「ウルトラスピリチュアル」シリーズでおなじみのJPシアーズ氏が、変人の素晴らしさについて語っています。
JPがやって来た!
今日はみなさんの前で、こうしてお話しすることになりましたが、その無表情の冷たい反応が、僕の実家の雰囲気を思い出させて、非常に懐かしくなります。(笑)
みなさんも家族や恋人に一度は言ったことがあると思いますが、「僕のこと愛してる?」って、今、そんな気持ちです。
こうして見渡すと、みなさん随分きちんとした服装で会場にいらっしゃってますけど、騙されませんよ。スーツの下には、変わり者が潜んでいます。
僕は変わり者の国を作ることを夢見ます。自分を覆うものを脱ぎ捨て、自分たちの変わっている点やユニークな個性を、自由に表現できる世界を。
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普通という病
さて、今日、僕がここニュージーランドにやって来た理由は、一つには、トランプが大統領になったので、国外逃亡したかったからなんですが笑。
もう一つには、あなたという存在の奇跡が持つ、最も価値ある資源についてお話するためです。
その資源とは、あなたの中の変な部分(weirdness, ウィアードネス)です。
※weirdness:変わり者であること、奇異さ、変な部分
たとえば、あなたが憧れる人を思い浮かべてみてください。あなたが誰を想像しても、確実に言えるのは、その人にはどこか普通ではない点、ちょっと変な部分があるということです。そうでなければ、その人に注目することはないからです。
僕はそれを「変な部分」と呼びます。みなさんは他の呼び名で考えるかも知れませんね。
僕は医者ではありませんが、もしそうだとして考えるのは、社会に蔓延し、人々を苦しめる最も重い病の一つは、普通という病です。この病気に感染すると、僕たちは人生の質を損なうばかりか、自分のビジネスやブランドの成長すらも止めてしまいます。
この病気を治療するためには、ビタミンWが効果的です。お分かりですね。ビタミンWeirdness(ウィアードネス)です。
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僕たちがこの星にいる理由
変わり者であるとは、どういうことでしょう?
僕の定義では、それは自分を表現することです。反対に言えば、普通でいようとすることは、別の誰かを表現することです
こう考える人もいるでしょう。「私は私を表現してるだけであって、変な人をやってるんじゃないわ。」
でも、それでは自分を表現することにならないんじゃないかと思うんです。
僕が思うに、僕たちがこの星にいる理由は、自分を表現し、自分自身を経験し、自分のユニークなクリエイティビティを体現することです。誰か別の人の表現を模倣・追従し、ロボットのように生きることではありません。
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僕らの中に秘められた大切な3つの要素
変な部分を作る要素は、誰にとっても3つあります。
- 内なる天才
- 本来の自分
- クリエイティビティ
これらは全てその人独自のものであって、他の誰とも異なります。だからこそあなたの変な部分を作り、あなただけの大切な価値となるんです。
でも多くの場合、僕らは内なる天才をどこかに隠してしまいます。人と違って見えるのは嫌ですからね。しかも天才は、臓器じゃないから、どこにあるのか分かりにくいです。
これはある意味、マザーネイチャーでも神様でもサンタクロースでも何でもいいですけど、そうした大きな存在が、僕らに対して悪い冗談を仕掛けたように思います。
「内なる天才は、みんなの奥の方に隠しておくから、よろしく」なんて感じでね。
それを見つけるのは難しいし、見つけたところで、表現するには凄まじい勇気を必要とします。
でも、だからこそ価値があるんです。
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どうして隠してしまうのか
僕たちが、自分の変な部分、ユニークなギフトを隠してしまうのはなぜでしょうか?何が自然な表現を阻んでいるのでしょう?
本来、マザーネイチャーは、自由なエネルギーフロウが好きなはずなのに、まるで便秘ですよね。
実は、多くの人にとって誇るべきユニークな部分とは、子どもの頃、最も恥ずかしいと思っていた部分と同じであることが多いのです。
僕らは多かれ少なかれ、自分の純粋なユニークさを表現することで、誰かに拒絶された経験を持ちます。まるで火にかかった鍋を素手で触るようなものです。熱くて手を引っ込めて、もう二度とやるまいと心に誓いますよね。
拒絶されるのは誰にとっても辛いですから、その代わりに認めてもらいたいと思うのは自然です。人に認めてもらい、喜んでもらうためには、どうしたらいいと思いますか?
多くの人が効果的だと発見するのは、その人のようにふるまうことです。
こうして僕たちは、自分を隠し、他人を装うことを、幼いうちから自分にプログラミングしてしまいます。
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あなたのギフトを世の中にもたらそう
自分の中の内なる天才、つまり自分の変な部分を表現するには、型にはまったやり方がある訳ではありません。
大切なのは、リスクや不確かさを恐れず、自分の弱さも受け入れることです。
自分の変な部分を表現することは、大きな恐れの一つかも知れません。けれども同時に、それは自分が自分のために出来る最高の奉仕であり、あなたのギフトを世にもたらすことなのです。
JP SEARS – The Virtues of Weirdness by Wired for Wonder on YouTube
変わり者の国は、私も夢見ます。
JPはいつでも紫のTシャツ着用で、遠くからでも分るからいいですね。