さて今度は、地球のチャクラとはどの場所を指し、どのようにワークしたらよいかについて、ご紹介しましょう。
地球のチャクラ
私たちが持つ7つのチャクラのように、地球にもチャクラがあります。肉体のチャクラが私たちの肉体、感情体、メンタル体、スピリット、様々なレベルにおけるエネルギーセンターとして機能するように、地球のチャクラも同様です。
それぞれのチャクラは、レイラインに沿って互いに結びつくことで、エネルギーフロウを作ります。
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ルートチャクラ:マウントシャスタ、カリフォルニア州
マウントシャスタは、北カリフォルニアからオレゴンを抜けて、カナダ国境まで連なるカスケイド山脈にあります。そこから生み出されるエネルギーが、1947年のロズウェルUFO墜落事件をもたらしたとも言われます。
ベースチャクラは生命力やエネルギーのグラウンディングを表します。マウントシャスタも、世界のエネルギーシステムのベースであり、個体として生まれる前の生命の気全体を司っていると言われます。
このチャクラのエネルギーとワークするには、まずは地球の大いなる生命力がマウントシャスタを通じて、泉のように湧き上がるところを感じましょう。さらに新鮮なエネルギーが、レイラインに沿って、地球の他チャクラに転送されていくようイメージすると、地球全体が活性化されます。
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セイクラルチャクラ:チチカカ湖、ペルー・ボリビア
人体のセイクラルチャクラは、生命力や創造性と関連していますが、地球のセイクラルチャクラの場合は、あらゆる種族の進化や発展、創造的な変容を司ることになります。
チチカカ湖は、マチュピチュや古代都市で有名なクスコ、アマゾンに近いイキトスに囲まれ、数々の古代文明の源流の一つとなっています。まさに創造力の宝庫なのです。
このチャクラののエネルギーとワークするときは、マウントシャスタから伝わる純粋な生命のエネルギーを受け、あらゆる生命にポジティブな進化とクリエイティブな創造がもたらされるイメージを持つとよいでしょう。
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ソーラープレクサス:ウルル、オーストラリア
ウルルは、地中でカタジュタと呼ばれるもう一つの巨石とつながっています。アボリジナルの神話では、ウルルは彼らの世界を創造したレインボー・サーペント(虹色の蛇)の卵だと言われています。創世神話に関わる虹蛇は、オーストラリアだけでなく、世界の他地域の文化にも見られる不思議な存在です。
ソーラープレクサスは意志や決断、行動力やコントロールを司るチャクラです。地球のソーラープレクサスには、地球の生命力を維持するための機能があると考えられています。
この場所のエネルギーは、まさに太陽のようにパワフルです。そのエネルギーを全身で感じるだけで、集合意識にもその生命力が送られます。またレインボーサーペントのエネルギーともワークすることを忘れずに。蛇は古来、豊穣と永遠の生命のシンボルです。空を駆け大地を走る、美しい虹色の蛇の姿を想像し、そのエネルギーをハートチャクラに送りましょう。
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ハートチャクラ: グラストンベリー、UK
イギリス最大のパワースポットと言われるグラストンベリーは、地球のハートチャクラです。この地はケルト神話やアーサー王伝説と関連し、伝説の聖杯が眠る場所と言われています。この地を通じて、不死を象徴する聖杯のエネルギーが世界中に流れ込むのです。
またイギリスにキリスト教が伝わって最初の教会が建てられたのもこのグラストンベリーだと言われ、国内最古と言われる教会跡が存在します。さらに近辺ではミステリーサークルも多く発見され、パワースポットたる実力を見せつけています。
グラストンベリーは、静謐なエネルギーと美しい自然に囲まれた土地です。この場所のエネルギーとワークする時には、私たちもハートを開き、平和と愛、慈悲のエネルギーにつながって、地球を癒すイメージするとよいでしょう。さらにそのエネルギーは、レイラインを通じてスロートチャクラに送りましょう。
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スロートチャクラ: ピラミッド&シナイ山、エジプト/オリーブ山、イスラエル
エジプトのピラミッドは、なんと138基も発見されているそうですが、なかでもギザには、3つのピラミッドがちょうどオリオン座の3つ星のように並ぶ有名なものがあります。
一方、シナイ山は紅海に突き出たデルタ型のシナイ半島の中心にあり、モーゼが十戒を授かった場所と言われています。
さらにもう一つ、イスラエルにあるオリーブ山も、スロートチャクラに数えられます。イエスが自らの再臨を預言したと言われるオリーブ山の説教が行われた場所です。
これらの場所は、地球のスロートチャクラと言われます。これらの場所がレイライン上ではなく、やや外れた位置に存在するのは、レイラインのエネルギーを受けて、マザーアースのスロートチャクラが開いたからだと言われます。中東で続く紛争は、彼女が助けを求める声です。
このチャクラとワークするには、3つのうちの中央に当たるシナイ山を中心として、エネルギーがサークル状に広がるイメージをすると良いでしょう。シナイ山は、人間が永遠の命を手にするために授けられたと言われている十戒が神から与えられた場所です。ワンネスのバイブレーションとつながり、マザーアースの混乱をこのチャクラから静めていくところをイメージしましょう。
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サードアイチャクラ: イラン国境付近
地球のサードアイチャクラは、地球の地軸の変化とともに変わると言われ、現在はヨーロッパ西部、イラン国境付近にあります。これは伝統的な占星術とは関係なく、いわゆる「水瓶座の時代」という言葉に象徴されるニューエイジ的考えをベースにしています。
「水瓶座の時代」とは、すごく簡単に言えば、春分の日の太陽が水瓶座の位置にある時代ということです。春分の日の太陽の位置は、2160年ごとに12宮を移動し、現在は水瓶座の位置にあるということです。水瓶座は自由や博愛、直感を司る星座であり、太陽がこの位置にあることで、私たちの地球は愛と平和の時代を迎えるという考え方です。実際の天体の動きに基づく占星術ではないので、「水瓶座の時代」がいつ始まり、いつ終わるのかについては諸説あります。
ちなみにそれより前の「魚座の時代」は、キリストの誕生とともに始まり、キリスト教のモチーフとして魚が多く使われるのはそのためだと言われています。魚座とは、幻想を司る星座であり、「魚座の時代」に人類はあらゆる幻想と虚偽に悩まされていたそうです。魚座の人にとっては、迷惑な例だと思います笑。
When Does The Age Of Aquarius Begin by Bruce McClure and Deborah Byrd on HUMAN WORLD
The Age of Pisces – The Age of Deception by Jan Fox on Wake Up World
さて地球のサードアイチャクラは、多次元のエネルギーを地球上にもたらすポータルの一つです。私たちに備わるサードアイやその背後にある松果体が、多次元的世界のビジョンに結びついているのと同様です。
このチャクラとワークする際は、地球の進化をもたらす智慧にフォーカスするとよいでしょう。
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クラウンチャクラ: マウントカイラス、チベット
クラウンチャクラは、最もエネルギーの高い場所です。これは世界の屋根と呼ばれるヒマラヤ山脈にある、マウントカイラスがそうだと考えられています。
私たちのクラウンチャクラが神聖な意志と結びついているのと同様、マウントカイラスのエネルギーもこの惑星のスピリチュアルな意識に直接つながっています。チベット文化の中に、深い智慧が内包されていることも偶然ではありません。
このチャクラとワークするときは、宇宙の意識とダイレクトにつながります。人類の進化をもたらすスピリチュアルなエネルギーを、マウントカイラスからこの地球に下しましょう。
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一度でも行ってみたいと思う場所は、ぜひ行ってみた方がいいと思います。人生変わりますよ。
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