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ミッションを知りたかった話

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世の中には、本当にいろんなミッションの人がいて、変なミッションの人もいるという話です。

ミッションを知りたくなったのは

私が自分のミッションを知りたいと思うようになったのは、もう何年も前のことです。単なる好奇心もありましたが、当時の私は、アウェイクニングの初期によくあるように、現実の自分と、新しく育ちつつある自分のギャップに悩んでいて、自分が何をしたらいいのか、よく分からなくなっていました。

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最初のミッション: 勉強

前にもどこかで書きましたが、私が最初にリーディングを受けた時に言われたのは、こんなことでした。

「あなたは今日から、自分の勉強したいことを、出来るだけ多く勉強してください。やりたいこと、行きたい場所があったら、全部実行してください。いろいろな経験を通じて神様の愛を知るのが、あなたの魂の目的です」

そう聞くと、一見よさげに思うかも知れませんが、何をしたらいいのか具体的に教えてほしかったので、期待とは全然違う答えに戸惑いました。もっとこう、「人々を癒すことです」とか、「世界を救うことです」みたいな、ミッションぽいミッションがよかったからです。

確かに勉強は嫌いじゃなかったのですが、でも勉強しませんでした。やりたくなかったんです。ミッション失敗。

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2番目のミッション: 掃除機

それからしばらくして、また別の人にリーディングしてもらいました。その時の答えは、こうでした。

「宇宙のエネルギーをダウンロードする人は多いですが、あなたは逆で、地球の低いエネルギーを宇宙に送る掃除機の役割をしています。これからあなたは出来るだけエネルギーの悪い場所に行って、宇宙にお願いして、あなたを通じて悪いエネルギーを吸い取ってもらうようにしてください」

これも、今なら「へー」で終わりですけど、当時は全然嬉しくありませんでした。宇宙のエネルギーをダウンロードする役の方が格好いいと思っていましたし、エネルギーの悪い場所なんか、わざわざ行きたくないですからね。

でも後から考えてみると、私、割とスラムっちゃってる場所とか、みんなが嫌う歌舞伎町みたいな繁華街とか、全然嫌いじゃなくて、むしろ愛してるんですよ。汚いから掃除するわよ~とは全く思わないですけど、愛してるってことが、ある意味、掃除なのかなと思いました。

さらによく考えてみたら、私、電車やバスに乗った時に、かなりの高確率で隣の人がスーッとおならをするんですよ。関係ないのかも知れないですが、それ以来、おならをされたら、宇宙のことを考えるようにしています。

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3番目のミッション: 教えること

次にまた別のところで言われたのは、「教えること」でした。当時、私は学校の先生だったので、そうかも知れないと納得は出来ましたが、だからと言って嬉しくはなかったです。「もうやってるっちゅーの」と、だっちゅーのの人のように思いました。今思えば、私は自分に何を期待していたんだろうと思います。

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4番目のミッション: パイプ

こうして見ると、意外に自分のミッションは一貫してるような気がしてきました。次に聞いたのは、パイプです。

「あなたは以前、太陽に転生していて、そこで何万人もの仲間と一緒に、ただ太陽の白いエネルギーを感じていることが大好きだったようです。今世でも、あなたのスピリットはエネルギーが大好きで、それを体に通して、パイプのように暮らすのが好きです」

これは、そうかも知れないと思いました。確かに好きだからです。でも「どうも、パイプです!」と言って職業になるようなものではないので、だから何だよとは思いました。

つまりミッションは職業は全然関係ないんだと、後になって気付きました。また、何らかの形で既にやっていることや、自分の好きなことの中に含まれています。

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5番目のミッション: よい一日を過ごすこと

そして、そうこうするうちに、やっとミッションに興味がなくなり、日々、平々凡々と暮らすようになりました。

私にとってスピリチュアルとは、自分に特別な価値を見出す足し算ではなく、自分のままで何も問題なかったと気付く引き算なのだと思います。

あえて言えば、寝る前に「今日も楽しい一日だったな」と思える毎日を過ごすことが、今の私のミッションです。


あと総括として、リーディングは何回か受けると、より立体的に自分のミッションが分ります。立体的に見えて来るのは、最終的にはただの自分なんですけど、でも面白いです。