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アドロニスに聞いた ”スターチルドレンの育て方”

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先日、開催されたアシュタール&アドロニス・ダブルチャネリングイベントに関して、現地に行かれなかった私に、ヴォイスプロジェクトさんがアドロニス個人セッションをセッティングしてくれました。

せっかくの機会なので、みなさんの役に立ちそうなことを聞いた方がいいですから、最近、私の周りで耳にするトピックについて質問することにしました。まず最初は、スターチルドレンの育て方についてです。

スターチルドレンとは、スターシードの子ども版であり、インディゴ、クリスタル、レインボーという言葉で説明されることもあります。地球と人々を助けるために、宇宙からやって来たと言われています。見えない世界にも繊細な彼らが、このリアルワールドでいかにサバイブするかについて、シリウスAからやって来たアドロニスに聞くという、スペースオペラのような展開のようでいて、実にまじめな話です。

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アドロニスが教える「シルバーライニングの合意」とは?

本題に入る前に、セッションの中で何度も登場した「シルバーライニングの合意 Silver Lining Agreement」という言葉について、説明したいと思います。

実際、これが今回のセッションの背後にあるテーマのように感じられ、私もしつこく聞いたので、後からアドロニスがチャンネルに「シルバーライニングの合意」について説明する動画をアップしてくれました。

そもそもシルバーライニングsilver liningとは、日本語に訳すと”銀色の裏地”となります。文字通り受け取れば、洋服の内側についている裏地が銀色だということです。

この言葉は元々、”Every cloud has a silver lining(訳:どの雲も銀色の裏地がある)”という慣用表現に由来します。どんより灰色の雲の向こう側に、まばゆい光が輝いて状態を表したものです。つまり、「どんなこと(たとえ表面上、困難や絶望に思えること)でも、それを越えた先に、必ず希望の光が隠れている」という意味です。その希望を、銀色の裏地、つまりシルバーライニングという言葉で表しています。

Every cloud has a silver lining.
雲の向こうには光が満ち、銀色に輝く裏地をつけているように見えます。

では、アドロニスが言うところの「シルバーライニングの合意」は、どのようなものでしょうか。ビデオでは、次のように説明されていました。

シルバーライニングの合意とは、中道のことです。それはあなたの中心であり、あなたのハートです。いかなる条件や制限もない、純粋な愛の状態です。白黒、極端に分かれた状態ではなく、両方が合わさった中心では、銀色になります。このシルバーライニングを通じて、あなたは自分や他人とワークし、ハートの中心で生きる人生を作り出します。愛の中に自分を置けば、あなたは雲の上を歩き始めるようになります。シルバーライニングの合意とは、愛や幸せと共に生きるという合意そのものです。

Adronis – Silver Lining Agreement by Brad Johnson New Earth Teaching

「シルバーライニングの合意」とは、マインドではなくハートで生きると決め、そのように行動する時、私たちは灰色の雲の上に立ち、光の中を歩くことが出来るという意味のようです。灰色の雲が象徴する不安は、マインドが作り出すものに他ならないからです。

この「シルバーライニングの合意」は、細かい定義はさておき、別の言葉にも置き換えられると思います。それは無条件の愛であったり、ワンネスの宇宙を満たすエネルギーだったり、神の祝福だったり、考え方の流派によって、切り口が変わり、名前も変わります。私たちが既に手にして、この世界にやって来ていながら、様々な後付け条件のために気付けないでいるものです。

結局、スピリチュアルの旅路とは、その「シルバーライニングの合意」に至る道であるようにも思います。

では、いよいよアドロニスに、スターチルドレンの育て方について聞いてみましょう。

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アドロニスに聞いた ”スターチルドレンの育て方”

スターチルドレンの育て方について、アドバイスをいただきたいのですが…。

アドロニス: その話をするにあたって、まず最初に、みなさんはスターチルドレンについて理解しなければなりません。他の子どもたちよりも、自然やスピリットとの結びつきが深い子どもたちです。内部に多くのエネルギーを抱えています。物事を深く眺めます。彼らはより共感的に世界を意識することが出来ます。彼らはスピリットの世界から直接やって来て、「シルバーライニング」と共に生まれています。

現在、スターチルドレンが多く生まれていると言われますが、どのような意味がありますか。

アドロニス:  彼らは、古い時代の凝り固まった考えを手放すことを教えてくれます。「僕たちと一緒に、人生を楽しもうよ。僕たちに見える世界を教えてあげるよ」、彼らはそう伝えます。ですから、彼らはお金のことなど気にしません。彼らが両親に望むのは、自分たちと共に時間を過ごし、遊び、楽しむことです。教える立場なのは子どもたちであって、あなたたちではありません。彼らはあなたたちがインナーチャイルドに還る方法を教えようとしています。インナーチャイルドも、シルバーライニングの合意の中に存在します。ですから、彼らが必要なのです。彼らは、自分のお母さん、お父さんに、すべてを楽しんでほしいと思っています。自然を楽しみ、自然の言葉に耳を傾け、共に芝生の上を駆け回って欲しいのです。彼らは妖精について話すかもしれません。あなたたちは、それを想像の世界のことだと考えるでしょう。そうではありません。それは、別次元での出来事なのです。スピリットの世界に近い彼らは、3次元のプログラムに汚染されていません。彼らの能力、彼らの純粋さ、愛らしさは、人類の受け取るギフトそのものです。彼らはイルカによく似ています。イルカも高度に知的な生物で、別次元に出入りできるですが、スターチルドレンも同様のことができます。

彼らが自分の道を見つける上で、私たちはどのようなサポートが出来るでしょうか。

アドロニス: 彼らのギフトを愛し、育んでください。彼らが楽しめることを一緒に探してあげてください。彼らの純粋さとワークしてください。彼らに見えるもの、聞こえるものを尊重してください。あなたたちがそのように彼らを励まし、サポートしていると、大人になった彼らはパワフルなティーチャーになります。別の次元の領域について、多くを教えることが出来ます。

親御さんは、彼らの進学や就職について心配する場合が多いです。

アドロニス:  スターチルドレンたちには、通常の枠組みでない学校をお勧めしています。彼らは奇妙な建物に行って、知らない人々に会う必要がありません。無垢なままでいるのです。通常の教育システムとは、牢獄のようなものです。子どもたちが学ぶべき倫理とは、真逆のことを教えます。進学について親御さんが不安になるのは、子供に必要なことをすべて自分が教えられるという自信がないからでもあります。

将来、生活していく上では、どのような仕事に就いたらよいのでしょうか。

アドロニス: それもまた、頑固な思い込みです。生活をするためにお金を稼ぐ必要があり、そのためには就職をする必要があると思い込んでいるのです。子どもたちが自分ですると決めたことは、理解してあげるようにしてください。たとえば、歌うことが好きな子どもがいるとします。最近の世の中では、ミュージシャンになりたいとして、実際にそうなることは可能です。またインターネットを通じて、自分の好きなビジネスを立ち上げることが出来ます。それは、従来の感覚で言う仕事ではありません。彼らの自己表現が、形となって表れたものと言えます。好きなことであれば、フルタイムで続けることが出来ます。従来の感覚における仕事とは、奴隷制度と同じプログラムです。それは自由な行動を制限し、お金を稼ぐために、あなたたちはスクラップになってしまいます。そこからは、決して調和が生まれません。これからやって来る未来には、働く人がほとんどいなくなります。多くの人は、起業家になって、彼らのやりたいことをやるようになるのです。音楽家になりたければ自分で自分の曲を売り、アーティストになりたければ自分でアートを売るでしょう。そうしたことは現状よりも、インディペンデントな形になっていきます。仕事における上下関係もなくなり、パートナーシップのようになります。ですから、子どもたちには仕事に就かないように教えてください。ピュアな愛や、自分をわくわくさせるものとワークするように話してください。親御さんであれば、自分の子どものことは誰よりもよく知っているでしょうから、彼らの好きなものが分かるはずです。わくわくが自己表現となり、好きだからこそ、常に続けられるようなことです。仕事を探すのではなく、彼らが自分を支えることが出来る自己表現を一緒に探してください。ただお金を稼ぐためだけに仕事をするなら、奴隷と同じです。人々は自分のやりたくないことをして、怒りをため、健康を損ないます。就職システムの梯子から降りてください。愛することをしてください。大切なのはそれだけです。

今後は、仕事の概念自体も変わっていくと言うことでしょうか。

アドロニス: そうです。生きるためにお金を稼ぐと考えるのは、古い時代の奴隷制的プログラムです。そのプログラムを受け入れることを、子どもたちに教えないでください。資格や学歴も、必要ありません。 かわりに、愛や情熱を利用し、それによって人生を歩む方法を教えてください。


好きなことを表現することと、実際の生活を結ぶミッシングリンクをどうつなぐかは、スピリチュアルコミュニティの中でも、長い間、議論されています。好きなことをしながら暮らすというライフスタイルを実現した人たちも、それぞれ異なる経験や意見があると思います。どうすれば正解という話ではなく、結局は、どう生きたいかのチョイスであり、バランスなのだろうと思います。

私自身も、いわゆる社会のレールから脱落してしまったチルドレン側であり、以前は通常の学校になじめない子たちを教える側でもありました。様々なケースを見てきましたが、共通解があるとしたら、正解なんてないということではないかと感じます。その子の個性や環境に応じて、答えはいくつもあっていいのに、最大公約数だけが正解と信じ込んでしまうところに問題があり、しかも、正解できなければ不十分に思えてしまうんですよね。

そのプログラミングは、長い時間をかけて作られたものであり、私たちの中にも容易に見つけることが出来ると思います。自分にとって不要だと思えば、アンインストールしたいものです。

考えてみれば、今ある教育システムは、いずれ消えてしまうかも知れない職業や社会システムに合わせて作られたものです。ですから、そこに適応すべく無理を重ねるよりは、シルバーライニングの領域から、いかに愛を表現するかに力を注いだ方が、将来的な投資になるのかも知れません。

みなさんはどう思いますか。

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さて、メタさん、最近、何してるんだろうと思った人もいると思います。 ご心配のメール、コメントをくださった方々、ありがとうございました。 私は変わらず毎日ぼけっとしてるんですけど、周りで次々と起きるスクランブルに巻き込まれ、ふーむ、これがシフトかと思っています。

なお次回は、アドロニスに聞いた豊かさの作り方をやります。お楽しみに。

「アドロニスに聞いた ”スターチルドレンの育て方”」への9件のフィードバック

  1. ムッチと仙人

    心待ちにしていました!
    次々起こる …これがシフト に大きくうなずく10月です。良かった♡

    ずっと前に亡くなった祖母が高校生の私に「資格はあなたを助けない。それより疲れた人にゆっくり お茶を淹れることよ」と言ってくれたあたたかさを 今、目の前に感じました。

  2. おばあちゃまのすてきなお言葉、私にもじーんと響きました。
    疲れている人に、ゆっくり温かいお茶を淹れてあげようと思いました。

  3. 毎回更新待ち遠しく、楽しく拝見しています。

    メタさんの周りが最近騒がしいとのこと、分類的には同じでないようなものやことも、空間や次元は歯車のような連動をしていたりするのでしょうか・・

    スターチルドレンのお話ありがとうございます。
    興味深かったです。

    これからの未来の社会について、少し納得出来るような気がしました。
    というのは、実は自分自身、本職と思っている仕事はほぼボランティアで、副職と思っている仕事からのお給料で生活しているからです。
    ボランティアは辞めろと家族からは言われますが、やはりそうなのです。
    魂が“仕事はこれ。辞めない。副職(収入職)が本職(ほぼボランティア)へ負担を掛けるなら、副職を変えるべき。”と、キッパリ言うのです。
    “肉体が自分”というつもりで長く生きていたのですが、この個体には限界があるため、今は、魂主導で生きてます。
    魂と肉体とどちらが賢いか比べてみましたが、比べものにもならないくらい魂の方が賢いみたいです。(芯がブレない。)
    他人は不思議に思うかもしれませんが、魂にとってはいたって普通の生き方です。

    ふと、ドラえもんの物語やアバターという映画、本当は夢物語でもないのかな・・と捉えている自分がいるのに今気付きました。
    シフトはやはり少しずつしているのかもしれません。

  4. 不登校児を二人抱える身としてはとても真摯に読ませてもらいました。
    学校に行かない決断に合わせましたが、世間の風当たりはキツイです。
    でもその人達は批判したいだけであり、私達を思いやったり幸せにはしてくれないので無視してます。
    心配の波動も重苦しいので受け取りません。

    才能で食っていくというのは絵空事に思えるでしょうが、自営業・職人の友人が多いので案外イケるかもと思ってます。
    好きを突き詰めたら必ず生業になる。
    私はその世界軸の選択をします。

    シフト凄かったですね。同じくトラブル続出でした。
    以前だったら泣いてダウンでしたが、乗り越えられた。確実に上がってます。

    今の子ども達に出来る事は、まず大人が人生は素晴らしいと生き証人になる事ですよね。
    楽しく生きたらいい。
    そして社会の歯車をぶっ壊す☆彡

  5. 成績も人間関係も問題はなかったのですが、どうしても説明が出来ない怖さと違和感が拭えなくて、高校を半年経たずに辞めました。
    家庭は生まれた時から不安定で、親戚も含めて色々言われましたが、母だけは辞めることに関しては何も言わなかった。何かアドバイスを言うのではなく、何も言わなかったんです。「アンタは自分で決める子だから」って。
    当時は逆にそれがキツくて(笑)
    「これで人生が変わるかもしれないけど、この決断であってるか」の正解がわからなくて、怖くて、苦しかったです。
    「自分で選んだなら正解だと思いながら行くしかできない」と決めて辞めました。
    辞めることに恐れはあったけど、未練は無かったから。
    今自分が母親になってみて、「賛成も反対もしない」ということが容易ではなかったことを実感しています。
    そして当時、家庭や自分自身にぐちゃぐちゃになりながら現実にのたうち回ってる私に「それでもアンタは大丈夫だから」と言い続けていた母親に、感謝をしています。根拠を何も持たないこんな娘によく言えたなと(笑)彼女自身も矛盾を抱えてましたし、私はそれへの葛藤もありましたが。
    私は賢母とはほど遠いですし、子供達からしたら「ジャッジやレッテル」の役だと思うのですが、「思考が現実になるなら、ママはアンタ達が幸せになることだけはガッチリ決めてるから、アンタ達が時に自分の道を信じられなくても、ママがアンタ達は絶対に幸せになることをずっと思考し続けてる。だから申し訳ないけど幸せにしかなれないよ。そうは思えない時がこれからあっても。それも幸せに繋がってる」ってことだけは伝えてます。絶対なんか絶対ないのにね。洗脳みたいだ(笑)
    あとは小言ばっかで、きっとムカつく母親です。何も渡すことはできないから、せめて余分なモノは自分の代でせき止めて、オリジナルの感覚で生きていってほしいです。
    そして新しいシステムや方法のみだけではなく、過去から今までの枠組みの中で素晴らしさや幸せを掴んでいる人達へのリスペクトを。
    どちらが正しいではなく、ただ「自分に合っている生き方が出来る」という選択肢としての、お互いへのリスペクトを。
    そこから多様性が広がると思うからです。

  6. 最近、生活するための仕事って
    奴隷そのものだって思ってました。
    働かないと食べていけないって
    そういうことですよね。

    通勤電車が人身事故で遅れたりとか
    当たり前のように
    『月曜日が一番死にたくなるらしいよ。』
    とか言ってるのを聞いて
    したくないことをしないといけなくて
    したくないから死を選んでる。

    会社では生産効率とか言って
    画一的なロボット化を目指してる。
    一人一人違うから補いあえる。
    みんな同じだったら足りないとこが出てくる。

    社長が偉いってわけじゃない。
    社長と派遣社員の手取り額は
    同じでいいんじゃないかとか。
    それぞれの役割で1日働くんだもの。

    会社の30代男性の人生設計の話を聞いて
    それは…ちょっとこましな
    真面目な奴隷生活のことだよねとか
    だんだん頭がハッキリしてきて(笑)
    そんなことを考えてました。

    奴隷っていういやな言葉を選んだけど
    これまでのベーシックだった。
    今までは、3次元では
    そうだったということで
    ハートの声を聞いて
    少しずつできる範囲で
    『好きなこと』をするだけで
    いいんだと思いました。

    好きなことをしている時に
    感じる氣持ちが宝物で
    その氣持ちが魔法の杖だと思います。

  7. とっても素敵なお話をありがとうございます。
    私の望む本当の暖かく綺麗に輝いた世界が想像できます。
    雲の上を歩くのは子供の頃からの夢です。
    メタさん元気でお過ごしください。

  8. 妖精の話は子供たちから聞いたことないです。
    寧ろ、探し物をする時に未だ小中学生の頃に知ったおまじないを使って、妖精の名前を呼びながら探しているのは私です。
    (見つかる時もあれば見つからない時もある)
    仮に子供たちがスターチルドレンだとして一般的な学校に通わせている自分は非道なのか、少し考えました。
    が、深刻に捉える必要もない、これは一つの提案だ、とさせて頂きます。
    兎に角、子供たちを見つめる。
    投げ出さない。
    でも見つめすぎない。
    そんなスタンスで寄り添い、時に突き放しながら接していきます。
    家族、皆お互いに変化しながら生きるでしょうから柔軟でありたいと思うので、この言葉も数年後には変わっているかもしれませんが、今はこうです。

    我が子に限らず、子供たちが一人一人真から輝く大人になってほしいな、と願います。

  9. ムッチと仙人

    そして、また 私の胸に お茶の一滴の波紋のようにじーんと響き渡ります。
    時空を超え あたたかい愛。胸一杯です。

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