファメーションを唱える
- 美味しいお茶でも飲んで、ほっとする
- 美味しいスムージーでも飲む(※お茶もそうですが、この時、美味しくないとイラッとしますから、要注意)
- 笑える何かをする
- とりあえず走る
- 首回しやストレッチなど、固まった体を伸ばす
- 動物や自然と戯れる
- 徹底的なお風呂とシャワー
- 汗をかくほどのエクササイズや体操
- マッサージ
なるべくなら、自分に何かを付け足すことではなく、自分の内側から出て来るポジティブなエネルギーを利用するようにしたいものです。