自分を守るということ
私たちは成長する過程で、親や学校の言いつけを守るよう教えられて育ちます。そして気が付けば、自分にとって大切なことよりも、相手の気分を害さないこと、人に迷惑をかけないよう生きている自分がいます。確かにそれは社会を生きる上で大切なことであり、だからこそ、自分の身を守ることもあります。
けれども、社会に出て経験を重ねるうちに、自分では相手の人生に対するリスペクトを忘れないつもりでも、向こうはまったく考えてない、そのような場合が多くあることを知ります。そんな時に、あなたが相手の言うことを何でも許していると、自分が消耗するばかりです。いつの間にか、あなたにとって何が大切で、何を守るべきかという本当に大切なことまで分からなくなってしまいます。
あなたの人生のナビゲーターは、いつだってあなたのハートであり、魂であるべきです。なぜなら、あなたの人生に最後まで付き合って、それを愛し、見届けてくれる人物は、あなた以外に存在しないからです。
私たちは、本来持っていた力を取り戻す必要があります。自分の足で立ち上がり、望む道を歩むために、人に許してはならないし、許す必要もないことを確認しておきましょう。
人に許してはいけない15のこと
1.あなたがどう生きるべきかを決めさせる
何を着なさいとか、何を食べろ、何を食べるな。これはいい、あれは悪い。それらは全て、その人が信じればいい価値です。あなたの人生は、あなたが決めましょう。
2.あなたのエネルギーを消耗させる
話したり、一緒にいるだけでエネルギーが消耗するような人たちとは、距離を置いて正解です。彼らの抱えるネガティブさを、あなたの人生に引き込まないこと。
3.あなたのプライベートを詮索させる
あなたの人生は、あなたが幸せに生きるためのもので、誰かの興味やゴシップとして消費されるためにあるのではありません。
4.あなたの優しさを利用させる
あなたの親切や奉仕を、当然の権利と思わせてはいけません。あなたの優しさを、そのような形で利用させないでください。目安は、少しでも自分が犠牲になっていると感じたら、すぐにストップすることです。続けていても、お互いにメリットはありません。
5.あなたの夢を馬鹿にさせる
私たちは誰もが自分の夢を持ち、それを追いかける権利があります。夢とは、私たちの魂のもっとも重要な様相でもあります。それを馬鹿にするのは、言語道断です。人は自分に見えないものは、存在や可能性ごと否定する傾向があります。大きな夢を見たいなら、あなたの夢を信じてくれる人たちと一緒に過ごしましょう。
6.過去について恥ずかしい思いをさせる
過去に起きた他人の人生の出来事を否定したり、馬鹿にするのは、実に容易なことです。自分には何のダメージもないからです。そのようなことを平気でする人を、あなたの傍に近づけてはいけません。起こったことはすべてあなたの人生経験の一部であり、誰もあなたに恥ずかしい思いをさせてはなりません。
7.言った本人すらできないような助言をさせる
人は自分の見てきたことだけが真実だと思いがちです。けれども言った本人ですら、きちんと実行できないようなアドバイスを誰かが偉そう言ったとしても、耳を傾ける必要はありません。彼らはあなたに助言することで自分の人生を肯定し、自己満足を得ているだけですから、受け流しましょう。
8.あなたが愛すべき存在でないと思わせる
あなたは偏屈で、とにかく変わった人だと、誰かが言ったとしましょう。でも、あなたという作品の完成はいつだって進行中です。あなたの欠点を認め、それでも愛してくれる人を大切にしましょう。
9.誰を好いて、誰を嫌うべきか指示させる
あなたのマインドは、あなたの自由であっていいのです。無駄な議論や権力争いに巻き込まれたとしても、あなたはあなたの思いを貫きましょう。憎しみは憎しみを呼ぶだけであり、それはやがて、あなたをも苦しめるでしょう。
10.もう遅いと言わせる
タイムラインと締め切りが重要なのは、仕事の上だけの話です。あなたがやりたいことを実現させようとする時や、新しい挑戦を始める時に、もう遅いと言う人がいても気にする必要はありません。あなたには、あなたのペースがあり、思いついた時から宇宙の魔法が始まるからです。
11.レッテルを貼らせる
感情的、変わり者、頑固。誰かがあなたにレッテルを貼ったとしても、そんなものは要りません。剥がしてしまいましょう。 他人を見下し、否定する人は、自分より価値のない人を他に作ることで、自分の欠点を無視し、優越感や自己満足を得ています。
12.あなたのアイデアを否定させる
あなたはリスクを負って、自分の人生を生きています。それを理解しない人に、アイデアを全て話す必要はありません。
13.自分の人生がうまくいかないことを、あなたのせいにさせる
人生は、自分の選択が作ります。自分の幸せに責任を持ち、それを叶えることが出来るのは、自分しかいません。 けれども自分の人生がうまくいかないのは、まるであなただけが悪いような罪悪感を刷り込む人には気を付けてください。罪悪感は、魂を蝕みます。私たちは誰もが、自分で考えるよりも常にベストを尽くしています。
14.ギブアンドテイク以上を要求させる
誰かが自分の考えを押し付けようとしてきても、それに従う必要はありません。人にはそれぞれ価値があり、それに従って人生を生きればいいのです。共感を強いられる必要も、強いる必要もないのです。
15.あなたの幸せを取るに足らないものだと思わせる
誰かの幸せが、他の誰かの幸せより劣るなんてことはありません。どれほど小さなことでも、あなたが感じる幸せの意味や価値を下げたり、もっと別の何かが必要だと思わせる人の話を気にする必要はありません。 感謝は幸福の始まりですあり、その逆もまた然りです。人生の些細なことに多くの意味があるのです。
自分の人生を生きる
社会に生きる私たちは、大勢の人たちと時間と空間を分け合って暮らしています。私たちの多くは、人を傷つけるような自分勝手なことはせず、周りの人たちに愛されて、穏やかな人生を送りたいと願います。けれども、誰にとっても人生とは、本来、自分のものなのです。と言うのも、他の誰かがあなたの人生を生きることは出来ませんし、その逆もまたしかりなのです。
人生とは、環境的な影響を大いに受けるように見えて、何を自分の人生の一部とするかは自由裁量に任されています。ですから、ストレスではなく、あなたのベストを引き出す人々と一緒にいてください。あなたが安心して心をゆだねられる人のために、時間を使ってください。あなたの与えた愛と同じだけの愛を返してくれる人と共に歩んでください。
あなたはそのような素晴らしいギフトを受け取るに値するということを忘れないでください。それが自分を守ると言うことです。
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