ポップカルチャーとしてのアセンションと終末論


ポップカルチャーとしてのアセンション

私がスピリチュアルを知るようになったのは、アメリカ文学や60年代カウンターカルチャーに興味があったからで、業界では珍しいパターンだと思います。つまりは文学や社会文化人類学に興味があった訳ですが、当時の話になると、必ずヒッピー文化やカリフォルニア精神文化論がセットでついてくるんですよ。禅とか悟りとかヨガとか、もちろん水瓶座の時代もそこに含まれます。

そういう経緯なので、個人的にはアセンションに対するスピリチュアルな興味と言うよりも、アセンションという概念が時代と共にどう変遷し、その説の支持者/反対者の人たちがどういう文化的背景を持つかなどに興味があります。

アセンションを時代によって旧型/新型で分けたりしたがるのも、その辺が理由です。

関連記事:旧型アセンションと新型アセンションの違い

ごく最近では、「親愛なる人たち、こんにちは」で始まるような、天使やマスターがこれから起こることを伝える伝統的なチャネリングメッセージよりも、エネルギーリーディングや占星術と言う形で、今私たちが置かれている状況をシェアするケースが増えています。メディアとしてはブログよりも、やっぱりYouTubeやフェイスブックが強いです。

それは単なる流行の変遷ではなく、なぜ人はヤフオクからメルカリに人が移ったかみたいな、現象として分析できる話なんですけどね。

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アセンションと終末論

ドゥームズデーポルノ(dooms day porn)と言う言葉があります。ドゥームとは運命という意味で、世界の終わりが来ることを喧伝するメディアや人などを指します。

それと似た言葉でフィアポルノ(fear porn)というのもあって、何かが危機的な状況にあると人々の恐れを掻き立てるメディアや人を表します。

ポルノと呼ばれる理由は、特定の感情をこれみよがしに煽るものだからです。そして、どちらの言葉も、インターネットの世界では、たびたび現れます。直近で有名なのは、例の2012年の終末論だと思います。

アセンション(推挙・上昇)という言葉は、キリスト教に由来し、それこそ聖書の昔からある言葉です。 しかし、現在ある世界の週末と新しい世界の到来という概念は、名前やアレンジを若干変えて、いつの時代も存在します。

今、アセンションを地球滅亡のように考える人はいないと思いますが、少なくとも、経済の崩壊や戦争による旧世界の崩壊と考える人は、少なくないかも知れません。現実が二つに分かれると言うタイムラインスプリットという言葉が若干マイルドに聞こえるのは、誰もが否応なく困難に見舞われるのではなく、自分で好きな道を選んで進めるって言うところがあるからでしょうね。どれも違うようでいて、実は同じ話を違うレイヤーから見て、別々の現象に翻訳しているだけのように思います。

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毎年が終末!

このサイトを運営する上で、知ってるけど記事にしない情報というのも沢山あります。誰かを否定したり、社会を敵と味方に分けるようなものは、基本的に拾いません。

でも、せっかくだから最近のトレンドを言いますと、聖書の黙示録が実現し9月に世界が終わる話と、ブラジルの上院議員が伝えたという10月に二ビルがぶつかる話があります。

二ビルはぶつかるって常に言われ続けていて、日本で言う東海地震に近いものがありますね。

こんなサイトをやっていると、「近々、〇〇が起きるという情報があって、今回は本当らしいですから、気を付けた方がいいですよ」というメールを度々いただきます。もちろん、これまでそのどれも実現していないのですが、個人的には、世界の終わりを感じるのは、その人の深層心理の中にある本質的な死への恐れであって、世界は終わらないと思っています。

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私たちは、何を引き寄せるのか

アセンションは確かに起きていると、私は思います。

アセンションという言葉が持つ、独特のヤバさがあるだけで、社会の変化自体は起きてますよね。それをどう捉えるかは、個人のフォーカスの問題です。

変化は起きてはいるのですが、それが期待した通りの形で起きるかと言うと、そうでもないと思います。引き寄せの法則で考えてみてください。引き寄せの法則というのは常に働いています。けれども、引き寄せていても自分で気付かないこともありますし、特定のものを手に入れようと思うと、全く手に入りません。(結果的に、それと同等か、それ以上のものが手に入るんですけどね)

アセンションも、ひょっとしてそのようなものかも知れないなと思います。 アセンションをどのように捉えるかも、自分の選択次第であって、要は、何に共鳴するかです。

スピリチュアルの世界は、何かが起きるのを待つ世界ではなく、自分から経験しに行く世界です。

あなたが見たいと思う変化になること。それがアセンションの全てのように思います。