瞑想を始めてみたはいいけど、三日坊主で続かない。一体、何がいけないんだろう?
瞑想が続かない時のよくある9つの理由と対策法
1.準備をきちんとしていない
いきなり瞑想に入ったり、嫌々やろうとしても、よい結果にはつながりません。まずは心地よい環境を整えてあげることが大切です。
how to fix: 落ち着いて瞑想できる空間を作りましょう。必要があれば音楽を流したり、アロマやお香を焚いたり、リラックスするために準備運動をするのも効果的です。
最初のうちは決まった場所を作って、その場所に座れば瞑想、というモードに持っていくとよいでしょう。
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2.コンスタントにやっていない
瞑想は毎日続けて、はじめて効果が表れるものです。5分でも10分でも毎日続ける方が、1時間を週2回やるより効果的です。
how to fix: 瞑想は、薬やサプリと一緒です。面倒でも、時間がなくても、忙しくても、まずは続けてみましょう。嫌がるエゴは、ぐずる子どもと一緒です。お母さんのような気持でうまくあやして、言うことを聞いてもらいましょう。
お風呂と一緒で、入る前は面倒でも、入った後に気持ちがすっきりすることは、確実ですからね。
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3.最初から期待しすぎている
実際、瞑想ほど何も起きないエクサイズもありません。でも瞑想のやり方や考えかを身に着けることで、出来るようになることが沢山あります。
how to fix: あまり期待せず淡々と、瞑想をするプロセス自体を楽しみましょう。
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4.ローソクを見て無になろうとしている
自分に合わない方法を試していても、自分にがっかりするだけです。たとえば無になろうとしても、無ってなんだよ?ってことになり、ますます頭はこんがらがるばかり。
how to fix: 初心者向けには、深呼吸にフォーカスするマインドフルネスがおすすめです。呼吸で身体がほわっとゆるむ感じを味わいましょう。
呼吸を数えるのも、効果があるそうです。心が落ち着くまで続けます。
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5.集中できないと自己嫌悪になる
集中できない日もあって当然です。人間だもの。
how to fix: 瞑想中に集中が途切れても、特に気にすることはありません。気が付いたら、もう一度呼吸に意識を戻しましょう。意識を無にすることでなく、集中が途切れたら、それに気づいて正しい場所へ導くのが瞑想です。
うまくできない日は、さっさと切り上げても大丈夫。でもなんで出来ないのか、考えるのは大事。何か気にかかることがあるなら、それをケアしてあげましょう。
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6.ただぼけっとして終わり
ぼけっとすることでリラックスは生まれますが、瞑想を使って実にいろいろなことができますので、何もしないのはもったいないです。
how to fix: どうせ瞑想するなら、自分の心の状態をよく観察しましょう。アファメーションを使って、心の凝りをほぐすなんてどうでしょう?瞑想の最後に祈りをささげるのもいいですね。
マインド、ボディだけでなく、心もリラックスできるのが瞑想のよいところです。
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7.他人の意見ばかり聞いて、自分の感覚をおろそかにしている
結果が思うように出ないと、嫌になってすぐ他のテクニックを試そうとする人はいませんか。”びっくりするほど簡単”、”間違いなく効果的”と言われる方法があるかも知れませんが、ダイエットと同じで、瞑想にも絶対的な決定打や近道はありません。
how to fix: 瞑想では、誰かが教えるテクニックより、自分の感覚が最優先です。 いろいろ試すよりも、まず1か月は同じ方法を続けてみましょう。
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8.頭を使いすぎ
自分はうまくできているか、リラックスしているか、無になれているか、効果が出ているか、などなど考えている人がいたら、頭を休ませてあげましょう。
how to fix: 瞑想に正解・不正解はありません。けれども身体に疲れや緊張が残っていると、瞑想にうまく入れないことがありますので、そんな時は軽い準備運動をして、体を軽くしておきましょう。
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9.全然気持ち良くない
気持ちよくないことを毎日続けられる人は、本当にすごいと思います。ジョギングでもエクササイズでも、毎日続けられる人たちは、その行動をすることで、気分がすっきりしたり、気持ちよくなる回路を、体の中に作り上げています。
how to fix: 身体はコンピューターのようなものですから、プログラミングが大切です。瞑想中に気持ちよくなるポイントをつかみましょう。リラックスできて心地よければ、それが最初の「よくできました」サインになります。
瞑想があれば、何でもできると、アントニオ猪木のように私は思っています。