※チャンネリング・エリックは、亡くなった20歳の青年エリックがアストラル界からお送りするスピリチュアル学習番組です。
登場人物
- 母: エリックのお母さん。この番組のMC。
- エリック: アストラル界の住人
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抑うつはどうして起きるの
母: 抑うつに悩まされてる人は多いと思うんだけど、スピリチュアル的にはどう説明されるの?
エリック: 抑うつっていうのは、誰も分かってくれないと君に信じ込ませる不思議な魔法、っていうか、もはや呪いに近いけど、でもそうじゃない。抑うつを経験するのは、自分の人生にグラウンディング出来ていない時だ。人生に起きていることと、自分自身とをうまくつなげて考えられない時に起きる。自分の中閉じこもることは、一種の安全装置みたいにも機能してて、そういう抑うつには価値がある。なんでかって言うと、自分を見つめる時間を持てるからね。内面の対話が出来る。でもポイントは、そこから出てこなくちゃいけないってことだよね。
母: そうね。
エリック: 決して意味がないことではないんだよ。でもそこに留まることを選んで、どうやって出て来るか分からなくなってしまったら、まるで乾燥機の中に閉じ込められちゃったようなものだよね。
母: どういうこと?
エリック: 乾燥機の中でぐるぐる回って、エネルギーを使い果たして、自分でドアを開けて出てくることすら考えられなくなるんだ。
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抑うつの美学
母: 私たちはスピリチュアルなレッスンとして、抑うつを経験するの?
エリック: 抑うつ自体は、レッスンって訳でもない。そもそも抑うつ状態になるには、様々な理由があるでしょ。どうしてそうなるかは、本当にたくさんの理由がある。でも僕らにとってレッスンになるのは、そこから出て来ることだ。覚えていてほしい抑うつの黄金の真髄は…。
母: 黄金の真髄(笑)
エリック; いかに心を折ることなく、自分を表現するかってこと。
母: ふむ。
エリック: 自分の中に入って、外とのつながりを切ってしまう時、多くの人は「私は独りぼっちだ。誰も私を分かってくれない」ってなるだろ。そして、ぐるぐるぐるぐる回る。
母: 乾燥機みたいにね。
エリック: うん。でも抑うつの美学っていうのもあって、それは一人静かな時を持てること。壊れたレコードみたいに「私は独りぼっちだ」をリピートさせなければいいんだよ。「私はここに一人佇んでいる。ここから何が見えるだろう?」くらいの余裕を持ってさ。
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出て来るために出来ること
母: でもどうやって、そこから出てくればいいの?「OK,じゃあ出よう」ってほど簡単じゃないでしょ。
エリック; そうなんだよ。ほとんどの人は、誰かに助けを求めることすらしない。みんなそれは普通のことで、ちょっとした気分の波だとしか考えないでしょ。
母: そうね。
エリック: この番組を見たり聞いたりしてる人に言いたいんだけど、気分が良くなかったり、調子が悪い時に、それが一時的なものだとか、自然に治るとか、出口が見えないとか、何を考えててもいいんだけど、まず誰かに話そうよ。話せる人が、どこかにいるだろ。
母: まあね。
エリック: そういうね、抑うつ友達みたいな、調子が良くない時の友達って言うか、セラピストでも医者でも、お母さん、お父さん、親友、兄弟、何でもいいからさ、そういう人のところに行って、「今日、気分がクソみたいなんだけど、何だろうね?」って話せばいいんだよ。そうしたら向こうは「どうしたの?」ってなるじゃん。
http://channelingerik.com/the-spiritual-basis-for-depression/
気分が塞ぐと、ついつい外の世界との回路も経ってしまいますけど、その暗闇の中から出て来るには、外の世界とのつながりに目を向けることにあるように思います。
つながりは人とは限らなくて、花でも木でも、ただ散歩に出かけるだけでも、あなたが心を開いてオープンになれる瞬間があれば、自然とつながりは出来るのです。
もちろん乾燥機の中にいる時は、何もかもどうでもよくなって、ぐるっぐる回ってカラッカラで、「誰かドア開けてくれ~!!」って思いますけどね。
永久に回り続ける乾燥機はないですから、そのうちタイマーが切れ、乾燥終了になります。中から押せば、ドアと心は意外と簡単に開きます。中から出てきて、目は回っていたとしても、気付けばあなたは、きれいにクリーニング完了されていたのでした。やった。