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3つのウェーブの違いから見るアセンションの現状 2017年1月

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アセンションする人たちは、大まかに見て第一波から第三波までのグループに分かれるそうです。それぞれどのような状況を迎えているでしょうか。


イノベーター理論とアセンション

アセンションと3つのウェーブの本題に入る前に、社会学者のエヴェリット・ロジャースによるイノベーター理論(普及学)の話をしたいと思います。アセンションの広がりと、まさしく相似形になっているからです。

イノベーター理論において、ロジャースは消費者の商品購入に対する態度をもとに、新しい商品に対する購入の早い順から、5つのタイプに分類しました。この5つのタイプの割合は、下図のような釣鐘型のグラフで示されます。

たとえばiPhoneを例に取ると、まず最初に少数の新しもの好きが飛びついて、それを見て気に入った人たちが買いだして、徐々に一般に普及し有名になると、やがてはiPhoneなどまったく知らなかった人たちも、それを使ってみようと思うようになります。

つまり新しいものは、段階を経て広がって行く訳です。

イノベーター理論 via マーケティングwiki
イノベーター理論 via マーケティングwiki

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上記のグラフにおける、各グループの説明をしましょう。グラフ中の数字は、社会全体に対する人数の割合です。

イノベーター(Innovators:革新者)

新しいものを進んで採用する革新的採用者のグループ。彼らは、社会の価値が自分の価値観と相容れないものと考えています。

アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)

社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感で、自ら情報収集を行い判断する初期少数採用者のグループ。「オピニオンリーダー」となって他のメンバーに大きな影響力を発揮することがあります。

アーリーマジョリティ(Early Majority:前期フォロワー)

新しい様式の採用には比較的慎重な初期多数採用者のグループ。

レイトマジョリティ(Late Majority:後期フォロワー)

「フォロワーズ」とも呼ばれる後期多数採用者のグループ。新しい様式の採用には懐疑的で、周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をします。

ラガード(Laggards:遅滞者)

最も保守的な伝統主義者、または採用遅滞者のグループ。世の中の動きに関心が薄く、流行が一般化するまで採用しません。中には、最後まで不採用を貫く人もいます。

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アセンションの3つの波

さて、上述のイノベーター理論を見ると、まるでアセンションの広がりそのものの話に聞こえることに驚きます。

第一波の人たちは、まさしくイノベーター(革新者)です。彼らの多くは2008年から2012年までに目覚めが始まったと言われています。彼らはほぼ未知の領域を、直感とセンスを武器に体当たりで開拓し続けてきました。

第二波の人たちは、主に2012年以降に目覚めが始まったと言われるアーリー・アダプター(初期採用者)です。彼らは自分たちに先立つイノベーターの行動を参考にできますから、変容のプロセスがぐっと早まります。そしてオピニオンリーダーとして、世の中に情報を発信していきます。

次なるビッグウェイブとして現れる第三の波の人たちは、2016年半ば以降のマス・アウェイクニング(集団覚醒)で目覚めたアーリー・マジョリティー(前期フォロワー)の人たちです。彼らはまさに、アセンション症状の真っ最中です。

それ以降のレイト・マジョリティー(後期フォロワー)たちが目覚め、大きな波となるのは2020年頃になるだろうと言われています。

さて3つの波があると理解したところで、それぞれのグループの現状について見ていきましょう。

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First Movers / Innovators

第一波/イノベーター

第一波の人たちは、やっと究極の安心を手にするでしょう。最後の恐れも消え、祝福感とニュートラルの間を行ったり来たりします。この段階の人たちにとってニュートラルな感覚というのはとても大事なので、よく覚えておきましょう。まるで映画を見ているかのように、自分を含めた全てのことが客観的に見えます。テロリストの攻撃などの痛ましい事件や死そのものに対してにさえ、彼らに感情的な痛みを経験することはないでしょう。彼らは一個人ではなく、魂の視点から世界を眺め、そこにある目的を感じます。

普段はそのように、まるで空(くう)の中を生きていると感じられますが、祝福感がやって来るときは、それはとても激しく、エネルギーフィールドでは光のコードの統合が始まります。

ある程度エゴがフリースピリットへと変容を遂げてしまうと、低い周波数の感情とは、ほぼ自動的につながらなくなります。疑い、心配、固定観念、思い込み、恐れなどは、手応えがなくなります。

第一波の人々は、ハートから今を生きています。プロセスを信頼し、自分に必要なものは、常に与えられると知っています。物質的な所有物や情報には、もはや依存していません。

恐れはなく、自分のハートを通じ、ソースとのつながりを築いています。思考をコントロールすることで、現実化が簡単になります。キャリア、健康、人間関係、財産など、あらゆる面で豊かになって行くのです。まるで子供のような遊び心と軽さで、全てなるものと気軽に交流しています。

彼らは二元論の間をバランスよく進み、どちらの側にも自分の真実はないと知っています。彼らは、まるで空白のようです。無条件の愛であるソースとつながることで、情報の質が変わります。直感的な気付きとしてのチャネリングは、常時行われ、まるで全てなるものと融合したかのようになります。サイキックや占い、カード、ペンデュラムなどの必要性がなくなります。リサーチや調べものの必要もなくなるのです。なぜなら全ての智慧は自分の中にあり、必要なタイミングで気付きとしてやって来るからです。この変化は、スピリットガイドやエンジェル、スターファミリーから切り離されてしまったように感じるので、最初は戸惑うこともあるでしょう。

また第一波の人たちにとって、時間の概念はありません。ほんの1時間前のことですら、覚えているのが難しいかもしれません。このため、タイムラインシフトもより経験するようになります。現実は変わり、楽しい驚きに満ち溢れるようになります。

現在、彼らはとても強烈な夢を経験しているようです。これは高次の次元で行われる、エネルギー浄化の最終段階と言われています。睡眠パターンはもはや存在せず、短く集中的な睡眠を取ることで、何時間も継続的に起きていられたりします。睡眠状態と覚醒状態の差が際立たず、まるで両方がつながっているように感じます。

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Early Adopters

第二波/アーリーアダプター

第二派グループの人たちは、自分の中の傷や思い込みを癒すワークをしている途中です。彼らはまだエゴによってコントロールされたり、二元論や固定観念に捕らわれることがあります。不安やパニック、孤独感が次々にやって来て、最も深い痛みを呼び覚ます経験をする人もいます。まるでカオスのように感じるかも知れませんが、長い目で見れば、痛みの浄化というステージにいるだけですから、そこを抜ければ楽になります。夜明け前の暗闇だと思ってください。

思考のスパイラルや考えすぎる傾向は、第二波の人々の現状、とてもよくある症状です。エゴが作り出す不安やジャッジメントに囚われそうになったら、魂/ハートの意識に戻りましょう。

また第二波の人たちは、自分を解放するために物質を手放し、所有を減らす必要性があります。所有するためにお金を稼がなければならないと言うプレッシャーを少なくするためです。

彼らは第一波の人たちが経験している現実を、すでに垣間見ています。けれども、自分の中のコアの傷が癒えていない場合には、エネルギー的な周波数を維持できず、状況が安定しません。今はまだ気分のアップダウンが大きく、手放しとサレンダー、信頼の練習が必要な段階でしょう。

夢も鮮明ですが、過去の心の傷を癒したり、経験や感情を整理するテーマのものが多いでしょう。

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Early Majority

第三波/アーリーマジョリティー

第三波の人々は、今、この世界で起きている出来事によって、トリガーを引かれています。各国間の争い、戦争の可能性、テロ事件、誰も望んでないアメリカ新大統領など、あらゆるニュースによって、感情をかき乱されます。それに加えて、自分の身の回りでも人間関係でのトラブル、健康や仕事上の問題など、古い固定観念揺さぶられるような出来事が起きるのです。それはまさしく、アセンション症状と呼ばれるものに他なりません。

自分がこれまでに築いた安全地帯を抜け出るのを、彼らは恐れます。けれども同時に、今のままだと何かがうまくいかないし、このままではいられる訳がないということを、体のどこか深いところで気付いているのです。そしてやがて自分の中にある本当の望みを見つけます。

エゴはその望みを否定しようと頑張りますが、魂とハートは現状を破り、新しい真実を見つけ出すよう導くのです。説明できないような感情の爆発とともに、彼らは自分の中にある疑問が湧くのを感じます。「自分は誰で、なんのために生まれてきたのか」という問いです。

ハートがオープンになるにつれ、徐々にそれまでの自分が崩れていきます。かつて自分にとって価値のあったことが意味をなさなくなり、彼らも自身の変化に戸惑います。

場合によってはクレアオーディエンスやクレアボヤンスなど、超常現象的な体験をすることもあるので、頭がおかしくなってしまったのかと、ますます自分を疑います。多くの人は魂の闇夜を経験し、まるで自分というものを見失ったようになってしまいます。

夢は鮮明で、悪夢のようなこともあり、多くのトラウマを呼び覚まします。

Current Energies and Symptoms for the different Ascension Waves by Vera on The Wake-Up Experience


第三波から見ていくと、まさにアセンション・プロセスの各ステージを表していて、面白いですね。

でも最終的に、早い遅いの違いは、あんまり関係ありません。みんな同じプロセスを経験します。アセンションは、マイペースが一番です。

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