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あなたにダメ出しする内面の批評家と仲直りする

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常にダメ出ししてくる辛口批評家が、自分の中にいますよね。あの子たちと仲直りしましょう。


内面の批評家

内面の批評家とは、あなたの中に住んでいて、何かにつけてあなたにダメ出ししてくる存在です。彼らはあなたの自尊心を痛めつけ、不十分であるという気持ちを植え付けます。誰の中にも辛口批評家がいて、彼らは大変頑固です。こっちの気持ちなんて、全く考慮しません。

そんな内面の批評家には、以下の7タイプがいると言われます。

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1.完全主義者

この批評家は、何事も完全完璧でないと気が済まないタイプです。あなたの行動やふるまいに対して、すさまじく高いスタンダードを突きつけますから、時々あなたは自分から何かをするのが怖く感じますし、やればやったで、彼らが満足する結果を出すまでダメ出しされ続けることになります。

2.ダイエット鬼コーチ

この批評家は、あなたの食欲や性欲をコントロールしようとします。常に見張っていないと、あなたが食欲や性欲に負けた、だらしない怠け者になってしまうことを恐れています。

3.ブラック雇用主

この批評家は、彼らの思う”社会的な成功”をあなたに実現させるため、あなたをこき使います。ついつい働き過ぎてしまったり、ワーカホリックの傾向がある人は、内面のブラック雇用主に気を付けましょう。

4.出る杭を打つ大工職人

この批評家は、あなたの実力を実際よりも低く評価し、失敗の危険を常に力説します。あなたは価値も実力もない存在だと吹き込み、大きなチャレンジを回避させます。出る杭は、残さず叩き打ちます。

5.デストロイヤー

この批評家は、特に大きな理由もないのに、もはや前提のようにあなたを否定します。あなたが存在することすらも、こてんぱんに否定しまくります。困ったやつですね。一体、何なんでしょうか。

6.喪黒福造

この批評家は、あなたが過去にしてきたことが、いかに悪いことだったかを繰り返し説明したがります。あなたに深い罪悪感を植え付け、決して許してくれません。ドーン。

7.モラリスト

この批評家は、あなたが社会の規範に沿い、彼らが考える”常識”から外れないように常にチェックし、あなたを型にはめようとします。その型が、あなたに合わないものであることはお構いなしで、型に合わないことで、あなたを責めます。

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内面の批評家と仲直りする

内面の批評家たちは無駄に働き者ですから、彼らの勤勉さによって、あなたが被る痛みは図り知れません。けれども彼らは決して悪い子たちなのではなく、彼らなりの独自のやり方で、あなたを痛みから守ろうとしてくれているのです。彼らは、あなたが失敗したり、人から批判されることを、とても恐れている心配屋さんなんですね。

自分の中に、どんなタイプの批評家がいて、彼らがあなたのために何を守ろうとしてくれているのか探ってみましょう。

批評家を見つけ出したら、あなたはもう十分力を備えたから、これ以上、心配する必要はないと教えてあげましょう。そして、あなたは自分で考えて、自分の道を進むことにしたから、批評家たちが見張っててくれなくても自分の足で歩いて行けるし、それで大丈夫なんだと伝えましょう。

安心させてあげると、彼らはすっかり大人しくなります。

The Seven Types of Inner Critics by Jay Earley, PhD in SelfGrowth.com


こうしてみると、変わった子ばっかりで、面白いですね。こんな子たちが、付きっ切りで、ああでもない、こうでもない言ってくるわけですから、ちょっと笑えます。

さすがに自分の中に喪黒さんがいると思うといやですから、荷物をまとめてセールスの旅に行ってもらいましょう。ごめんね喪黒さん。でももう帰ってこなくていいよ。