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聖なる木 あなたの知らないパロサントの6つの事実と効果

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パロサントとは

パロサントは、メキシコ、グアテマラ、コスタリカ、ペルーなど、中南米沿岸に現生する野生樹です。フランキンセンスやミルラと同じカンラン科であり、サンダルウッドのように甘い香りがします。

パロサントの木
パロサントの木 via Wikipedia

そのスピリチュアルな効力は名高く、古くはインカ時代からシャーマンたちに愛され、さまざまな儀式や民間療法に取り入れられています。

パロサントには、その粉末を固形にしたインセンスや、エッセンシャルオイルもありますが、一般的な使い方としては小さな木片をスマッジスティックにするのが好まれています。パロサントのスマッジスティックも、セージ同様、毎日の生活におけるリフレッシュやリラックスのために気軽に利用出来ますが、パロサントならではのユニークな効能や特徴があります。

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あなたの知らないパロサントの6つの事実

1.「聖なる木」「聖者の木」

パロサントは、スペイン語で「聖なる木」「聖者の木」を意味します。中南米原産にも関わらず、スペイン語の名前で知られているのは、スペイン人宣教師がその浄化の効能に引かれ、広めたからだと言われています。学名であるbursera graveolensは、「オイルの入った袋」を意味し、アロマテラピーの精油としてもポピュラーです。

2.シャーマンに愛されたツリースピリット

西洋世界に伝わる前、パロサントはシャーマンによって浄化やヒーリングの儀式に使われてきました。シャーマンの伝統では、そのような”薬効”を特定の植物が持つのは、植物自体の成分ではなく、植物に宿るスピリットの行いだとされています。ですから、ほんの小さな木片を燃やすだけでも、浄化やヒーリングに効果を発揮するのです。

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パロサントを使った手作りスマッジスティック via Pinterest

3.ポジティブなエネルギーを引き寄せる

他のスマッジスティックやインセンスのほとんどが、一般的にネガティブなエネルギー浄化の効能しか持ちませんが、パロサントは浄化の効能があるのと同時に、ポジティブなエネルギーをも引き寄せると言われています。木の中に聖なるオイルが含まれているためとされます。

4.陽エネルギーが強い?

パロサントは、雄株と雌株が分かれている雌雄異体であり、1本の雄株が、8本の雌株を持つと言われます。これは寿命の長さの違いにも関係しており、雌株の寿命が40~50年ほどなのに対して、雄株の寿命は200年にも及ぶのです。パロサントがネガティブなエネルギーを浄化するだけでなく、ポジティブなエネルギーも引き寄せると言われるのは、その陽エネルギーの強さにも由来しています。

5.パロサントの木を切り倒すことはできない

アマゾンの熱帯雨林では、パロサントの木を切り倒すことは禁じられているそうです。自然に倒壊した木を使って、インセンススティックや精油を作ります。これはスピリチュアル的な意味もありますが、倒れてから数年たたないと、香りの成分が育たないのだそうです。そのような自然な生命のサイクルに敬意を払ってはじめて、パロサントのスピリットは私たちを助けてくれると言われます。

https://www.youtube.com/watch?v=mmEAqdF6WFs

パロサントは、このような工場で手作りされています。

6.エネルギーの浄化を助け、スピリットとのつながりを深める

パロサントには、ネガティブなエネルギーを浄化し、ポジティブなエネルギーを引き寄せる力があると言われています。それにより、プロテクションやヒーリング、グラウンディング、バイブレーションの上昇などの効果ももたらします。スピリットとのつながりを深めるため、クリエイティビティやインスピレーションの向上にも役立ちます。また、クリスタルや部屋の浄化にも適しています。

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パロサントステックの使い方

パロサントスティックの使い方は、とてもシンプルです。木片に火をつけたら、20~30秒ほどそのままにして、火を消します。煙と香りが上ってきますので、浄化したい場所にその煙を行き渡らせるようにしてください。あなたの心を静かに保ち、体に生じる感覚によく注意を払いましょう。周りの空気が軽くなったり、浄化が済んだと感じたら、実際に浄化が完了したサインとなります。

パロサント
パロサント

ただの木片のくせに結構お高いんですけど、だいたいこんな感じの値段が相場みたいですね。

お香もあります。

松栄堂でも出してます。気になりますね。


職場では、仕事を始める前に毎朝チャンティングをします。その際に、ブラジル人上司おすすめのパロサントを焚くのですが、これはセージとは全然違うぞと感じたので、調べてみました。私がたき火好きなせいもあるんでしょうけどね。ぜひお試しください。

「聖なる木 あなたの知らないパロサントの6つの事実と効果」への19件のフィードバック

  1. フーフーフー

    メタさん、こんにちは(^^)

    私もホワイトセージが苦手なので、パロサント派です。
    焚かずに鼻にくっつけてスーハーしてます(笑)

  2. パロサント、初めて名前を聞きました。
    木はいいですねー。
    いい香り大好きなので試してみたいです。

  3. パロサントのことは初めて聞いたんですけど、香り繋がりで…
    そろそろ大好きな金木犀の季節だなぁと思って。
    好きな香りって、色んな感情をなんとなく漂わせてくれていいですよね(^^)

  4. 鼻が敏感なのか、香りのもの全般気になってます。
    玄関ではホワイトセージをよく使ってますが、パロサントは知りませんでした。ちょっと気になりますね^ ^
    香木としては、ちょっとジャンルは違うと思いますがレモンヴァーベナが好きです。純粋に香りが好きなんですよね。

    メタさんの紹介してくれた最初の商品は、現在品切れのようです。
    買うならやっぱり木片がいいと思ったので、ちょっと残念です(^^;;
    でも、ご紹介してくださりありがとうございました❤︎

  5. ⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚

    メタさん、いつも、たくさんのことを教え下さってありがとうございます。

    私はうっかりさんで火を使うのが恐いので、御守りに、パロサントのブレスレットを買って、いつも身に着けていようかなと考えています。

    ⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚⋈*。゚

  6. natsukiさん、こんばんは~☆
    私も金木犀大好きです。
    死んだらお墓の代わりに金木犀を植えてほしいくらい。(でも海に散骨派(^^;)
    子供の頃から大好きだけど、家にあったことはないので、いつか育ててみたいです。
    (盆栽みたいにできないかなぁ…)

  7. パロサント✨
    いろんな国の方と出逢うということは、その方の国のいろんなモノとの出逢いもあって、一粒で二度おいしい感じですね(o´∀`)b

    ちょうどサンダルウッドの精油を注文したところなので、パロサントをイメージしながらクンクンしてみます(笑)

    私もウッドノート好きです\(^o^)/
    甘い香りはどちらかと言うと苦手だけど、最近めっきり涼しくなったせいかカシアの香りにグッと来たり、サンダルウッドが気になったりしてます(^ー^)
    そして「ただの木片のくせに」と言い放つメタさんの毒が好きです(笑)

    記事とは関係ないのですが『今までのパターン』からちょっとずつでも抜け出すべく、昨日から小さく『新しいこと』を始めました✨

    そしたら、昨日は新月だったようですね(ΦωΦ)
    全然月齢は気にしていなかったのですが、始まるべくして始まったこと・と、宇宙からお墨付きをいただいたような、
    自分の進むべきところにちゃんと進んでいるよ、ってサインのようで、なんかしみじみしてます(笑)

    メタさんの「ちゃんとやってますから大丈夫ですよ」を実感した感じですヾ(o´∀`o)ノ 感謝です❤

  8. 「涼しくなったな~」と思うと、どこからともなく金木犀が香ってきたりして、季節の移り変わりを実感する香りですね(^ー^)

    山田詠美さんの小説で『歯が痛くなるほど甘い香り』と金木犀の香りを表現されている場面があるんですが、
    確かに、金木犀で歯が痛くなるなら、ちょっと幸せな痛みかも(・∀・) なんてね✨

  9. メタさん、みなさん、こんばんは~☆
    パロサント、初めて知りました。(チャンティングも)
    セージとは全然ちがうのが気になります。
    好きな匂いだったらいいなぁ、買って試してみたいです。

    シャーマンの話がちょっと出て、ちょうどナスDの特番でもシャーマンの話が出たので書きたくなりました。(観た方いらっしゃるかな?ネタバレかもしれないので読みたくない人はスルーしてください。)

    アマゾンの部族では文明の波がすごいスピードで押し寄せてきて、どんどんシャーマン付きのホステルが増えてるらしくて、違法ドラッグの植物を育てて、いかがわしい儀式をやってお金を取るというのが悲しいです。
    アフリカでも自称シャーマンが儀式をやってお金を取るのをイッテQとかで観て笑ってましたが、なんか笑えないレベルにまでいってしまった気がします。

    歴史は繰り返されると言いますが、このまま行くとどうなるか勉強してる先進国が、悲しい過去を繰り返さないように導いてあげられないのかなとも思います。
    自称シャーマン付きのホステル(違法ドラッグ込み)より、泥染めの布を活かしたほうが長い目で見ればはるかに明るい未来が待ってると思うけどな…

    と同時に、先進国と言われる国でも自称ヒーラーがお金を取って儀式やって…
    私達の周りも似たような状況だな、とも思いました。
    本物と自称の区別もだんだん難しくなってるようだし、ヒーラー本人も良かれと思ってしてたら、ネガティブなカルマを増やしてたり、何がほんとに良いことかよく考えないといけないくらい複雑になってますね。
    アマゾンの部族も、結局は自分たちで修正したほうがいいのかもしれないし、先進国が導くのは良かれと思って…と同じことかもしれないし。
    まぁ、この場合は違法ドラッグ込みだからやっぱり止めたほうがいいけど。

    今はカオスの世の中で、いろんなものがごちゃ混ぜだけど、常にテスト受けてる気持ちで魂の成長につながる答えを探したいです。もう何度も転生してるしね。そろそろ合格しないとね。

    脱線&長文失礼しましたm(_ _)m

  10. ritamyuさん

    私も思ってました!プランターとかでコンパクトには出来ないのかなって☆
    あと、海に散骨希望も一緒で(笑)

    金木犀植えるってすごく素敵です!!
    毎年香りと一緒に色んなことを毎年思い出したりするんですね、きっと♪
    ナイスアイデアです\(^o^)/

  11. Preludeさん

    あんなに皆に愛される香りも無い様な気が、個人的にはしてます(^^)
    花も可愛いし、字も可愛いし♪
    花言葉も「謙虚」「気高い人」で素敵で♡
    ロキソニン飲んででも近づきたいです(笑)

  12. パロサント、スマッジングはしたことないです。
    クンクンしたらそれだけで甘い顔りするから満足してました〜。
    お風呂はアロマバス!ってしてるんですが、ソルトと精油を合わせるのに、私もウッドノートばかり使っちゃいます。
    最近のお気に入りは、ブラックスプルースです(^-^)。

  13. mamisoさん
    初めまして☆

    パロサント、以前メタさんがオススメしてた青山のブッククラブ回さんのオンラインストアでちょうど買えますよ(b’3`*)

    前にそこでフラワーエッセンス買ってみて良かったので、また買いに行こうと思ったのですが青山行くの面倒くさくて(笑)それでさっきオンラインストア覗いてみたらちょうどパロサントがあってラッキー☆
    manisoさんも良かったら覗いてみて下さいね(*^^*)

  14. こんばんは、パロサントというものがあるんですね(^o^)
    どんな香りがするんでしょう

    個人的には沈丁花の香りに癒やされます。
    沈丁花は鉢植えで2,3年前から育てています。
    自分のは冬から花が咲き始め、匂い立ちます。
    その子は私の植え方が雑過ぎたのか
    置いてあった場所から強風に煽られて何度も階段を転げ落ちていますが、生きてくれています。
    好きすぎて毎日の水やりは欠かせません。

    沈丁花も日本にあるものはほとんど雄株だけのようで、時が来たら枯れるらしいです。。

    ちなみにもう転げ落ちない場所に置いています。

  15. Freeさん

    沈丁花、調べたら、ご近所さんに咲いた時に以前からいい香りで好きだなって思っていた花でした!

    沈丁花っていうんですね。花の色も好きです。
    何とも言えない薄ピンク色で。
    子供達にも名前を教えてあげられます。
    大人になって自分の子供にも「これ沈丁花っていうんだよ」って教えてあげてたら嬉しいなぁ。

    教えていただきありがとうございました(^^)

  16. natsukiさん、こちらこそ有難うございます!
    沈丁花って芳しい香りですよね(*^^*)

    ご近所さんのお家で咲くなら毎年密かなお楽しみになって楽しそうですね(^^♪

    気持ちが晴れない日でも沈丁花が香っていたら、一気にほっこりしますね。(*´∀`)

  17. Freeさんのお陰で、毎年の楽しみになりました♪
    「この花、沈丁花っていうんだぜ」って密かに心の中でしたり顔します(^^)
    私も知ってるんだぜって(笑)

    こういう日常の中の楽しみを教えてもらえるのって、嬉しいです。
    ありがとうございます♪

  18. Tanakaさん

    わぁ、ご親切にありがとうございます♡

    うちから青山までは遠いので(^^;;、オンライン覗いてみます♪

    感謝感激雨霰です(古っ)

  19. パロサント、知りませんでした。学名載せてくださったので助かりました。「ブルセラ」ですね?!(カタカナだとなんだかな…)
    幹が肥大して徳利状や壺型になったものを盆栽風に仕立てるのが人気のようです。アメリカではsucculent bonsai というそうです。パロサントになる種類かどうかはわかりませんが、鉢物なら日本でも手にいれられそうです。
    My 植物図鑑に追記しました。ありがとうございます。
    ホワイトセージは庭に植えていて、葉を乾燥させて気が重い時には直接火をつけてたくとスッとします。パロサントも試してみたいですね。

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