ヴィクターが、ソウルメイトである奥さんと出会うまでの話をしています。それにしても、この人たち顔が似すぎだろっていうカップルは、ソウルメイトを見つけたんだなって思います。卵が二つ並んでるみたいに見えます。
こんにちは。僕の名前はヴィクターです。みんなのアウェイクニング・プロセスのお手伝いをしています。
今日は僕がソウルメイトを見つけるために、実際にやった3つのことをご紹介したいと思います。
僕らはただでさえ友達も出来ず孤独を感じているって言うのに、人生を共に過ごすパートナーを望むなんて、すごくチャレンジングだよね。人は誰もがユニークで特別だから、僕の方法がみんなに役立つか分からないけれど、同じ悩みを持っていた者として、少しでもヒントや励ましになったら嬉しいと思います。
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1.理想の自分を目指す
理想のソウルメイトを望むなら、まずはそれに見合う自分にならなくちゃね。僕も昔は、ヘロイン中毒で喫煙者だったし、友達にも嘘をついたり、人目を避けて自分に閉じこもっている悪い人間だったんだ。そんな状況じゃ、ソウルメイトも引き寄せられないよね。
そこで僕はきちんと依存症を断ち切って、自分に自信を持てるようになりたいと思ったんだ。沢山本を読んだし、感情やマインドを扱えるようになる様々なテクニックを学んだ。
自分の直面している問題は、他の誰でもない自分が作り出したものだということを認めるのは、とても勇気がいることだったよ。でもそこから抜け出そうとする道のりで、僕は人間として変わったんだ。
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2.自分の殻から抜け出す
ジャンキーになる前から僕は人と話すのが苦手で、いつも不安を抱えているようなタイプだった。自分が立ち直る道のりの中で、少しずつ本来の自分でいることへの自信が芽生えるようになったけど、それでも女の子に声をかけるなんて、とてもじゃないけど出来ないって思ってたよ。
でも僕にも転機がやって来た。薬物を絶った後は甘いものが欲しくなるから、僕は毎日のようにスターバックスに行っては、大きい甘いドリンクを飲んでたんだけど、ある日、僕のドリンクを作ってくれた女の子が、とても可愛かったんだよね。
話しかけて、でもマヌケって思われたらどうしようとか、どきどきしながら、「今度、コーヒーでもどう?」って聞いたんだ。そんな短い一言でさえも、僕には相当チャレンジングだった。自分の殻から抜け出す必要があったよ。
そうしたら思いのほか、反応がスムーズだったんだ。「いいわよ」って言われて、電話番号を交換して。僕はもう億万長者みたいな気分だった。
どれだけ出来ないと思っていても、自分から動き出せば、殻は破れるってことが分かった。自分を超越した気分だった。
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3.自分はソウルメイトと生きる価値があると考える
ある時、僕は自分にはソウルメイトを見つけて、共に生きる価値があると考えるようになった。ソウルメイトが欲しいなーとかじゃないよ。自分の価値を自分できちんと認められるだけ、僕は成長したんだ。自分がどれだけ変化したか、自分でよく感じていたからね。
「神さま、僕にソウルメイトを運んできてください。共に人生を歩む人を与えてください。もうそろそろ良い頃です」。僕は、毎晩のようにそんなふうに祈ったよ。
その頃、AAミーティング(アルコール依存から脱するための相互援助グループ)に参加していて、会合の後はいつもみんなでコーヒーを飲みに行くんだけど、その晩は人数が多かった。テーブルはいっぱいで、後から遅れてやって来た子が僕の隣に来たんだ。そこしか座席が空いてなかったからね。彼女を見たとき、ワオ、この美しいホットなガールは誰だ?って思ったよ。そこでまた例の勇気を出して、話しかけてみた。その時、頭の中にガンズンローゼスの「11月の雨」が流れてきた。まだシンクロニシティなんて言葉、全然知らない頃だよ。彼女がその後、僕の妻になる女性だったのさ。
ソウルメイトと出会うのは、理想のソウルメイトにふさわしい自分になるために、多くの努力が必要だよ。そしてタイミングやシンクロニシティのコンビネーションが絡まり合って、出会うべくして出会うんだと思う。勇気を出して。チャンスをつかんで。殻に閉じこもっちゃだめだよ。
そして自分を信じることだ。
ヴィクターは子どもの頃から人と違うことに苦しんでいて、埋められない心の溝や自己否定から、やがて依存症になるものの、そこから不死鳥のように立ち直ることで人間的な変容を遂げるという、ある意味、ライトワーカーのど真ん中を歩んでいる人だと思います。
ソウルメイトは誰にでもいますから、自分の価値を信じて待ちましょう。