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家族のカルマを癒す人の6つの特性

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家族のカルマ

カルマとは、サンスクリット語で「行為・行い」を意味する言葉です。原因と結果の法則によって、与えたり受け取ったりするものを一般的にカルマと呼びます。もともとは古代インド哲学に由来し、そこから西洋スピリチュアルの教えの中にも知られるようになっていますが、具体的にどのようなものをカルマと呼ぶかは、教えによってバリエーションがあります。とても便利な考え方なので、しばしば誤解や拡大解釈がされることがあります。たとえば、ヒンズー教社会の中では、カースト制度を認めるためにカルマの教えが使われてきました。前世のカルマのせいにして、今世の不平等を肯定してきたのです。

現代のスピリチュアルの教えの多くは、カルマを「今世で背負わなければならない重荷」のようには説明しません。多くの場合、自分の思考や態度によって変えることができるものと考えます。

家族の中で繰り返されるネガティブなパターンを、家族のカルマと呼ぶことがあります。親の世代から子の世代、そのまた次の世代へと、または言葉やエネルギーとして無意識のうちに受け継がれてきたパターンです。たとえば母親とあなたの間でうまくいかないことがあるとしたら、母親もまた、彼女の母親とうまくいかなかった経験を持つかも知れません。それは今世だけに収まらず、いくつもの転生を通じて持ち越してきた問題だと言うことも出来ます。そのようなカルマを持つ家族の中には、そのバランスを調整する役割も生まれると言われます。家族のカルマを癒す人には、次のような特性があてはまります。

 

1.家族の中でもっともスピリチュアルである

家族のカルマを癒す人は、幼い頃からスピリチュアルに興味を持つと言われます。物事の背後にある深い意味や真実を見出したり、自分より大きな存在とのつながりを感じるのが好きです。

2.繊細で人の気持ちを感じやすい

家族のカルマを癒す人は、エンパス的な特徴と持ちます。繰り返されるパターンに気付けるほど繊細であり、家族の痛みや悲しみを癒したいと願います。

3.他の家族とは完全に馴染めない

自分の家族が苦手ならもちろんですが、たとえ好きだとしても、完全には馴染めず、違和感を感じます。他の家族と比べると考え方や言動、嗜好が異なり、どこか浮いた存在です。

4.奇妙な家族問題に何度も巻き込まれる

自分は関わっていない場合でも、他の家族が起こした問題に度々巻き込まれます。積極的に行動したくなくても、関わることを拒否できず、つい助け船を出してしまいます。

5.家族の負担が自分の肩にかかっていると感じる

家族の抱える問題から何らかの被害を被ったり、それによって人生が不利な状況に置かれていても、自分がいなかったら家族が立ち行かなくなるという責任を感じます。

6.家族のカルマのパターンを認識している

家族が抱えるパターンがどのようなもので、世代間を通じていかに継承されてきたかを理解しています。また自分がそのパターンを断ち切る役割だと認識している人もいます。

 

 

家族のカルマを断ち切るには

スピリチュアルの世界にいる人で、家族のカルマを癒す役割にいない人は、むしろ少ないように思います。その役割を、幼い頃から自認した人も多いでしょう。そのようなタイプはインディゴやエンパス、ライトワーカーに分類されることも多いと言われます。自分と家族のヒーリングを通じて、集合を癒す目的のためにやって来るからです。

ただしカルマを断ち切ることを、自分の責任に感じる必要はありません。スピリチュアルの世界は、自由意志の宇宙であり、苦しみや犠牲はカルマの餌でしかありません。けれどももしあなたが家族のカルマを癒す役割を自認している場合は、以下のようなことに気を付けるとよいでしょう。

  • 家族の犠牲者だと考えず、自分の幸せは自分で作り出すと決意する
  • 行動や反応のパターンを変える
  • 自分のエネルギーヘルスを第一に考え、心地よくいられる距離感を探す
  • 自分のネガティブな反応パターンに気付いたら、それを引き起こす典型的な状況や原因を探す
  • 自分で変えられる問題の改善に努める
  • 感情をため込まず、はけ口を作る(日記をつける、セラピーを探すなど)
  • 家族を変えようと思ったり、彼らの問題を解決しようと思わない
  • 家族の意見にコントロールされず、自分の人生は自分で決める

家族の中に受け継がれるカルマは、世代を通じて持ち越した痛みや悲しみ、怒りです。家族のカルマを解消するとは、あなたの中に伝わる、それらの感情を癒すことでもあります。どのようなヒーリングメソッドを体験しても、最終的にたどり着くのはそこです。スピリチュアルでは、大きな宇宙と小さな宇宙は相似形で、自分への愛とリスペクトは、出発点でありゴールだからです。

 


家族の問題で辛いのは、距離が近いだけに責任を感じやすいし、相手も自分も責めることで、全員傷だらけになってしまうところだと思います。 私も母親との関係が悪くて、若い頃は散々だったんですけど、彼女もまた被害者なのだと気付いてからも、根本的な関係修復には時間がかかりました。罪悪感もひどかったし、反発し合うことも沢山ありましたが、最終的に、彼女も私もどちらの人生も決して失敗じゃなかったということと、自分がいかに彼女を愛しているか、それを分かって欲しかったということを、ひたすら伝え続けました。結果、頑張った甲斐はありましたけど、途中はいつも鼻水まみれでした。

どのような家族に生まれてくるかは、人によって本当に大きな差があって、子ども心に、世の中は公平じゃないと知るきっかけになりますよね。問題があるとして、解決できることもあれば、まったく絶望的なこともあります。 家族との関係は、他のあらゆることと同様、どれが正解ってこともないんですよ。自分の道を行くだけです。

環境はさておいても、私たちを作るのに神様がちょっとまずっちゃったなんてことはありませんし、私たちはみんな愛し愛される価値があります。なにしろ古今東西、多くのティーチャーもマスターも宇宙人も全員同じことを言ってますから、まったくそうなんですよ。

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「家族のカルマを癒す人の6つの特性」への9件のフィードバック

  1. あまりに母親との関係が悪い人が多くて(特に長女)それが当たり前なのかなーと思ったりしてました。メタさんもでしたか…。
    自分が母親になり、やはり長女と折り合いが悪く、負の連鎖を痛感しています。

    もはや打つ手も見当たらず、ホ・オポノポノや般若心経を唱えたりしています。
    最近は、「この人達は他人なんだ」と思い込む事もしています。
    完全に逃げの体制ですが、そうしないと持ちません。

    会社と違って辞められないのが家族の辛いところですよね。

  2. 私も以前、両親と向き合うことに
    ずっと抵抗していたのですが、

    ある日気づくことに‥‥
    職場、仕事で出会う人々の中に
    必ずピンポイントで1人ずついたのです

    母親にそっくりな人々
    父親にそっくりな人々
    姉にうりふたつの様な人まで。

    そしてその人々に対して私は日々苛立ち
    最終的に『親にそっくりだ!』
    『まるで姉だ。』と
    口に出して怒った時

    うぅわっ!そーゆことか‥‥と
    そこからがもー、逃げられなかったです

    そしてヒプノセラピーで過去生を知り
    何度も繰り返すパターンがわかり
    家族一人ひとりのその時の立場
    感情がわかりつつ、エンパスぽく苦しみ

    やがて自分の感情と向き合う。という
    結局はシンプルに感情を解放して
    自分を許し、信念、観念、思い込み‥等々

    因みに、過去生では父はそのまま父親で
    姉が父と夫婦で正室、
    母は父の側室で私はその側室の子供でした。
    日本やヨーロッパとかでも同じ組み合わせで
    ひどい処刑もしていたりして
    その通りに母親も突発的なケガや骨折もしたりと

    姉は母と私への憎しみがあり
    歪んだ愛情表現してたんだと納得し、
    私は姉が悪魔みたいに見てえていたことも
    理解して感情を癒しました。
    他にも父親と私二人だけのカルマもあり

    家族間のカルマは気がおかしくなるほど苦しかったです。
    巷の家族関係の事件も他人事ではなく思える程
    そして、癒すのにだらだらと13年かかり

    子供としては潜在的に母親を
    無条件に愛しているといういう感覚を感じてはいましたが

    向き合って癒したからと言って
    やっぱり『家族』という感覚が未だに一度もなく
    ふと、この人たち誰だろーとか
    みんなご苦労様の魂だよなー。とそんな感覚

    私にとっての家族のあたたかい感覚は
    血の繋がりはない恩師です。
    その女性は私に無償の愛を与えてくれて
    本当は母親から受けとるはずのものを
    与えてくれた女性
    今でも彼女を思うと感涙します。

    だから、いんですよねー
    家族愛は誰から感じても✨
    だから人類みな兄弟ってことで✨

  3. あれ?メタさんに相談したんだっけ?と思うくらい(ΦωΦ)! 昨日家族の愚痴を友人にこぼしたところです(笑)

    以前聴いたラジオのパーソナリティが、確か「子どもができなくて命のバトンを繋げないかも・・」という内容のリスナーのメールに答えた言葉が、
    「バトンは繋げないかもしれないけど、それなら家族のゴールテープを精いっぱい切ること・それが役目じゃないか?」というような内容で、妙に納得したことがあります(^ー^)

    これまではほとんど「自分が犠牲になればいいや」くらいの認識でいたけど、そうじゃあない。
    「私」が存在するには綿々脈々と続く一族の命があることを踏まえつつ、「負」の面はもう引き継ぐことなく解消できたらいいな✨

    私も堂々とゴールテープを切りたいものです(o´∀`)b

  4. 思い当たる方は多いと思います。
    あまりにも3次元的なところに落ちてきちゃったもんだなぁと、私も呆れることしきりでした。
    「もっと大事なことに死んでからようやく気づくの?!」とまで言ったことがあります。

    でも今は、家族の振る舞いも選択の一つではあるんだなとフラットに思えます。
    それに、カルマを癒すのが私の中心ミッションとも思わず・・・

    片や、“閉じる家系”というのがあって、実家もいずれはそうなります。
    嫁いでしまった私は、そこに生きる(生きた)人を想い、最後の幕が下ろされる時に立ち会うのが本筋のように感じます。
    そんな受動的で静的なやり方もあるのかも知れませんね。

  5. 一行目から全て私にあてはまりすぎて滝の上から水流と共にざぱーんと飛び込んだような感覚になりました。

  6. 一族の負の連鎖を自分達の生で終わらせるために、家族は私にぶった斬らせてくれて自分達は負の役割の殿を受け持ってくれて、
    私には灯りの灯ったバトンを持つ方をやらせてくれたから、自分が人生を終える時は、この自分で良かった、この人生で良かった、そう思いながらこの人生を終えます。絶対に。

    自分が何者であろうと、たった今、この自分でいいと思える自分で居させてもらえる場所に、来させてもらえたことに感謝しています。

    私の宇宙の中で暗い役割をやってくれた家族が、
    今この瞬間も彼等の宇宙の中ではそれぞれ幸せであることを願っています。

  7. 記事はすぐ読みました。
    今日は気持ちが落ち着いている方で、
    メタちゃん、ありがとうって素直に言えます。♡

    パリピな今生の人もいるだろうけど、静か~に自分のミッションを行い、あまり気にもされずフェードアウトしていく人生も粋だよな!と、思いたいですが・・・。でくの坊!?
    なんか、宮沢賢治の世界だな~。昭和だな~。(^_-)-☆

  8. 2019年は私にとって大変な年で、特に今月はしんどかった。
    けれど、今年も後半になり、ようやく落ち着いてきました。

    磁石には、S極とN極があり、真ん中を知りたくて磁石を切っても、やっぱりS極とN極になってしまう。

    私が理解できない事柄や人、私が自分の考えでジャッジしてしまう事柄や人は、

    私の今の位置や、私の対極を知らせてくれているのかなと思えるようになりました。

    そして、静かにそのことを内観する時、ニュートラルというか、ゼロポイントが、なんとなく、頭ではなく、体全体というか、魂全体で、腑に落ちるような感覚がします。

    いつも、ありがとうございます。

  9. 以前にフォーラムで、私たちの人生はパズルの一片を集める作業で、初めから完成されたパズルは手渡されない。。。

    情報は隠蔽されていて、努力した人のみに手渡される。。。というような、書き込みを目にしました。

    家族のことで、周りの人たちと上手くいかなくなり、周りの人たちと上手くいき出すと、今度は家族と上手くいかなくなる。。。

    ずっと、その繰り返しが続いていたんですけど、この繰り返しこそが、私の何事も上手くやりたいという執着を炙り出してくれていたように思います。

    文章に記したら、ずいぶんとアッサリしたものですが、それに気がつくまで、長い時間がかかり、しんどかったです。

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