※チャンネリング・エリックは、亡くなった20歳の青年エリックがアストラル界からお送りするスピリチュアル学習番組です。
登場人物
- 母: エリックのお母さん。この番組のMC。
- エリック: アストラル界の住人
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お金にまつわるレッスン
母: 今日はお金について聞きたいんだけど、どうしてそれを簡単に手にする人と、そうでない人がいるの?思考が現実を作るってことなのか、カルマ的なことなのか、どうなの、エリック?
エリック: えっとね、それがもしカルマ的なことだとしたら、そもそもカルマを信じて、過去や未来が一直線に並んでるっていう時間の概念を信じる必要がある。
母: つまりカルマの考え方は人間的な概念だってことね。
エリック: そうそう。だからそれは置いておこう。お金っていうのは、それをどのように捉え、人生でどのような役割を果たしているか、見方によって全然変わるんだよ。つまり人間関係と一緒なんだ。人間関係も、どのようにそれを捉えるかで、見方も現れ方も変わるでしょ。もしお金を好ましいものと捉えて、健康な関係を築くなら、その関係が現実化する。ギフトとして与えられたり、チャンスとして現れるんだ。でもお金がなかなか手に入らないと思ってたり、貧困の中で生きるのがレッスンだと思ってたりすると、お金を手にするための苦労は続くことになる。
母: じゃあ、どうしてお金持ちと貧しい人の差が出来るの?
エリック: 豊かさが手に入らないという恐れについてのレッスンなんだ。でもみんなに十分なくらいはあるんだけどね。
母: 資源は限られているように思えるわね。
エリック: 実際はそうじゃない。想像するのが難しいのは分かるけど、欲しいものは何だって作れるんだよ。新しい宇宙だって作れる。
母: えっ?
エリック: でもみんなは、それが手に入らないとか、自分たちそれに値しないと教わってきてるだろ?だから「これこそ私の欲しいものだ。これこそ私が手にするものだ」って信じて、自分のために立ち上がるのが、一つのレッスンなんだ。
母: OK。でもお金持ち側の人はどうなの?めちゃくちゃにお金を持ってる人がいて、自分が生涯で稼ぐ以上のお金を持ってる人がいるじゃない?そういう人に対して、怒りを持つべきじゃないってこと?
エリック: さっきも言ったけど、誰でも自分が欲しいものを手にすることが出来る。不足っていうのは、つまらない幻想だよ。
母: じゃあお金持ちは何も悪くないってこと?
エリック: 全く悪くないよ。限られた資源しかないっていうのは、人間が作った幻想の現実に過ぎない。豊かさは無限なんだ。障害となるのは、自分で意識を狭め、意志を弱く持ってしまうこと。お金持ちになんかなれるわけがないって思ってる人はいっぱいいるだろ?自分はそれに値しないとかさ。だから手に出来ないんだ。不平等っていう考えは、人間が勝手に作り出したものなんだよ。
母: なるほどね。
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自分が手にするにふさわしい豊かさを考える
エリック: あと豊かさの基準って、本当は様々なんだよ。たとえば狩猟をしてる部族だったら、大きな獲物をしとめたら、それこそが豊かさでしょ?基準は、服や所有物だけではないんだ。アメリカは物質社会だから僕らにとっての豊かさの定義は、ほぼ一種類になってしまっていて、でもそこからどうやって抜け出せばいいか分からない。今起きているスピリチュアルな進化が、その役に立つと思うけどね。
母: 貧富の差っていうのも、幻想なのかもね。自分が自分であるために、敵対する加害者を必要とするっていうか。
エリック: そうそう。まあ、それはまた別のレッスンなんだけども。自分にふさわしい豊さとは何だろう?どんな種類の豊かさが、自分の進化に役に立つだろう?そういうことを考えてよ。
Is Money The Root Of All Evil?
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与えたものを受け取る
母: 与えれば与えるほど、より多く受け取るっていうのがエネルギーの法則よね。
エリック: その通り。それに関しては、言いたいことがたくさんある。まず、その定義は、どのように与えるかによって変わって来るんだ。取り戻すために与えるなら、欲しいという感情を現実化させ続けることになる。でも自分には与えるに充分な豊かさがあるという謙虚な感謝の気持ちから与えるなら、豊かさを受け取る。みんな自分が既に持っているものを無視したがるんだよ。
母: 良い友達がいるのとかも豊かさよね。
エリック: そう。豊かさとは、単にモノで数えられることではないんだ。自分の中の、内面の豊かさを探してもらいたい。モノは、やがて消え去るけど、自分はどこへも行かないだろ?変化はあるかもしれない。でも内面にある愛は、いつだって手に出来る。全てはつながっていると考えれば、内面の豊かさは、全ての豊かさにつながるカギだ。豊かさとは宇宙だと知る必要がある。宇宙とは君であり、君を通じてエネルギーが流れ込む。ハートにつながってほしい。
母: どうやってつながればいいの?
エリック: エゴとハートを完全に切り離すこと。エゴは優劣や上下関係、理屈が好きだけど、愛はそうじゃない。君のハートが木にコネクトしたって、愛はなんでそうなるかなんて気にしない。そうなるからそうなる。愛は全てを変えるんだ。一つのソースにつながって、すべてにサレンダーする。宇宙も、木も花も、全ては君のものだ。ギフトとして、君に与えられているんだ。
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邪魔をするのは誰?
母: でも思考が現実を作るって言ったって、こっちの世界じゃ随分時間がかかるのよ。どうやったらすぐ現実になるの?
エリック: どうやってやるかって?自分が自分の障害になってるから、時間がそんなに長くかかるんだよ。
母: そうね。それはよくない考えね。
エリック: 自分で気づかないうちに、障害を作ってるんだ。そうやって教わってきてるからね。「働かざる者、食うべからず」とかね。両親に教わっただろ?
母: そうね。
エリック: 本当ならこうだ。「待ってなさい。のんびりしていれば、欲しいものが手に入る」。現実化させたいなら、感情が赴くスピードで動く必要がある。居心地が悪くて、落ち着かないなら、すぐにでも変化すべきなんだ。そこで立ち止まってる必要はない。全体から切り離されたような気分を感じるたびに、自分自身を救ってやらなくちゃいけない。無知こそ祝福だと信じるなら、自分が行くべき場所に行くことが出来るし、その道で邪魔になっているものを追い払うことが出来る。現実化には、ただ言葉にするだけじゃなくて、それを信じる感情が大事なんだ。でもそうできないのは、誰のせいでもない。自分のせいだ。究極的には、自分が信じるべき真実は自分次第で決まるからね。
母: なるほど。
エリック: でもさ、上手にやれる人もいるでしょ?欲しいものを全部手にする人が。そういう人はラッキーだったって思うけど、その反面、ちょっと妬ましく思ったりもするじゃない?彼らの幸運を喜ぶ代わりに、ジャッジメントをしてるんだ。お互いに喜び合えばいいじゃん。そんなに攻撃し合わなくても。
母: OK。つまり人間的に何か違いがあるから、そうなる訳じゃないってことね。すぐに現実化できるのが、本来の自然な状態ってことなんだ?
エリック: そうなんだよ。欲しい現実を作り出す力が、誰にでも平等にある。現状どれだけ困っていたって、それを変える力がみんなに備わっているんだよ。
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エクササイズ
本当に本当に欲しいものを考えてください。なんでも構いません。ハートにフォーカスして、そこに居心地の悪さや、疑いがあるかどうか確認してください。頭で作る思考とは、また違う感覚があるはずです。感情は、通常、ハートかおなかの上の方あたりで感じます。
あなたの本当に欲しいものが、あなたにとって最善の目的になるか、そこに自分が作っている障害は何か、自分に聞いてください。障害となるものは、通常、自分の作り上げた(信じ込まされた)信念(常識、価値観など)に過ぎません。障害となるものが見つかったら、それを反対の概念に変質させましょう。たとえば自分がお金に値しないと思っているなら、充分過ぎるほど値すると考えましょう。だってあなたは既に充分だからです。
現実化するところを想像してください。そのビジョンを常にハートとマインドにキープさせてください。で、待ちましょう。
言ってることは、引き寄せの法則的な感じなんですけど、内面の愛こそが豊かさの源だって言うのが、エリックぽいなと思いました。パン買いに行って、愛で払うって言ったら、店からつまみ出されるでしょうけどね。
そういうことじゃなく、今を愛し、自分がしていることを愛し、自分を愛するってことが、豊さの源となるんでしょうね。
無知こそ祝福なりっていい言葉ですね。