似てるようで全然違うんでしょうけど、実際どうやって見分けるのでしょう。
私たちのマインドの中には、様々な声があり、まるで天使と悪魔が対話しているようにも思えます。ピンと来た直感に従って行動したつもりでも、思ったようにうまく運ばない場合、それはひょっとして別の声だったのかもしれません。ここでは一見すると分かりにくい直感と恐れの違い、そして愛と執着の違いを考えてみましょう。
直感と恐れの違い
直感
- 情報は感情的ではなく、もっとニュートラルに感じられる。
- 前向きで、心が明るくなれる内容
- 論理的な点はまるでないように思えるが、ただ、おなか(またはハート)が”わかる”感覚がある
- 過去や未来に対する心配はなく、ただ今、この瞬間、正しく感じる
- 視野や広がったり、心があったかくなるような感覚
- 繰り返しリフレインされたりしないので、とらえどころがない
恐れ
- 情報はとても感情的で、不安をあおる
- 自分や他人に対して、とても残酷な内容を伝える
- 論理的で整合性があるように感じられるが、おなかにずしんと来るような感覚はない
- まだ起きていない未来に対する心配や、解決していない過去の傷に関連している
- 身体が縮んだり、こわばるような感覚
- 繰り返し頭の中でリフレインされるので、その考えに固執する
愛と執着の違い
愛
- 一緒にいるとリラックスして、自分は安全だと思える
- 自分に対しても、相手に対しても、正直な関係を保つ
- 相手がいなければ寂しく感じることもあるが、基本的に一人でも楽しいし、離れているからと言って不安に駆られることはない
- 相手のことを考えると、愛と優しさで心が膨らむような気がする
- 今の関係を信頼していて、最終的な結果にこだわらない
執着
- 一緒にいると、何かが違う、または何か足りないと感じることもある
- 自分たちが出会ったのは運命で、感情的にも肉体的にも、とても強い絆で結ばれていると思う。
- 相手がいないと不安になり、落ち着かない
- 相手のことを考えると、性的にすごく興奮する
- この先の行方が気になり、とても不安になることがある
直感と愛、恐れと執着の違いは、前者は心をオープンにし、後者は心をこわばらせることで分かります。私たちの身体は正直で、本当は全然似てないんです。