バシャールのフォーミュラ
本来の自分、魂のエネルギーとは、私たちの感情の中ではわくわく感として経験されるものなので、その感覚を方位磁針のように使っていくことで、本来の自分になるというのが、バシャールのフォーミュラです。
フォーミュラは、以下の3段階からなっています。
1.もっともわくわく感を含む選択肢に従って、行動を起こす。
Take Action On The Opportunity That Contains The Highest Excitement.
2.あなたの能力のベストを尽くし、そのわくわく感に従って行動する。
Act On That Excitement To The Best Of Your Ability.
3.特定の結果に対する強制や推測を全く持たずに、そのわくわく感に従って行動する。
Act On That Excitement With Absolutely Zero Insistence Or Assumption With Respect To A Specific Outcome.
特定の結果を期待しない方がいいのは、マインドで予測できる結果とは非常に限定的なもので、それにこだわると視野が狭まるからです。要は、わくわくすることを見つけて、とにかくそれを全力でやりましょうということです。
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フォーミュラ活用法
バシャールのフォーミュラは究極だと思うんですけど、究極過ぎるところもあるので、これを日常生活の中で応用でき、しかも効果的に本来の自分に近づける方法をご紹介しましょう。
1.今から数か月の間に実行する「やりたいことリスト」を作る。
今から数か月の間とは、自分にとって都合のよい期間を選んでください。今月中でもいいですし、夏休みまでに、9月までになど、自分のピリオドを選びましょう。
その間に達成したい、やりたいことリストを作ります。
期間を絞るのは、わくわくに従う行動を、ぼんやりした理想ではなく、実際に達成する具体的なプランとして考えるためです。リストの内容も、「豪邸に住む」とか壮大なものではなく、単純にやりたいことや、食べたいもの、買いたいもの、行きたい場所など、身近なわくわく感から拾っていきます。リストの内容は、あんまり多すぎると期間中に終了できませんから、これは絶対やっておきたいという項目に絞ること。
2.今から数か月の間に実行する「やらなくてはいけないことリスト」を作る。
上記で選んだピリオドの間に、やらなくてはいけないことリストを作ります。
これも「健康になる」とか「親孝行」など、ぼんやりしたものよりは、より具体的なものがよいと思います。
3.全部潰す。
二つのリストを作ったら、後は問答無用で全部潰します。
こういうリストを消化するのは、最初のうちは簡単なのですが、最後の方に残るのは、「よく考えたらやりたくなかった」とか、「今じゃなくてもいっか」、「やっぱりそれほど必要じゃない」みたいな言い訳が伴い、実行するための心理的なハードルが上がります。
さらに「やらなければいけないことリスト」は、そもそも最初からそんなに気が進まないことなので、頑固に残ってしまう可能性があります。
その辺をガツンと実行することで、自分の安全ゾーンを飛び出し、新たな領域へと進化することができるのです。
どうしても残ってしまう項目は、リストから消去するより、ほんの片鱗でもいいので実行しましょう。「両親を温泉旅行に連れて行く」が実行できなければ、「両親をスーパー銭湯に連れて行く」とか、「一応誘うだけは誘ってみる」とかでもいいです。
リストの項目が全部潰れると、一旦、やりたいことが収束します。新しいステージで行き詰まりを感じたら、またリストを作って実行します。続けて実施していくことで、モヤモヤがなくなり、自分がどんどんバージョンアップします。