ハイヤーセルフと言う呼び方が、上ってどこよ?と、謎に感じるだけで、つながる仕組みとしてはそんなに難しくないです。
ハイヤーセルフとは誰か
意識には階層があり、ハイヤーセルフとは、3次元の意識を越えた自分の意識のことです。簡単に言えば、普段の生活で使ってない自分の意識です。
つまり、「私はそなたのハイヤーセルフである」って言いながら光る老人が空から現れるとか、そんなオカルトめいた話でもないんだなと、最近思います。
もちろん、もっと凝った言い方をすれば、ハイヤーセルフとは、スピリットの領域に存在するあなたの一部であり、大いなる智慧や無条件の愛とつながる永遠かつ無限の存在、などと言うことも出来ます。
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ハイヤーセルフ?トゥルーセルフ?
最近ではハイヤーセルフの代わりに、オーセンティックセルフ(本来の自分)や、トゥルーセルフ(真実の自分)という言い方をすることもあります。
ハイヤーセルフというのは、自分とは別の場所にいる、なにやら偉い存在のように聞こえてしまうこともありますが、本当はなんてことない、あなたの一部ですから、最近ではオーセンティックセルフやトゥルーセルフという言い方にして、あやしげなオカルト色を抜くことがあります。
しかし本稿では、引き続きハイヤーセルフと言う言葉を使って、話を進めていきます。
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ハイヤーセルフとつながる感覚
ハイヤーセルフの感じ方としては、通常の3次元の自分とは違う自分、エゴのない自分てことですから、恐れや迷いで心が縮こまっていません。ハートがオープンで、ゆったりリラックスしたような状態です。そんな時のあなたは、どこか厳かで、しかも、愛と優しさ、確信に満ち溢れた感じもあるでしょう。
この感覚、全然わかるって言う人が、沢山いるでしょう。それがハイヤーセルフだと思ってください。
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ハイヤーセルフとつながるとは
では、どうやってそこにアクセスするかと言うと、3次元の意識で日頃使ってない部分を使えばいい訳です。つまりエゴの意識とは関係ない状態を作って、その中でガイダンスを受ければいい訳です。
まあまあ簡単そうですよね。
ハイヤーセルフとつながると言うのは、潜在意識を解放した状態とも言えます。だいたいスピリチュアルワークって、同じことを別の言い方で表現してることが多いです。
ただし、ハイヤーセルフとつながるにあたっては、自分以外の存在をイメージした方がやりやすい人と、自分の意識の中で行ったほうがうまくいく人と、2タイプいます。つまり光る老人と話した方が、分かりやすいって言う場合もある訳ですね。
ここでは後者の場合の方法について、述べていきます。
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ハイヤーセルフとつながる10のステップ
1.信じる
まず最初のステップとしては、自分がハイヤーセルフにコンタクト出来ると信じることです。信じようと信じまいと、あなたの中に既にハイヤーセルフは存在します。そのつながりを感じればよいだけです。誰でもできるって言うんですから、もちろんあなたにできない訳がありません。
2.常識を変える
私たちの暮らす世界は、そこにおけるスピリットの役割を、ほとんどいっていいほど無視して成り立っています。ですからこの領域にコンタクトするには、まずその世界観や常識を変えなければなりません。見えるものだけが全てではないという世界の可能性を、自分の中に作りましょう。ハイヤーセルフもスピリットたちも、常にそこにいます。
3.一人で過ごす
一人きりになれる時間を探して、静かに過ごしましょう。何もしないで、ただぼーっと座ってみてください。ぼーっとしてる時間こそ、ハイヤーセルフからのガイダンスとつながりやすくなるのです。マインドが何にも囚われていないってことですからね。最初は手持無沙汰に感じるかもしれませんが、練習してみましょう。
4.瞑想する
私はそんな瞑想ファシストではないつもりなんですけど、つながる系のワークでは、やっぱりこいつが便利です。なぜかと言うと、マインドのごちゃごちゃを静める必要があるからです。深呼吸をして体の感覚を感じ、心を落ち着けるだけでもいいと思います。
5.日記をつける
チャネリングの手法にも自動筆記というものがありますが、ハイヤーセルフとつながる上でも、日記は便利なツールです。夢や気付き、最近学んだレッスンについて書いてもいいですし、質問を書いて、その答えをハイヤーセルフになったつもりで書き進めてもいいでしょう。ハイヤーセルフになったつもりと言いますが、この時、多くの場合で、あなたはハイヤーセルフとつながっています。ポイントは、ノージャッジでどんどん書くことです。
6.内面との対話
ハイヤーセルフとの対話は、内面の自問自答のように生まれることも多くあります。心の中で、ハイヤーセルフに質問してみましょう。瞬間的に考えがひらめいたら、それはハイヤーセルフからの答えです。上手く会話を進めるために、こう問いかけても良いでしょう。「私のハイヤーセルフ、あなたがそこにいることを私は知っています。どうか私のスピリチュアルの成長のために、気付きを与えてください」
7.ライフレッスンを探る
あなたに起きる出来事は、人生の大切なライフレッスンです。あなたに学んでもらうために、全ては予定通りのタイミングで起きています。何かが起きたら、それが良いことでも悪いことでも、そこには学ぶべきレッスンが隠されています。何を知る必要があったのか、ハイヤーセルフに尋ねてみましょう。気付いたことがあれば、日記に書き記しておきましょう。
8.夢
ハイヤーセルフに、今、自分が知るべきメッセージやアドバイスがあれば、夢の中でそれを伝えてもらえるよう、寝る前にお願いしましょう。その晩にすぐ夢をみることもありますが、何日かあいて見ることもあります。お願いするのは、毎晩の日課にするといいと思います。夢から覚めたら、そこからどんな感情や気付きを得たか、考える癖をつけましょう。もちろん夢日記をつけてもいいです。彼らからの大切なメッセージが含まれています。
9.マインドフルネス
今この瞬間、自分がしていることにフォーカスし、その時の身体の感覚を眺めてください。まずは吸う息、吐く息の呼吸を感じることからスタートします。マインドフルネスとは、体の感覚を使って、今この瞬間に注目することがメインのワークになります。過去や未来について思い悩むのはエゴの得意技ですから、これを頭から追い払うことでマインドはクリアになり、ハイヤーセルフからのガイダンスも受け取りやすくなる訳です。
10.待つ&練習する
実際のところ、誰でも常にハイヤーセルフとつながっているのですが、多くの人は、それに気付かず過ごしています。ですからハイヤーセルフとのつながりを感じるには、練習が必要です。欲しい答えが、望む方法で得られなくても、気にせず待ちましょう。ふとした時に、その答えが見つかったり、頭の中にひらめいたりします。それがハイヤーセルフからの、答えです。
Ten Steps To Contacting Your Higher Self – in5d.com
ハイヤーセルフとは、要するにあなたですから、そんなに難しく考える必要もないんですよね。その感覚が分かったら、なんだ、こんなもんかってなるはずですよ。