最近、テレビを見なくなったという人も多いと思います。
1.テレビは時間を最も消費する
2014年の調査では、アメリカ人は一日のうちメディアに接触する時間が11時間もあり、中でもテレビが最も大きな割合を占めるそうです。
via Statista一日5時間の視聴を10歳から70歳まで続けたとして、トータルにすれば生涯で約10万時間もテレビを見ていることになります。
自分の人生ですから、自分の好きに時間を使っていいと思いますが、テレビの怖いところは、依存状態を作り出すことで半ば強制的に時間を使わせ、私たちをアウェイクニングから遠ざけてしまうところです。
※なお日本人のメディア総消費時間についての調査は、以下にあります。
参考サイト: テレビの視聴時間は本当に減っているのか?2016年に発表されたテレビ視聴時間に関する調査データまとめ by Ferret
2.テレビは依存症を作る
テレビを見ている間、私たちの脳にはリラックス系の脳内麻薬エンドルフィンが排出され、まるで麻薬のようにトロンとするんだそうです。もちろん視聴時間が長くなれば、依存的傾向も高まります。
依存症がスピリチュアル的によくないとされるのは、自分に対するコントロールを失うからです。アウェイクニングでは、意識して自分の力を使うことが大事ですからね。
3.集中力がなくなる
注意欠陥とテレビの視聴時間には、深い関係があるとする研究もあります。テレビは進行が分刻みで、切り替えも早いの対し、現実世界はそうではないため、退屈してしまうのだそうです。
またテレビは「ながら見」をすることが多いのも、集中力の低下を招きます。あなたが瞑想やアストラルプロジェクションなどに興味があるなら、テレビを消し、今に集中する感覚を養う必要があります。
4.テレビは私たちの現実の認識を変える
スピリチュアル・アウェイクニングを経て、私たちが見ている現実が、いかに幻想であるかに気付くと、テレビとは、まさにその幻想を作り出し、強化する装置でしかないことに気付きます。
5.テレビを見ているとトランス状態になる
テレビを見ていると、ぼーっとして、周りに注意が行かなくなることがありますね。その時、思考を司る左脳の働きはオフになり、感覚を司る右脳が活発になっています。
そのような一種のトランス状態では、潜在意識の中にテレビからの刺激がダイレクトに取り込まれてしまいます。その刺激と情報は、まるで潜在意識の中のノイズのように残り、引き寄せを発動させるブロックとなります。
6.テレビを見ても実はリラックスできない
テレビを見るのは、マインドをなだめ、自分を落ち着かせるためだと考える人もいるでしょう。
しかし本当にリラックス出来ているかと言うと、自分のマインドのモヤモヤを外からの刺激で押さえつけて無感覚にしているだけなので、根本的な解決にはなりません。テレビを見過ぎて健康になった人はいませんからね。
スピリチュアル・アウェイクニングでは、ボディ・マインド・スピリットのバランスを整えることが大切であり、そこへの注意を怠ってしまう状態は作らない方がいいのです。
7.テレビは「爬虫類脳」をアクティベートする
私たちの脳は、思考を司る「人間脳」、感情を司る「哺乳類脳」、生存を司る「爬虫類脳」に分かれるとする説があるんだそうです。
爬虫類脳とは、スピリチュアルで言えばエゴの部分で、敵から身を守るための防衛本能と結びつき、ネガティブな感情や反応を作り出します。
そしてテレビを見ている間、ぼーっとトランスに入ることで、この爬虫類脳がアクティベートされてしまうのです。
参考サイト: 行動できない原因は爬虫類脳にあった by コミュニケーション「印象・表情・会話」を極め、男女にモテ尊敬される人生の創り方とは
8.テレビは要らない感情を掻き立てる
自分の人生に幸せを感じる人たちはテレビを見ないという調査結果があるそうです。
テレビCMは、商品やサービスを売るために、見る人の生活が現状のままでは不十分だという感覚を植え付けることで、購買意欲を掻き立てます。
またニュースの中では、常に人々の怒りや恐怖を掻き立てるような報道を流します。
テレビを見ないことで、こうした感情のドラマから自分を切り離し、自分の中に静けさを保つことが出来ます。
9.テレビは感情的知性を奪う
感情的知性とは、他人の感情を察知し、理解する能力ですが、テレビを多く見る子どもたちは、感情的共感を示すことが少ないという調査結果があるそうです。これはテレビの中に出て来る暴力やいじめの構造と関係していると考えられています。
またテレビは、視聴者に一方的に大量の情報を与えるため、自分から意識的に理解する努力をしなくなるのではないかとも言われています。
10.ほとんど全てのテレビには、メッセージがある
世の中のメッセージには、それを流す人の利益と意図が、常に背後にあります。それが何か見極めることは大切です。テレビに注意を払うべきなのは、一見、メッセージではない体裁を装い、自覚のないまま潜在意識の中に侵入してしまうことです。
11.テレビは行動に影響を与える
いわゆる風評被害という言葉があります。テレビの情報が、私たちの行動にいかに影響を与え、それがどれほど大規模に起こりうるかを見ると、その影響力の大きさを感じます。
テレビの報道や情報を見れば見るるほど(それがどんなトーンであれ)、私たちの中に恐れは増し、正しい情報を得なければならないと、余計に混乱します。
結局、情報って何だろうと思います。マインドを攪乱するだけなら要らないのに、それがないと不安になるという状況を作り出します。
12.潜在意識は夢に影響を与える
これは夜見る夢の話だけではなく、あなたが目指す夢の話でもあります。テレビを見ることで、私たちは無意識のうちに大量の偏った情報に晒され、それが潜在意識の中に入ります。それはあなたが夢を現実化する上でのブロックとなります。
あなたが将来を不安に思ったり、その不安を改善してくれない社会や政府に怒りを覚えたり、自分には能力がないとか、今の生活では不十分だと思うなら、それはテレビの影響かも知れませんよ。
12 Little-Known Ways That Television Stifles Spiritual Awakening in Conscious Reminder
私は、もう20年近くもテレビのない生活をしているのですが、テレビがなさ過ぎて、逆に「テレビがなくても全然困らない」くらいのメリットしか感じません。
でもこの前、スーパー銭湯に行って、よーし今日はリラックスなのだー☆彡と思ってウキウキでサウナに入ったら、「恐怖!!サルモネラ菌であなたも食中毒!!」みたいな番組をやっていて、イラっとしました。
テレビの害とはこのことかと思いました笑。
ただ、この記事に挙がった項目は、今やスマホやコンピュータの問題として置き換わりつつあり、テレビだけが悪い訳でもなさそうですよね。
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補足 本当に危ないのは何か?
「〇〇が有害!」みたいな話は、テレビでもインターネットでも多く流れる情報です。
これって、やってる側から言えば、めっちゃ視聴率/ページビュー取れるんですよ。誰だって危ない目に会いたくないから、チェックしますもんね。そして視聴率/ページビューが取れるってことは、儲かるってことです。
もちろん正しい情報を広めて、民衆に注意を喚起するみたいなのもあると思います。でも、そういう正論をぶつ時ほど、エゴが気持ちいいこともないんです。
私がこの記事で言いたかったのは、テレビもスマホも悪いかも知れないですが、一番悪いのは「〇〇は有害」式の記事なんじゃないかってことです。でもちょっと訴追が甘かったので、補足を付けました。
「〇〇は有害」、「〇〇が危ない」式の記事を読んで不安が増す時、それがいわゆる「恐れによるコントロール」です。しかも情報を手にしていないのは弱者みたいな風潮もあるじゃないですか。それが全部、マトリックスを動かす仕組みです。まじくそくらえなんですよ。
情報に振り回されたくなければ、振り回されそうな情報には近付かないことです。
じゃあお前こそこんな情報流すなって話で、もちろんそこは私も考えたんですけど、「〇〇が有害」式の記事のアホらしさを伝えられればと思った次第です。でもテレビが有害と思っている人を責めたいわけでは決してないので、結果、いつもニュートラルになっちゃうんですけどね。
昔はテレビゲームだって成長や発育に悪いって言われたんですから、本当に悪かったら、今の50代40代は立つ瀬がないですよ。
でも、これは私の意見であって、有害情報が好きな人もいると思います。それはそれで個人の趣味です。
ただ、ずっとテレビを見ない生活をしている立場から言うと、情報はなくても全然困らないですし、心配がない方がピースフルです。これも個人の趣味です。
じゃああなたは、自分の現実に何を選択しますか?ってところが問題なんですよ。