引き寄せの法則はとてもシンプルに見えますが、どうして幸せそうな人が増えないかというと、実際それほど簡単ではないからなのでしょう。
『引き寄せの法則とは、あなたはあなたが欲しい物を引き寄せるのではない。あなた自身を引き寄せるのだ。』
これはウェイン・W・ダイアー博士の言葉ですが、ここに引き寄せの法則の核心中の核心が入っています。
白馬の王子様に出会いたいと思いながら、毎日ジャージでグータラしていたら、まず出会えないでしょう。あなたが王子様になる必要があるのです。そのバイブレーションが、あなたに王子様を引き寄せます。
以下のテクニックは、あなたの望むものと同じバイブレーションになるためのテクニックとして、使いこなしてください。
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1.あなたの欲しいものを書き出す
これは引き寄せの法則のもっともポピュラーなテクニックのひとつです。欲しい物があったら、そのディテールも細かく想像して書き出すと効果的だということです。
けれども書き出すこと、それ自体はたいして重要ではありません。なんなら書き出さなくてもOK。
では、なぜ書き出さなければならないかと言うと、その作業を通じて、ワクワク感や充足感が味わえるからです。
そのときに広がるバイブレーションこそが、欲しい物を引き寄せる力となるのです。
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2.欲しいものではなく、信じるものが現実化するという理屈を自分に叩き込む
奇跡にせよ、莫大な富や財産にせよ、努力なしであっさり手に入るなんて、信じることが出来ますか?金曜の次は土曜だというくらい当然のことと思えるなら、それは叶います。思えないなら、思えるようになるまで疑いを心から掃き出しましょう。
この疑いの正体は何なのかを知り、それを払拭できるようになるまで、とても時間がかかります。なぜならそのためには、これまで生きてきた歴史や、育ったっ環境、学んだ教えなど、全てほじくり返さなければならないからです。
時間はかかりますが、この疑いの源(たいていの場合、自分はダメだという思い込み)が薄れてくると、願うそばから引き寄せるという状態になります。
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3.アファメーションを繰り返す
欲しい物を引き寄せるには、あなたが欲しい物そのものになる必要があります。アファメーションを繰り返すと、潜在意識にインプットすることが可能であり、一日のうちの決められた時間や、ベッドに入る前に繰り返すと特に効果が表れやすいと言われます。
ただ繰り返し言えばいいということでは、全然ありません。繰り返すことで、自分を落ち着かせたり、幸せな気分を味わったりと、あくまでもバイブレーションを味わうためのものです。
従って、そのアファメーションに対する疑いが自分の中にある場合、全く効果がありません。思ってもいないことを繰り返すくらいなら、なぜ疑ってしまうのか考えて、ステップ2からやり直しましょう。
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4.欲しい物が手に入ったかのように、毎日を過ごす。
たとえばビジネスに成功したいなら、それがもう叶ったかのように過ごしましょう。自分ならどのように行動するか、叶った状態を想像してみます。
憧れの人がいるとしたら、その人になったつもりで行動しましょう。自信や喜びを感じながら、あなたの毎日をプランニングしましょう。
物理世界を直接動かしているのは、行動原理にほかならず、考えているだけでは、まったく何も動きません。あなたの欲しい状態のバイブレーションを、行動で表現してください。
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5.感謝を表現する
あなたが今手にしているものに感謝をしましょう。あなたの目標や夢に出会えたことに感謝しましょう。
その目標実現に向けて、日々生き生きと過ごせることに感謝しましょう。その目標が必ず実現すると約束してくれる宇宙に感謝しましょう。あなたのハートとマインドをサポートし、協力してくれる身体に感謝しましょう。
あなたがあなたであること、あなたである喜びを表現できることに感謝しましょう。
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6.他人の成功を喜ぶ
引き寄せの法則を実践する上で最大の障害は、自分の中のネガティブな感情エネルギーです。否定、疑惑、不安、嫉妬などが心のどこかにあるなら、それをなだめる練習をしましょう。批判するものは手に入りません。
誰かをうらましく思う程度ならいいのですが、嫉妬しないこと。あなたにはあなただけの豊かさがあるのですから、他人と同じものを手に入れる必要はありません。
自分がその人になった、もしくはその人と同じ立場になったところを想像して、そのわくわくするエネルギーを味わいましょう。