そもそもマヤカレンダーは、日付を表すのではなく、人類の意識の進化を表すのだそうです。
マヤ歴の専門家であるカール・ヨハン・コールマン氏の最近のインタビューによると、2017年5月24日に新たに始まる宇宙サイクルは、かつて話題になった2012年12月21日よりもずっと意義深いものだそうです。
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1.カール・ヨハン・コールマン氏の経歴
カール・ヨハン・コールマン (Carl Johan Calleman)氏は生物学で博士号を持ち、以前はその分野で活躍した科学者でした。
しかし1990年代に入り、マヤ暦に魅了された彼は、現代人に向けて、その仕組みを分析・研究したいという心の呼び声が高まり、やがてその第一人者の一人として名前が知れるようになります。彼の著書は14か国語に翻訳され、マヤ族の長老たちのメッセージの運び手としても知られています。
彼の研究は、日本ではコルマンインデックスと呼ばれ、2012年前後に話題になっていたようです。
参考サイト:愛と全体性の黄金時代への幕開け – コルマンインデックスより by 目覚ましブログ
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2.2011年10月28日の意義は何だったのでしょうか?
さてマヤ暦には、コールマン博士の研究で編み出した9つの波のサイクルがあり、2011年10月28日は、その全てのサイクルが終わり、ゼロポイントに戻る日でした。
この図では、マヤ歴の第6~第9までの波が2011年10月28日に、全てゼロ地点を通過したことを示しています。via Mind Unleashed
マヤ文明に残された碑文によると、9つの波がゼロ地点を通過する時、世界の再生に立ち会うと言われるマヤの神、ボロン・ヨクティ(Bolon Yorkte)が現れるという言い伝えもありました。
しかしコールマン博士は、マヤ歴のサイクルの終わりとは、世間で言われているような”世界の終わり”ではなく、人類のマインドとボディが新しい目覚めを経験する日だと考えているのです。
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※マヤ歴の9つの波について
マヤ歴の9つの波って何よって話ですが、どうもマヤ歴と言うのは、1年を365日に分けるとかいう単純な仕組みではなく、9つの波のサイクルの組み合わせから導き出される複雑なシステムらしいんですね。
上から順に、宇宙の波、銀河の波、惑星の波、国家の波、文化の波、部族の波、家族の波、哺乳類の波、細胞の波 via Universal Life Tools.com上の図は、その9つのサイクルを表した模式図です。それぞれの波に周期の違いがあり、上に行くほど意識のレベルが高く、周期も短くなります。
この図は、何かに似てると思いますよね。
そうなんですよ。マヤカレンダーの9つの波の周期は、なんとピラミッドの構造比率から導き出されたものなんですね。
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3.2012年12月21日の意義は何でしょうか?
当時、あれだけ話題となった例の日付ですが、コールマン博士によると、そこには何の意味もなく、単に考古学者たちの計算ミスだったそうです。そんな…。
マヤカレンダーの考えでは、特定の一日が重要になるのではなく、周期の異なる9つの波のリズムや周期が大切であり、変化は長い期間をかけて現れると考えます。
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4.2017年5月24日の意義はどうなるのでしょうか?
マヤカレンダーの9つのサイクルのうち、宇宙意識を表す第9の波が、この日、周期を一巡し、ゼロ地点に戻ります。第9の波が表す宇宙的な愛と共鳴し、意識を拡大するためのハーモニーが、この日を境に新しいサイクルに入ります。
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5.第9の波の周期がスタートする時、ハートの時代が始まる
私たちは宇宙と共に、想像の9つの波とも呼ばれる、マヤ暦の9つの波の影響を受けています。
ある時、突然起きる変化というものはありません。
今日、多くの人々は、第6の波が表す国家的意識や、第7の波が表す惑星的意識の中で生きています。その状態では、ハートがフルにオープンになることはありません。
けれども、第9の波が表す宇宙的意識と共鳴し始めている、ごく少数の人々がいます。分断の世の中を超えて、新しい現実認識を作り出そうとする人たちです。
ハートの時代を開くのは、たった一日で終わる出来事ではありません。けれどもこの第9の波との共鳴を通じて、人類の運命を変えていくことで、私たちはまさに愛の黄金時代に突入できるのです。
これは最近、スピリチュアルコミュニティーを駆け巡ったニュースなんですが、帰って来たマヤ暦って感じで、みんな盛り上がってるようでした。
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