なんでもこだわり過ぎると、逆に窮屈になりますね。
1.自分の不幸や不運を、自分以外の誰かや、見えない何かのせいにする
スピリチュアルの道に入る人って、多かれ少なかれ、何らかのキツい状況に直面して、それがサインとなってこの道に入って来ます。「一体、なんで私(だけ)がこんな目に?」と考えた時に、「バッドカルマだ!」とか、「祟りじゃ!」となる気持ちは、よく分かります。
でもスピリットの世界と3次元の世界って、思うほど離れてなくて、スピリットの世界だけに問題の原因と解決法があることは皆無と言ってよいでしょう。
言い換えれば、どんな状況も全部自分でなんとか出来るってことです。
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2.自分には変化を起こす力がないと思い、そのために誰かや何かの力を頼る
見えない世界に興味を持つ人って、もともと子どもの頃から人一倍感受性が豊かで繊細で、その分、大勢に馴染めないまま大人になる場合が多いです。
自分に自信をなくしてしまうと、ポジティブな変化を起こそうと思っても怖くてできなかったり、誰かのパワーを借りたくなったりするんです。神社巡りとか、パワーなんとかみたいな。
それはそれで面白くはあるんですが、でも誰かのパワーを使うってことは、足りなくなったら、また買い足さなくちゃいけないんです。ちょっと面倒くさいですから、自分だけで済んだ方が本当は便利ですよね。
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3.自分の信じる価値観で、他人をジャッジする
ジャッジするとは、ざっくり言えば否定する、または人にレッテルを付けるってことですが、他人や何かを否定して、どこがどんなふうにイケてないかという理由を考えるのって、誰にとっても割と楽しいゲームなんですよ。他人サゲは自分アゲですからね。
しかし物事を善悪、優劣のスケールで考えるってことは、結局は、その中で自分も、他人と自分を比較して苦しむってことです。自分も損しちゃいます。
ジャッジ=エゴ=3次元!って感じの公式ですから、そういうのはなるべくない方が、いつもヘルシーでいられます。
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4.自分には改善すべき問題があると知っておきながら、理由をつけて先延ばしする
改善すべき点があるなら、それを実行に移せばいいだけなのに、そこがなかなか難しいものなんですよね。
しかしシンクロニシティばかり気にしていたり、占いやスピリットの世界にガイダンスを求め続けると、いつまでも答えは出ません。この場合の答えとは、行動に移すことでしかないからです。
恐れなんて幻想に過ぎないってことを先に突き詰めていくと、後から何でもできるようになります。
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5.考えるとネガティブな気分になることを考えて、ますますネガティブな気分を盛り上げる
スピリチュアルな人は、世の中の悪が気になる人が多いです。しかしイライラすることを考え続けてイライラしたり、苦しくなることをひたすら考え続けて苦しみを増やすのは、自分には何のメリットもありません。
「思い込みを手放す」というコマンドを使うのは、まさにここです。
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6.大好きなことをせず、本当はやりたくないと思いながらもイライラや不安が溜まるような習慣ばかり続ける
やりたくないことをなんで続けちゃうかと言うと、脳は同じルーティンを辿ることで安心するからなんですけど、マインドの働き方や思考の癖を見つけて、悪い習慣は破った方が、すっきりします。
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7.自分でコントロール出来ないことを心配するのにエネルギーを費やす
起きることは起きちゃいますから、自分でコントロールできないことを心配するよりも、今、自分の出来ることにフォーカスした方が、エネルギー効率がいいです。
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8.今ある自分を認める代わりに、誰か別の人になろうとする
理想の自分への願いや、向上心を持つのが悪い訳じゃないんですけど、今ある自分を認めてあげられないのは、自分が可哀そうですから、ありのまままに愛してあげた方がいいですよね。
誰か別の人になるんじゃなくて自分自身になった方が、全てはよりスムーズに運びます。
実際、こういう考え方って、スピリチュアル界だけでなく、誰でもやってる普遍的なことだと思うんですよ。
自分の拠り所を、マイホームや家族、地位などの3次元に求めるか、目に見えない世界に求めるか。自分の境遇を、3次元の誰かのせいにするか、見えない世界のせいにするか。
その違いがあるだけで、マインドの仕組みと言う点では同じです。人間だもの。誰でも自分の幸せを追求したいですし、自分が正しいと思いたいですし、その点では、みんな同じですね。