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3つのウェーブの違いから見るアセンションの現状 2017年6月

今年の1月にお伝えした、3つのウェーブの違いから見るアセンションの現状についてのアップデイトです。


イノベーター理論とアセンション

イノベーター理論とは、マーケティングで使われる理論で、新製品が一般に普及する過程をモデル化したものです。

それはiPhone普及の説明に使われた理論なのですが、少数の人から始まって、徐々に大勢に伝わっていく様子を、アセンションに適応させた話を、今年の1月にご紹介しました。

関連記事:2017年アセンション予報 3つのウェーブの違いから見るアセンションの現状

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アウェイクニングの新たな段階

私たちは夏至のゲートウェイに突入しました。ここからアウェイクニングのフェイズは、新たな段階に入ります。

現在、まるで振り出しに戻ったように感じる人もいるかも知れません。何度も同じレベルを繰り返していると感じる人もいるでしょう。しかし、これまでと全く同じなのではありません。

私たちは、次のレベルに進もうとしています。これは、テレビゲームのようなものです。一つのレベルをクリアして先に進んでも、スキルを身に着けてから戻って来て、もう一度同じレベルをプレイすることが出来ます。アセンションの次のレベルに進む上でも、同じことが言えます。

こうしたことは、もう聞き飽きた人もいるでしょう。けれどもこれまで以上に、エネルギーと宇宙のフロウに乗ることが大切であり、見えていること以上の何かが起きていることを知ってください。

新しいレベルでは、新しい情報とアップグレードを受け取るだけでなく、新しいレベルで執着を手放さなければなりません。

イノベーター理論 via マーケティングwiki
イノベーター理論 via マーケティングwiki

アセンションにおいて、あなたがどのウェーブに属するかで、そのプロセスは異なります。

もちろん経験には個人差がありますが、それぞれのグループが経験していると考えられれる症状を、ここに分類してみました。

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First Wavers / Innovators

ファーストウェーバー/ イノベーター

今年はじめからの4か月間で、ファーストウェーバーたちは、感情体の深い部分に残存していた恐れを片付けるワークをしていました。彼らの感情体とメンタル体は、今ではすっかりきれいに輝いています。何も、誰も彼らのトリガーを引くことは出来ません。彼らの周波数は、もはや恐れと共鳴しないからです。

ファーストウェーバーたちは、今や、大きなトラウマや痛みを抱えた人々をサポートする準備が出来ています。ネガティブなエネルギーも、もはや彼らを疲弊させることはありません。かつて自分が感じていたことをおぼろげに思い出すことで優しい気持ちになることはありますが、痛み自体を思い出すことは出来ないでしょう。ニュートラルゾーンにグラウンディングしていますから、3次元での人付き合いや出来事に苦しむことはないのです。

ファーストウェーバーは、完全に3次元のタイムラインを離れ、そこで起きているカオスと自分を関連付けて考えることは、二度となくなります。情報さえも受信できなくなるでしょう。ブレグジットや米政府についての記事を新聞で読んでも、スワヒリ語を読んでいるようですし、もしくはあまりに自分と距離が遠すぎて、チューニングできないラジオ局みたいに感じます。全ては、意味のないホログラムなのです。

ファーストウェーバーたちは、完全に現在に生き、ハートの中心で、ハートに導かれる生活を送っています。可能な限り社会のシステムからはログアウトし、そこに依存していません。マインドの唯一の機能は、願いや意図を定めることだけです。

このアセンションウェーブに属する人たちは、女性性と男性性のエネルギーバランスも整いますが、時にどちらかのエネルギーに偏った人もいます。(肉体の性別に限りません)。ですから、肉体のバランスを取ることは、このウェーブの人にとって、重要課題です。

このウェーブの人の場合、パートナーが未だアーリーマジョリティーや、レイトマジョリティーに属していることが多いようです。現状、彼らを神聖なパートナーと考えられなければ、孤独を味わうこともあります。

ファーストウェーバーたちは、夏至のゲートウェイ前後の数週間で、それまでの状況から解放され、バランスポイントに戻って来るような経験をするかも知れません。そして物理レベル、肉体レベルで、新しいエネルギーを具現化するフェイズに入ります。

肉体を包むエネルギーボディは既にクリアになっていますから、密度が最も高い肉体が、変容の最後の段階になるのです。

時間が加速・減速して感じる期間があり、突然、感情的な爆発が起こります。しかしこれまでの経験とは異なり、もっと深く、懐かしくさえあり、現実味を感じません。それは、細胞が記憶を手放す時に感じる感覚です。

細胞が記憶を押し出す時に、マインドでは恐れや疑いという形で感知されます。この段階では、メンタル体に感じるエネルギーの一つに過ぎず、それに影響されることもありません。

また同様に、感情体もエネルギーを映し出し、深い悲しみ、怒り、失望として感じられます。

そして肉体では、それは筋肉の痛みになります。マッサージのようなボディワークが特効薬です。

一連の流れは、何度か繰り返されますが、そのプロセスを通じて、肉体はエネルギー体と完全な調和を築き、持続可能でバランスの良い健康を手にします。

そのためには肉体の要求に、よく耳を傾けましょう。深い休息とエネルギー統合のために、眠気が強まることもあります。(ただし睡眠はこれまでと違い、覚醒状態で休んでいる感覚になります)細胞の浄化は、DNAのアップグレードを伴い、それもまた肉体的なストレスをもたらします。

これらすべてに関わらず、ファーストウェーバーは心静かに、あるがままを受け入れることが出来るはずです。自分でも、確かにネクストレベルに来たと分かるでしょう。肉体の浄化期間中も極端なアップダウンを経験することはなくなりますし、コントロールを手放し、心からフロウを信じ、宇宙の法則に従って生きるようになります。

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Early Adopters

アーリーアドプター

このアセンションウェーブに属する人たちは、現在、自分のコアの恐れに達しようとしています。それを完全に手放してしまうまでは、感情のループにはまり続けるでしょう。

今の状況に気が休まらないとしても、それはあなたが自分のコアの恐れに到達しつつあるというサインです。この段階では、希死念慮が生まれることも珍しくありません。

コアの傷と向き合うことは、深い感情的痛みを経験するということです。痛みを手放し、浄化することは、決して楽しいことではありません。一度に全てを浄化するには、非常に多くのエネルギーが必要になりますから、段階を追って取り組みましょう。

この段階でのアーリーアドプターは、起きていることを把握しようとして、3次元的な価値観や被害者意識に揺り戻されることがあります。それはソースと全てなるものにつながる本来のあなた、そしてハートの中心から、自分を引き戻そうとするエゴの最後の働きです。

プロセスに対して不安な部分もまだ残り、期待通りの結果を得るために物事をコントロールしたいと思うでしょう。

このウェーブに属する人は、未だに周りの人々に疲れを感じることもあります。特にライフコーチやセラピストとして働いている場合、クライアントのネガティブな部分に影響されてしまうこともあります。自分自身のコアの恐れを手放すことで、それは感じなくなります。そのヒーリングを行うには、インナーチャイルドのヒーリングが重要な役割を占めます。どうしてそれが必要なのか、よく考えてください。

アーリーアドプターは、この惑星で起きている問題に捕らわれやすい傾向があります。テロリストアタック、戦争、政治問題、株式などに、相変わらず不安や恐れを感じます。

自分の外側で起きる問題を解決しようとし、それに没頭してしまうパターンに度々陥りますが、物事を解決する唯一の方法は、内面に入って自分自身を変えることです。それだけが唯一、別の現実にシフトする方法なのです。

アーリーアドプターは、現段階では5次元に定着するまでに至っておらず、3次元、4次元、5次元の間、マインドとハートの間を、絶え間なくスイッチしています。それは、強い痛みの後に、素晴らしい高揚感を感じるパターンとして現れます。

男性性と女性性のエネルギーのバランス調整も、最後の段階に入っています。このウェーブの人にとって、自分のパートナーとなる人は同じウェーブに属する人である場合が多いです。

またDNAのアップグレードも受け取っていますから、肉体的な症状も経験するでしょう。しかし細胞記憶の浄化が始まるのは、エネルギー体が全てクリアになってからです。

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Early Majority

アーリーマジョリティ

アーリーマジョリティは、この惑星に起きているカオスの中、ようやくアウェイクニングのプロセスに入ったところです。この世界は何かが間違っていて、他に生きるための方法なり道があるはずだと言う気持ちが、ここ数か月で急激に大きくなったことでしょう。

このウェーブに属する人たちは、別の人生や真の自由を熱望する気持ちが目覚めた後も、魂の呼び声を受け入れることがなかなか出来ません。現状に満足するよう自分を説き伏せてしまうのです。

しかしファーストウェーバーやアーリーアドプターと話す機会があると、まるで彼らを、自分の真の望みを映し出すミラーのように感じます。インスパイアもされますが、同時にイライラもします。自分のコンフォートゾーンに留まることが、非常に大切なことに思えているからです。けれども自分自身を欺き、望む人生を自分が生きていないことにも気付いています。

そうした経験をするたび、彼らは自分の生活に居心地が悪くなっていき、自分や周りの人に対する怒り、不満、失望、ストレスを感じます。それら全ては結局のところ、本当の自分でいられない自分に対する哀しみなのです。

特定の結果に対する期待があると、それが得られない時のことを思えば、変化自体が不安になるものです。けれども現在、アーリーマジョリティーたちは、自分のボーダーを広げ、ハートに入って暮らすことがどれほど美しいことか、少しずつ実感し始めています。自分の周りにあるエネルギーに敏感になり、各種アセンション症状や、アストラルトラベル、デジャヴなどのパラノーマル現象を経験します。

一人で過ごす時間が必要になり、魂の闇夜に入る人も多くいます。女性性と男性性のエネルギーバランス調整は、始まったばかりです。女性性エネルギーを多く持つ人は、感情的な浄化を、男性性エネルギーを多く持つ人は、思考やマインドの整理を先に行います。これら全てのプロセスは現在、始まったばかりであり、居心地の悪さや、恐れを経験することを恐れるという状況が続きます。

自分の望む人生とは何だったか、改めて考えてみるところからスタートしましょう。

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Late Majority / Non-Adopters/Laggards

レイトマジョリティー/ノン・アドプター/ラガード

レイトマジョリティーやノン・アドプター(ラガード)に関しては、前回の記事から何の変化もありません。

このグループの人たちは、この惑星に起きているカオスを疑問に思いながら、自分が育ってきた価値観と恐れのパターンを用い、自分たちで解決しようと試みます。

このグループに属する人は、まだ完全に眠っていて、恐れやエゴに基づく視点から現実を経験しています。生存競争を信じる彼らにとって、スピリチュアリティは戯言に過ぎません。

人間に感情の問題はつきものであり、被害者か加害者になるかの二択だと考えています。ジャッジと責任転嫁は、一時的な心の救いになります。

世界とは、誰もが自分の生存をかけて戦わなければならない暗闇であり、わずかな喜びの瞬間を覗いて、恐れや欠乏に満ちています。エゴによって過去と未来に縛られ、既に終わったことや、まだ起きていないことを考えるのにマインドは囚われます。

ハートセンターを含む彼らのエネルギーシステムは、完全に閉じ、無条件の愛に伴う新しいエネルギーを招き入れることなど到底出来ません。

そしてマトリックスの中にいることが、唯一可能な生存方法だと考えます。これらの魂の多くは、今世で生きているうちに5次元に移行することを選択せずに、地球にやって来ます。

これは良い悪いとか、進んでいる遅れているということではないのを、よく理解することが大切です。私たちは、誰もがそれぞれエネルギー的に異なるステージにいますが、それが一つの有機生命体を作っているのです。誰もが重要で、全体のシステムに貢献する独自の役割を担っています。

直線上の時間軸が幻想だといういことが分れば、レッテルやカテゴリーは必要なくなります。私たちは自分で選択をし、経験したいことを経験しているだけなのです。

私たちは常に、自分が経験する現実に対し責任があります。自分が放つエネルギー周波数に共鳴し、引き寄せるものを、私たちは人生と呼びます。

One Ascension Level up! What the different Waves experience by Vera in The Wake Up Experience


今ある惑星の進化とは、意識の進化ですが、しかし意識は常に変化するので、最終的な結果がどのようになるか、はっきり予測はできないって、クライオンが言ってました。

ファーストウェーバーの人は、その先の指針やイメージがなくて大変ですけど、自分がどうあるべきか、既に分かっていると思いますので、マイペースで行きましょう。

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