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バシャールが語る ”定義を変えると、あなたが変わる”

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本当に、人生なんて定義次第なんですよ。


経験する感情は、定義によって決まる

質問者:毎日の平凡な活動をするのが嫌なんです。

バ:あなたにとって平凡の定義は何ですか。どうしてあなたの活動を、平凡だと定義するのでしょうか。

質: 物理的現実の中に自分を縛り付けることをするたびに、魂が曇ってしまう気がするのです。

バ: でも、あなたがそう感じるのは、あなたがその経験にそう感じるような定義をつけているからですよ。分かりますか。

質: はい。

バ; 本当ですか。

質; いいえ。

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定義は、3次元的あなたの根源的な要素である

バシャール: あなたという存在は、3つの要素から成り立っています。価値観/定義、感情/感覚、思考/行動の3つです。

全ては価値観と定義から始まります。それは自分で意識していることもありますが、無意識で作られている場合もあります。

あなたが望まない現実を経験する唯一の理由は、その現実を望ましくないものと定義しているからです。感情は、その定義に付随するものです。

あなたが自分の現実を退屈だと感じるのは、あなたが自分の現実を「平凡」と定義しているからであり、その「平凡」に、あなたは退屈な感情を持つからです。定義がなければ、それに対するどんな感情も湧いてきません。

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不要な定義の特徴:意味がない/非論理的/そもそも自分の物じゃない

バシャール: 望む自分とつながっていない定義には、3つの特徴があります。持っている意味がなくて、非論理的で、そもそもあなたのものではないということです。両親や友人、学校、社会など、他の誰から来たものです。

あなたのものではない定義は、あなたとバイブレーションが合いません。そんなものにしがみついているのは、意味がありません。誰かによって植え付けられた定義を自分のものだと思って、長い間、しがみついていただけです。

その事実に気付くだけで、その定義を手放せることもあります。まだ気持ちが楽にならないなら、そこにはまだ、別の人の定義が残っています。

あなたを苦しめるものは、あなたに属するものではないのです。あなたが苦しんでいるということは、他の人が作った定義にしがみついていて、それと自分がマッチしないから苦しんでいるのです。

「これは自分の物じゃない!」見つけたら、手放しましょう。その人に返してやればいいのです。人の価値観をずっと抱えて持っているなんて、まるで価値観泥棒みたいなことはしたくないですよね。

※訳注:ここでは非論理的であることについての説明がありませんでしたので、補足します。

簡単に言えば、自分の考える定義以外の可能性を実現している人もいるから、自分の定義が絶対の論理じゃないということです。

たとえば、パートナーが非協力的だということで悩んでいるとします。でも「パートナー」=「協力的」というのは、自分の定義であって、そうじゃない定義でうまく行っている人もいます。

ただし、本人は、自分の定義を補強する例しか目に入らず、超論理的としか思えないのがトラップです。

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定義を変える

不要な定義は、想像力を使って、いかなるようにも変えることが出来ます。限定的な感情を感じてしまう状況にある時に、こう聞きましょう。「今、自分がこんな気持ちになっていうのは、どうしてだろう?」、「この状況に対して、自分が信じているのは、どういう定義だろう?」と。

もし答えに気付いたら、あなたは自分を縛っている価値観にも気付きます。思考やインスピレーションとして来るかも知れませんし、夢やシンクロニシティとして来るかも知れません。けれどもあなたが答えを探し出したいと思い、そして、見つけることを恐れないなら、定義は見つかるでしょう。

Bashar – About beliefs and definitions

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解説

人生に不満を持ったり、ストレスを感じている場合、だいたい3つのパターンがあって

  1. 自分の置かれた境遇は、他人/社会のせいだと考え、相手を責めている、もしくは相手が変わることを望んでいる
  2. 自分の置かれた境遇は、自分の心の狭さのせい/自分が悪いと考え、自分を責めている
  3. 状況を変えられないのは、お金がない/チャンスがない/家庭の事情/健康問題のせいと考え、変えられない状況で我慢をしている

このどれかのように思います。

これらを一発で解消する方法は、自分がこだわっている定義を捨て、今の自分に出来ることから行動するです。

ここで言う定義とは、別の文脈では、古い価値観や思い込み、カルマ、心の傷、マインドブロックなどと呼ばれます。あなたの苦しみの元を作る考え方です。

バシャールの言うように、価値観/定義は、肉体の私たちの存在を作る三要素のうちのひとつです。ポジティブであれ、ネガティブであれ、その定義を書き換えると、まるで自分自身もなくなると感じてしまうくらい深いものです。

たとえば、幸せになれないのは、幸せの定義が間違っているからだと言われても、そんなの誰にとっても子どものころから育ててきた大切な感情ですから、すぐに変えるなんて出来ません。

でも、あなたが苦しんでしまうなら、苦しみの元になる定義なんてない方がいいのです。

定義を変えればいいのは分るけど、そんなに簡単じゃないよねって言う話をよく聞きます。確かに最初は難しいかも知れません。でも人間、苦しいよりは、楽な方がいいですから、苦しい定義を持ってるよりは、定義を書き換えてしまう方が、結果的には全然簡単なんです。

とは言え、こういうワークは繰り返しやるもので、「わかっちゃいるけど出来ない」は、「まるでわかってない」より、全然アドバンスコースです。アウェイクニングもアセンションも、慌ててやるようなものではないので、のんびり行きましょう。