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エリック君が語る ”恐れの本質と扱い方”

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※チャンネリング・エリックは、亡くなった20歳の青年エリックがアストラル界からお送りするスピリチュアル学習番組です。

登場人物

  • 母: エリックのお母さん。この番組のMC。
  • エリック: アストラル界の住人。
  • シンディ: スピリットと話す霊媒

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恐れはどこから来ているの?

母: 恐れはどこから来て、そのエネルギーはどうやって作らるの?

エリック: 恐れはエゴから来るんだよ。魂レベルの話じゃない。人間が恐れを抱くのには、いろんな理由があるよね。自分が不十分であることへの恐れとか、何かを上手に出来ないことへの恐れとか。恐れはエゴを膨らませ、エゴは恐れを膨らませる。それはぐるぐる回ってループになる。恐れっていうのは、スピリットとのつながりが切れた状態で、でも完全に切れてるとかじゃないよ。他の感情と比べて相対的に見たら、切れてるって感じ。

母: うん。

エリック: 恐れって言うのは、環境を通じて作り出されるものなんだ。どんな人でも、何かしらの恐れはあるよ。それは、ある状況や問題に関して、愛につながってない時に起きる。スピリットとのつながりが切れた状態って言うのは、言い換えれば、相対的に見て、愛や光が少ない状態ってこと。それは二元論的価値観で、人間の経験においては、とても重要なことなんだ。恐れを克服したとき、僕らは愛を発見する。僕らのスピリチュアルな神聖さを発見するんだ。そして恐れのサイクルを通じ、何度も恐れを乗り越え、何度も愛を発見するってことが、悟りへの道ってことじゃないの?

母: 恐れのレイヤーをめくってみると、その下には愛とスピリットとのつながりがあるってこと?

エリック: うん。そして人間的には、何らかの恐れを潜り抜けないと、スピリットとのつながりを見つけられないってこともあるんだ。でも恐れをめくってみれば、なんてことはない、そこには愛があるのさ。

母: コントラストを通じて愛を発見するためのステップってことでしょ。でも二元論て、本当に嫌。

エリック: そうだよね。人生がクソまみれみたいに感じるもんね。でも恐れは、本当にパワフルなツールなんだ。

母: 恐れの下に愛が見えやすくなるような、特殊な眼鏡でもあればいいのにね。

エリック: (笑)

Fear and Greed in Channeling Erik

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自分がコントロールできないことに対する恐れ

シンディ; 多くの人は、自分にコントロールできないことを恐れて時間を過ごすでしょ。そういう人たちに何かアドバイスはあるかしら?

エリック: そもそも、不安とか心配っていうのは、恐れに基づいているよね。まずは、その恐れの部分を手放さなくちゃいけない。恐れはリアルじゃないって知ることだ。同じことに対して、恐れを感じない人もいるからね。僕らの現実は、幻想なんだよ。それは僕らの認識が作り出しているものだからね。君が恐れているだけで、他の人は恐れてないかも知れない。つまり、恐れは自分が作り出してる。もし君が恐れの中に生きているなら、それは自分が頭の中で、愛とサポートのないシナリオを作り上げているってこと。で、そう考えると、結局恐れっていうのは、自分に対する疑いや、自分が不十分だとか、自分が何かに対処できないという思い込みから来てるんだ。そこから一歩下がって、神の愛と宇宙の光の中に、自分をグラウンディングさせてみる。そうすれば全てはOKだし、物理的な世界に負けることなく、君は力強い存在だってことが分るはずだよ。

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差し迫った肉体的な危機への恐れ

シンディ: でも恐れが現実の中に存在していることもあるでしょ。誰かに暴力を振るわれたり、悪意を向けられたり。

エリック: そうだね。肉体的な恐れって言うのは、また別の話で、それは自分の身を守るためにあるんだ。もし明らかに誰かが君を脅かしているなら、速やかにそこから離れる必要がある。でも僕が最初に話していたのは、もっと一般的な恐れであって、差し迫った肉体的な身の危険とかじゃないんだ。毎日何かを恐れて生きている人が沢山いるよね。仕事を失う恐れとか、そういう何かが起きるって。

シンディ; ええ。

エリック: だから、恐れも吟味する必要があるよね。生死の危険が迫っているなら、避難する。そうじゃない恐れの場合は、その感情の底を探ってみるんだ。なぜかって言うと、そういう恐れの場合、自分の中に何か表現すべきものがあることを示すから。

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恐れの根っこを掘り下げて、新しい思考の枠組みを作る

シンディ: その恐れの根っこの原因に気づいたら、次はどうすればいいのかしら?

エリック: 次のステップとしては、意識的な決断をすること。恐れの感情自体は、君の身を守るためのシステムでもあるから、それを教えてくれるマインドやエゴには感謝してね。でも同時に、君は決断を下さなくちゃいけない。「これは、自分が恐れるべきものではない。自分の強さを内側に探せって言うお知らせなんだ」って考える。で、ただ恐れてるだけじゃなくて、自分のマインドの枠組みを変える。たとえば仕事を失いそうなことが怖いんだったら、「自分はベストを尽くしている。僕を辞めさせるんだったら、あいつらがアホだ」とか。でもさ、仕事を失ったところで、何が起きる?それは確かに、君にはコントロールできないことだ。でも君が全力を尽くしたんなら、次に起きるのは、もっとよいチャンスが現れるってことなんだよ。恐れっていう低いバイブレーションに引きずられるより、愛と宇宙のソースとのつながりを保つなら、君が本当に欲しいものを引き寄せるんだよ。

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不安なニュースにどう対処するか

シンディ: ニュースを見てると、時々、今起きていることにストレスが溜まって、怒りを感じることがあるの。不安とか怒りを感じることなく、情報を得るにはどうしたらいいのかしら?

エリック: 大事なのは、情報を個人的に受け取らないこと。執着を手放す練習だ。それって、自分のエネルギーを守るためには、本当にいい練習なんだよ。ニュースを見たら、それをありのままに受け取る。いいとか悪いとか、むかつくとかジャッジしない。自分にとってどんな意味を持つかは、吟味しなくちゃいけないよ。でも感情に囚われることなくね。で、もし何かすごく強い感情を感じるようであれば、どうしてそう思うのか自分に聞く。そうすることで自分自身をもっとよく学ぶことが出来るし、少なくともその方が建設的だ。そうやって考えていくことで、自分が受けるインパクトも少なくて済むし、感情をかき乱されることなく情報を得ることが出来るようになる。

Moving Beyond Fear And Worry in Channeling Erik


恐れも、あんまり怖くなくなりましたね。