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アメリカ人は、疲れても夢を見るか?

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アメリカの閉そく感

一体全体、こんなに疲れているのは日本人だけなのかと思いますが、旦那さん(以下、CC)に聞くと、アメリカ人も疲れてるそうです。

景気がいいと言われるアメリカですが、それは景気がよい職種の人だけで、リアルお金持ちなのは人口のおよそ1%、稼げる仕事に就いているのは19%、残り80%の人たちは、十分な貯金が出来るほどの仕事には就けないとのこと。田舎の持ち家で暮らしている分にはなんとかなっても、都会ではホームレスになるケースも少なくありません。

アメリカでは、かつて栄えた工場のアジア移転や、新しいテクノロジーとAIによって、職を追われる人も増えました。日本と違って終身雇用がない分、転職を経験するのは普通なのですが、そこから新しいスキルを学んでキャリアアップできる人は少数で、給料の下がる仕事を転々とすることがほとんどです。そこで生まれる不安やフラストレーションを黒人やメキシコ人などマイノリティに転嫁し、彼らのせいで仕事が奪われると考える人たちもいて、人種問題は解決の糸口さえありません。

おそらくこういう状況は、日本にも、その他ヨーロッパ先進国のいくつかにも当てはまるんでしょうね。古いシステムから新しいシステムへの移行と言えば、そうなのでしょうけれども。

ただ私から見て、アメリカが日本と違うのは、貧困問題を個人の責任ではなく、社会の責任と考える人が多いことです。その背景には、人種による経済格差や機会の不平等があって、必ずしも個人の問題に還元できる訳ではないと言われます。だからと言って、政府のサポートが十分な訳でもないですから、民間のボランティアやシェルター、シェアハウスが盛んになります。

日本だと、貧困は社会のレールに乗れなかった人の自業自得のように言われることがあります。自業自得というのは、字面から言ってカルマに関係するんでしょうけど、しんどい言葉です。

CCの希望的観測によると、アメリカではいずれ高齢者福祉にも、ビジネスや行政サービスではなく、当事者同士の協同組合的な選択肢が出てくるのではないかとのこと。日本でもそうなっていけばいいなと思います。

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アメリカ人は日本をどう見ているか

私が仕事をやめてアメリカに来たのは2014年で、その当時よく振られた話題は、フクシマ、イルカ、ドクター江本でした。クールジャパンは、あってないが如し。

著書『水からの伝言』が有名なドクター江本は、日本ではトンデモ科学の代表になっていますが、どっこい、サンフランシスコ・ベイエリアでは人気があるんですよ。だいたいどこの本屋/古本屋でも見かけます。

アメリカでは禅が人気ですが、同時に日本ではそれほど瞑想や座禅をしないという事実も知られています。禅を学びたくて日本に行ったけれど、偉大な禅ティーチャーは全員アメリカにいることに気付いて帰って来たという、笑い話のような実話も聞いたことがあります。そういう話になると、日本では禅はプラクティスではなくて、生き方や美学なんだよって言いますけどね。

CCはウォークマンやニンテンドー黄金期を知ってますから、当時の日本のテクノロジーを褒めちぎります。ブラックカルチャーとジャパニーズオタクカルチャーには親和性があると言われるんですけど、彼はアニメもストリートファイターも大好きです。ジャパニーズカルチャーには差別の構造がなくて、人も自然も動物も精霊も、すべて同等のリスペクトをもって描かれているのが素晴らしいんだそうです。なるほど。

しかしその後の日本で、大きなイノベーションの波が起きないのはどうしてでしょうか。CCの分析では、日本は政府や大企業の持つブランド力が強く、個人企業が育ちにくいこと、そして、文化の均一性と安定性にある種の居心地の良さを感じるため、朝起きて「さあ、世の中にどんな変化を起こそうか?」と考える人が少ないからではないかとのこと。

まあ、そんなアメリカンな人は、あまりいないかも知れません。

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アメリカの自殺率・ひきこもり

日本の自殺率の高さやひきこもりという現象は、アメリカでも知られています。似たような状況はこの国にもありますが、日本の場合、恥と誇りという文化・思想に結びついた特殊な反応であり、現象だと考えられています。

アメリカ人はフリーダムだからと考えるかもしれませんが、アメリカにも「こう生きるべき」というスタンダードな理想はあるんですよ。お金を稼いで、いい家を持って、家族を養って、豊かな老後を送る、典型的な郊外型のライフスタイルです。でもその実現が可能になるのは一部の人たち、80年代ハリウッドムービーに出て来るような、いわゆる白人中産階級のファミリーです。最初からそのレールに乗れない人も沢山います。

「こう生きるべき」という模範解答があるということは、そこからの疎外感に苦しんだり、世間体の呪縛に縛られるということでもあります。アメリカの人種的に見た自殺率は、皮肉なことに、持てる層であるはずの白人が、黒人やヒスパニック、アジア系に比べて圧倒的に高いことが知られています。その生きづらさは、日本の状況とちょっと似てる部分もあります。

またアメリカにもひきこもりのような現象はあるそうですが、日本の状況とは本質的に異なるようです。どのように違うかと言うと、アメリカでは何らかの感情的問題をきっかけに部屋に閉じこもることはあっても、その期間が数か月~数年と短期間であること。多くは、一人暮らしかシェアハウスに住んでいて、親元を離れていること。たまには働きに出かけること。稼いだお金のほとんどはドラッグかアルコールに使ってしまうこと。そして最終的には底つき体験を経て立ち直るか、ドラッグ中毒で命を落としてしまうこともあるそうです。

うーん、そういうの映画で見たことある。

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夢を見続けるということ

私は、アメリカと日本の違いが気になりました。

メタ「今言ったみたいな例ってさ、日本だったら、ひきこもりって呼ばれないよ。同じような困難に直面してるのに、どうしてアメリカ人は立ち直ることが出来るんだろうか?きっかけがあるとしたら、何だと思う?」

CC「僕は日本の事情に詳しくないから、はっきりとは言えないけど、きっとアメリカ人は、日本人に比べると、かなり楽天的なんだと思うよ。僕らは自分にダメな時期があっても、それが悪いとは思わない」

メタ「ふーん」

CC「どんなに人生が最低な時でも、この国では、それでも多くの人が夢を見続けるんだよ。最悪の時になって、はじめて希望の光が見えてくることもあるでしょ。今がどんなに悪くても、必ず今よりよくすることが出来ると言い聞かされて、僕らは育つんだ。ビッグドリームを持つことは、アメリカ人にとって生まれながらの権利なんだよ」

メタ「ビッグドリームを持つ権利って…笑。確かにその発想は、日本にはないわ」

CC「でもさ、どんな環境に置かれていても、マインドは自由であるべきでしょ。夢を見るってことは、本当はすべての人間にとって、生まれながらの権利なんだよ。みんな忘れてるだけだ」

・・・・

CCの話はカルチャーが違い過ぎて、私にはついていけないことも沢山あります。

夢があるから良い訳ではないのと同様、夢を持たないことが悪いとも思いません。でもどんな状況でも、私たちは本当に夢を見ることが出来るのでしょうか。そのオプティミズムは、かつての日本にあって、その後、失われつつあるようにも思います。アメリカも、いつか夢を失う時が来るのでしょうか。それともすべては、自分次第なのでしょうか。

答えは分かりません。

それでも夢は見続けていたいと思います。それは、最後に必ず私を見つけに来てくれると信じるからです。

「アメリカ人は、疲れても夢を見るか?」への18件のフィードバック

  1. 夢というのは大げさ過ぎても
    人類の最大の能力は
    『想像力』だと思ってます。

    『想像』することが未来を作っていく。
    エネルギーを集め、固形化する力です。

    自分が使える一番の能力を使わないのだから
    閉塞感を感じるのは当たり前なんです。
    利き手で箸を持たない以上のことです。

    日本では『想像する』ことさえ
    『妄想』と言ってまわりに遠慮してる。

    自分の持てる最大の力を
    『雰囲気』で封じられてることに
    氣がついてほしいなと思ってます。

    わたしも毎日、機会があるごとに
    練習しています。

    昨日はうれしかった。
    仕事帰りにフライドポテトを買って
    『揚げたて』を注文したら
    以前は目の前で古いやつを全部
    捨てるところを見てしまったけど
    昨日はタイミングよく
    揚げたてが即出てきました。
    とってもうれしかった!

    今まで逆のことを信じてきたから
    すぐできなくても当たり前で
    ぼちぼちやるのが一番早いと思います。

    上で『気』と『氣』を使い分けてますが
    本来は『氣』だったようです。
    お米の部分からエネルギーが
    ブワッと出てくる様を表してると
    以前どこかで読みました。

    GHQの指示で(古くてすいません)
    お米を部分をシメに変えて
    この漢字の持つエネルギーを
    閉じてしまったのだそうです。

    想像力が使えることは
    『氣』の漢字に似ている。
    内側からのエネルギーを使うんです。

    見えないものは『ない』なんて
    単純過ぎるうそです。

  2. 困難な状況において、
    「それでもどうするか」の具体的な内容ではなく、
    「それでもどうするかと、思えるかどうか」で
    人生は魂と寄り添えるんだと信じたいです。

    その「それでもどうするか」が、顎を上げて空を見上げるでもいいんだと思います。

    それがその時、自分自身で大変化だと決められれば。

    夢の夢は、否定されずに見てもらうことだと思うので、バカげた夢だなんて押し殺さずに、見てあげたら喜ぶんじゃないかなって思います。

    ……綺麗事ばっかで、無力だなぁって感じたりします。

    でも、「それでもどうするか」なんだろうなって思います。

    メタさんの夢はなんでしょうか。

    いつもありがとうございます。

  3. 花さかねえさん

    恥ずかしながら久しぶりに書き込みたくなってしまいました。

    この手の話今すごくドツボでして、

    うちの旦那さんはいわゆるテクノロジーの分野の人で、モノ作りを愛しているんですが、

    もうね、日本の大企業は自分達でやらず中小に丸投げだし、中小は中小で労働環境が酷いのが多くて人員流出が止まらない。人が育たない。優れた人材は海外へ。

    では起業したらいいのか?って言ったらそんな単純な話じゃない気もするし、向いてない人もいる。

    やりたいのにノビノビやらせてくれる雰囲気じゃない日本(仕事も教育もあれもこれも)

    田舎でスローライフもいいけど、けっこうクソな事も多いし、

    どう折り合いをつけたらいいんだろう?!

    ってのが最近の夫婦の議題でした。

    夢を見ながら食いっぱぐれない方法を探しています。

  4. アメリカ人と日本人の違いは?と聞かれて真っ先に私が思うのは、自己肯定感の違いです。

    アメリカの方だけでなく海外の方は自己肯定感がとても高い。
    あと笑顔が輝いてますね。自分を愛してるからこその輝きのような気がします。

    日本人は謙遜通り越して自虐的なまでに自分をおとしめています。

    大人がまず褒めない教育。やれば出来るんだ!という達成感が育たないから、そうなるのも仕方ないです。

    進撃の巨人で、アルミンという頭は良いけど力はない子が出てきますが、
    彼は「壁の向こうの海がみたい」という夢だけをバネに頑張ってきました。

    日本は敗戦国になってから、このようにされてしまいました。
    奴隷気質。多数が少数を責める。出る杭は打つ…。
    いじめられっ子の自己肯定感がいつまでも上がらないのと似ています。

    アメリカは何だかんだで勝者なんです。スクールカーストの上位みたいなもので、そこも根本的に違う。

    でも私達は元々高い精神性を持つ日本人です。
    この自信を回復させ、夢を持つ力を取り戻したいです。

    メタさん、知識と良い話をありがとうございます。

  5. 世界的な経済の減速は事実であり、自国を守るために行動する人間がいればそれを叩く人間もいます。
    真実を知られたくない、コントロールしたい人間がいるのです。
    日本の場合、過去の栄光の時代を知っている人間が多くいるために、少しでも社会のレールと呼ばれるものから外れる、あるいは外れた行動をすると叩かれます。
    それらはドリームキラーと呼ばれたり、「多数派」と呼ばれる存在によって外れることに対して圧倒的な恐怖感を植え付けます。

    人種問題はあるにしても、自国の人間が幸せじゃないのによその人間にまで配慮をしてやれるほど余裕がない、というのもまた事実なのではないでしょうか。
    自国の人間が仕事もない、金もないのに仲良くしろというのは苦しいのです。
    変に自己犠牲を発動させる、それを強いるのも間違っているのですが、本来は隣人も愛することが正しいもののそれらはまずは自分が豊かでないのに出来るわけがない。

    日本の自殺率の高さは政府によって偽装されていますが、実際は変死を含めればほぼ自殺です。自殺率は下がっていると言われても、変死が増加しているのは遺書も何もないと変死にされるためです。
    生活保護は法律であるにも関わらず、窓口で受給させないために断る輩が存在するからです。
    本来はこれは違法であり、違法であると言ってやれば黙る案件でもあるのですが、やっぱり日本人は多数派の意見で見栄と恥が混在することでそこまで行き着くこともなく命を絶ってしまう、あるいは絶望して行動が出来なくなることや、社会との繋がりがゼロになることで動けなくなるのかもしれません。

    日本人の気質もあるのかもしれませんが、CCが言っているように自分にダメな時期があっても、それが悪いとは思わないという風に考えることができるのと、周りもとやかく言わない、否定しないが大事なんじゃないでしょうか。
    日本人の場合はとにかく安定というレールがあれば、そこを外れることに大きく否定してきます。
    そして「成功」という名目がないことに対しても否定をすかさず入れ、先の保証がないと反対されるのです。
    その上で失敗すれば、「だからお前はダメだ」と否定し、受けた本人も塞ぎ込むか壊れるかするのでしょう。
    「必ず今よりよくすることが出来る」という一文も入っていれば少しは心の在り方も変わってくるのですが、日本では否定すること、現状維持、安定が大好きなのでこれらも影響する要因かもしれません。

    ただ、こればかりは環境もあるのと本人次第なところもあって難しいと思います。
    人生に失望し、親に対して「俺の人生どうしてくれたんだ!」とぶち当たっても何も変わることもなく、かといって親が大きな心で見守っていても子供が何かを変えようともしなかった場合においては変化もしないからです。

    「マインドは自由であること」は真理だと思います。
    心に従わないで幸せになれるでしょうか。自分は無理だと思います。

  6. 花咲ねえさん様
    お久しぶりです。
    ここ数日、
    花咲ねえさんが
    現れないかしらと待ってました。

    先日は大変失礼しました。
    言いにくいことを言ってくれたのに
    申し訳ありませんでした。
    またねえさんに会えて嬉しいです。

  7. 花さかねえさん

    dtrさんに嫌われちゃったかしら?!と思っていたんですが、
    現れてみてよかったです。
    あのときは勢い任せでデトックスなコメントしてしまい、ほんとにすみませんでした。
    dtr さんお元気そうで何よりです、こちらもいろいろとパワーアップ(回復かも)しました。まだ阪急電車乗るのを夢みています(笑)

  8. 花姉さま

    あれから少しずつ、本当に間隔もとびとびなんですが、ホロスコープを読めるようになりたいなって思ったので、色々見たり見なかったりしてます。

    私にとってホロスコープって「目に見えるスピリチュアル」でとても感動しました。

    とはいえそれに集中ばかりはできず、ほんとに合間を見つけて、プラス気持ちがノッた時の勉強なんですが、例えば10年後とか、そのぐらいのスパンで考えて、ホロスコープが理解できるようになれていればなって思ってます。

    ありがとうございました。

    色々と、申し訳ありませんでした。

    お元気そうで、とても安心しました。

  9. 花さかねえさん

    natsuki さんもお元気そうで嬉しいです。
    私も気分が乗ってて余裕あるときじゃないと占星術の勉強できなくて、
    なかなか進まないんです。
    占い師→占ってもらう人
    っていうよりは、
    こたつ囲んで美味しいもの食べながら(例えばホロスコープ広げて)みんなでオタクな話をわいわい語り合うのが好きなんだなと気が付きました。
    私にとって占いもスピリチュアルもその為のツールにすぎないのかもしか(笑)

  10. 花姉さま

    お返事ありがとうございます。
    実はめちゃくちゃ緊張してました…。

    ホロスコープって自分の疑問点に対してのピンポイントの答えを探すのが大変だなって思いました。ネットにしろ本にしろ…。

    だからこそ花姉さまは、きっとトピ立てしたのになぁ…って、ずっと思ってました。

    こんな風に言っていいかわかりませんが、お話しさせてもらえて嬉しかったです。

    私も、ホロスコープやスピリチュアルは、ツールの1つだって思います。

  11. 花さかねえさん

    こちらこそ話し掛けてくれてありがとうございます。
    ピンポイントの疑問の答えはあるようで無い気もしていて、不毛に感じる時もあります。
    (ライフパーパスみたいな壮大すぎるテーマとか)
    でも最近、現実的活用の仕方を学んだのでそれはそれで役立つな~と思っています(どうやったらより部屋が落ち着くかとか)

    長くなるとあれなんで、ここらへんで(笑)

  12. 花咲ねえさん様

    最近は阪急電車に
    どでかいオスカルのプリントがあったりして
    電車ネタでも
    心の中で話しかけてました。

  13. 茶化してる訳ではありません。
    フィリップKディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」みたいなタイトルで目を引きました^ ^

  14. 私はどちらかというとメタさんの旦那さんよりの考えかな(・∀・)

    その反面、私の血の通わない面かもしれませんが、
    今の人生や経験を自分で「選んで」生まれて来ているなら、どのような状況も、「自業自得」「自己責任」として受け入れるしかないのかな?とも思います。

    でも、辛く苦しい「経験」をしたくて生まれたとしても、
    その経験にただ従うか・その辛さや苦しみを打破しようとするか、それは「今」の自分が選べることですよね(^ー^)

    時々、突飛な夢を思いながら「私、こんなバカなこと考えてる」とか、
    自分の想像力を制限しようとする自分がいたりしますが、
    自分の頭の中で考えることくらい、制限ナシで自由にしたいですね✨

    夢を見ること・夢の力は、やっぱり次のステップに進むための原動力になると思います(ΦωΦ)♪

  15. 最近、是枝監督の「万引き家族」を観たのですが、
    日本の社会の歪みみたいなものが上手に描かれていて、面白かったし考えさせられました。
    私たちがワンネスであるならば、自分以外の存在や環境や社会からの影響も受けて相互でこの「私の世界」が出来上がっているので、貧困問題やらなんやらは社会のせいでもあるし自分のせいでもあって、どちらか一方の責任とかなんとか
    って話ではないと思います。
    ただ自分が変化することで自分の取り巻く状況も社会も国も地球も宇宙もどんどん変わっていくので、なんでもかんでも社会のせい他人のせいにしてしまうよりも自己責任というふうに受けとめるほうが目覚めが早い気はします。
    自己責任って言葉はきついけれど、
    責任って、「責任をとる」のではなく「責任を持つ」っていうことなんだと思います。「責任を持つ」って、つまりは自分(の生命とか人生)を他人まかせにしない=自分を大切にする=自分を愛する。っていうことだから。

    ホント楽天的っていうのは大切ですね。
    「ピンチはチャンス!」って思えるようになるだけでも
    人生で起きる深刻さや悲惨さは軽減されると思います。

    それにしても、日本ってそんなに閉塞感あるでしょうか?
    私からみた日本は、ここ3〜4年はどんどん目覚めてきている人が多いな。という感じで急速に閉塞感が薄くなってきた!という印象です。
    仕事で出会う若い人達も新しい考え方と夢を持っていてキラキラしているし、テレビなどで観ていても、地方の自治体や個人のコミュニティづくりや取り組みも進んできていて自由で素敵な世界になってきていると感じています。
    きっと人によってどんな目線で観るか、何に焦点をあてているかによって、見えている世界、印象も違うのでしょうかね。

  16. 夢。
    メタさん、ありがとうございます。
    こちらを読んでから、ほぼ日の糸井さんと池谷さんとの脳についての対談がふと目にとまり、読みまして。とても深く、より深く。何がかは表現しきれませんが、深い感覚を抱く一日の締めくくりとなりました。
    いま、その余韻とともに、いろいろと探りながら日常を過ごしています。

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